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2007年4月

2007年4月29日

月間MVP

  当社では、先日の飲みニュケーションの席で、月間MVP制度を設けることに決まりました。早速この4月分から、 全社員での投票を始めました。これが始まったばかりですが、ものすごく嬉しい結果となりました。大変手間味噌ですが、事実を記載いたします。
 まずは、投票に付随して大変思いやりのあるコメントが非常に多かったことです。第二に、 一見地味とも思われるような仕事の人を評価する声が多かったことです。更には、反省も含めてですが、 他のセクションの仕事に対する理解が足りないことを自らが認識したことです。
 このようなたった一つの取り組みですが、当社は大きく成長したように感じました。会社は何故多くの人間がいるかと言えば、 当然に助け合うためです。自分一人では完結しないからです。しかしながら、ややもするとお互いに批判や足の引っ張りになることがあります。 むしろそのほうが普通かもしれません。そのような意味において、みんなの優しい気持ちが維持される会社であり続けなければならないと、 また教えられました。

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2007年4月28日

農業版「産業再生機構」

 最近当社は、民間での農業版産業再生機構と言われることが多くなりました。大変光栄なことだと思います。一方で、 言うまでもないことですが、産業再生とは決して簡単なことでありません。他の産業では既に再生への取り組みが進んでおり、 経済的に大きな実績をあげています。その結果から、ややもすると、 産業再生とは魔法の杖のように誤解されていることがあるように感じることがあります。
 ある雑誌に、国の機関である「産業再生機構」の元委員長のインタビューが掲載されていました。再生案件とは一つとして同じものは無く、 一つ一つが非常に難しく、失敗事例もたくさんあったということでした。その一方で大変なご苦労の結果、成功事例も積み重ね、 最終的には一定の実績をあげるに至ったということです。またこのような産業再生は民間でやるべきであるとも記載されていました。 僕は真にそのようなものだと認識しています。当社ももがき苦しみながら、数少ない農業再生プレイヤーとして頑張っています。逆に言えば、 一朝一夕に他社が参入できる分野ではありませんので、業界のリーディングカンパニーという誇りを持って引き続きチャレンジを続けます。

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2007年4月27日

信は是れ義の本なり

「信(まこと)は是れ義(ことわり)の本(もと)なり 事毎に信あれ」 これは聖徳太子の十七条憲法に記載されている言葉です。

「誠は道理の根本となるものであるから、人は何事をなすにも誠意を示す努力をせよ」という意味です。
いまから千年以上も前に、このようなことが言われているとは、本当に驚きです。
人間の原理原則が、いつの世も変わらない不変なものであることの証明かもしれません。

営業の途中で、地元の神様である日枝神社さんにお参りをしたら、上記のように掲示されていました。
お参りをしたご褒美に、神様がメッセージをくださったように感じます。

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2007年4月26日

いよいよゴールデンウィーク突入ですね。

 いよいよ今年もゴールデンウィーク突入ですね。当社は、例年通り農作業や出張などで、みんなあちらこちらに点在しています。 一番町店はこの時期周辺が閑散としているため、少しお休みを頂戴します。柏の葉キャンパス駅の六素(ろっそ)は、ほぼフル回転です。今回は 「こだわりのチキンカリー+六素サラダバイキング」をワンコイン(500円)というスペシャルプライスでご提供いたします。 お近くの方はどうぞお立ち寄りください。
 僕個人は、大阪から大分までの間を飛び回ります。終盤はできれば関東に戻って農作業に入りたいと考えています。 最近ほとんど農作業に割く時間がとれないことが唯一寂しいところです。
 GWが明けますと、8日(火)は農業ビジネススクールで、僕の農業経営学講座です。翌9日(水)は一番町店での定例交流会、15日・ 16日は山口での経営戦略会議、17日(木)はまたまた農業ビジネススクールでの講義です。17日(木)は定例の六素での交流会ですが、 初めての欠席をさせていただきます。その合間合間には、また出張やら監査やらといった感じで、お陰様で盛りだくさんです。
 いつも不在で、多くのみなさんにお叱りをいただいておりますが、零細企業の必死な姿勢に免じて、御勘弁いただければ幸いです。

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異業種連携が重要です。

 今日も、議員会館にお邪魔してきました。最近は政治家のみなさんも、新しい農業のあり様に関して大変御熱心に研究されています。 また当社の特徴の一つである、異業種企業とのやりとりも日々活発です。
 当社の戦略は、幅広いネットワークが連携して、新しい付加価値やソリューションを生み出すことです。だからとい言って、 単なる足し算ではいけません。ただ寄せ集まれば良いというものでなく、そのネットワークからシナジーを生み出すプロデュース機能が重要です。 ナチュラルアートの使命は、そのようなプロデュース機能だと認識しています。
 何の業界もそうだと思うのですが、特定の業界に帰属している方々は、どうしても業界内部でのつながりや議論が多くなります。しかし、 僕の考え方は異なります。これだけ世の中が複雑化・細分化されている現代は、あらゆる分野において、 他の分野との連携が重要だと考えています。例えて言えば、農業であろうと金融業であろうと、ITの技術無しに経営を語ることは不可能です。 あらゆる経営にとって、異業種であるITのことを理解することが不可欠です。僕のビジネスには、こうでなくてはいけないとか、 業界はこうだという常識は有りません。決してへそまがりで言っているわけではありません。純粋に今の構造で良いとは思わないからです。 僕はどこに行っても非常識男ですが、最後までこれを貫けば、 必ずナチュラルアーという会社は世間の皆さまからご評価いただけると考えています。誤解されて顰蹙を買うこともたまにありますが。
 

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2007年4月25日

アジアゲートウェイ戦略会議に参加させていただきました。

  昨日は首相官邸にて、アジアゲートウェイ戦略会議に参加させていただきました。根本首相補佐官及び伊藤元重座長のもと、 日本農業の今後の戦略に関する議論がなされました。
 農業業界にはいろんな課題があるかと思いますが、当社は農業も一般他産業同様、市場原理が重要であると考えています。 これまでの農業は市場原理導入と言いながら、一方で補助金や保護行政の議論も強く、議論が混在しているようにしばしば感じます。 僕的に言えば、プロ野球と草野球を同じ土俵で議論しているように感じることがあります。プロ野球も草野球も、 それぞれ大変素晴らしい意義があります。しかしそれらの意義は、内容は大きく異なります。農業にもいろんな側面があります。 当然にそれぞれの側面に応じて、論じられるべきテーマや戦略は異なってくるべきです。
 昨日の資料の中に「起業家精神を持った」農業とう記載がありましたが、これは大変素晴らしく、 またこれまでの農業業界に不足していたものだと思います。当社はこれまで補助金をもらったことはありません。 それでも自分たちなりに努力をして頑張っています。とても大変なことの連続ですが、それでも創意工夫の連続で必死でやっています。 起業家精神とはそのようなことではないでしょうか。起業家精神と言えば、アメリカのシリコンバレーが思い出されます。 シリコンバレーの成功にはいろんな要因があるかと思いますが、僕が特に思うことは、成功モデルがたくさんあるということです。一方で、 日本の農業業界では起業家としての成功モデルが非常に少ないように感じます。百の理屈よりも、一つの成功モデルがあれば、 それを目指す担い手が生まれる可能性は十分にあります。当社もそのような成功モデルの1社になりたいと考えています。

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2007年4月24日

モチベーションの重要性

 人間は気持の動物であることは言うまでもありません。同じ能力の人でも、やる気がある時と無い時とでは、大きく結果が異なります。
 僕は、一般的に厳しい環境下にある農業業界でのお仕事です。楽観的な状況よりは、むしろ悲観的な状況を多く経験しています。 しかしあるカテゴリーの中での環境というのは、ある意味みんなに公平です。特定の人だけに厳しいわけではありません。 もし特定の人に厳しいとすれば、それは本人に原因がある別の理由があるからです。自分だけが不幸であることなど、 ものの道理からあり得ません。もしそのカテゴリーがどうしても不満であれば、そこから立ち去れば良いだけのことです。
 この週末も、ある厳しい環境下にある会社の営業チームと打ち合わせをしていました。 しかし彼らは非常に前向きに頑張るという意思表示をしてくれました。僕はとても嬉しくて、すっかり盛り上がってしまい、 また深夜まで飲みすぎてしまいました。とても単純ですが、そんなことが原点だと思います。
 僕は人間の能力には大差ないと考えています。しかし人間のやる気には、ものすごく開きがあります。 それではそのやる気があるかないかを決めるのは誰でしょうか?それは全て自分が決めることです。例え環境が何であろうとに限らず、 決めるのは自分です。他人が人の心に手を突っ込んでやる気がないようにチューニングしているわけではありません。 僕も日々厳しい壁に多々ぶつかっています。しかしだからと言って、悩んでいる暇などありません。 理由はその壁を乗り越えるしか答えがないからです。失敗するという選択肢は僕には無いからです。勿論結果論は別です。 失敗することも多々あります。
 当社の基本は明るく元気良くしかありません。笑う門には、必ず福がやってきます。

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2007年4月21日

世界的視野を持って。

 昨日は外資系の方々も含めて、ビジネスミーティングをしておりました。日本の農業というと、 とかく極めて狭いドメスティックな議論になりがちです。しかしながら、実際には農業の世界も国際競争の観点が不可欠です。 WTOやEPAなどの関税問題、あるいは海外の低コスト農作物との競争、いろんな側面があります。当社は現段階においては、 国内農業生産者グループとして、海外農作物を迎え討つという立場にあります。しかし今後は海外との輸出入や、海外生産拠点の確保など、 幅広い視野が求められます。徒に海外進出をする考えはありませんが、海外の動向を十分に把握していかなくてはいけないのは間違いありません。 しかしそこまで敏感に感じている農業者はごく僅かです。
 どのようなビジネスにおいても、勝敗を決めるのは「情報」だと思います。これは戦国武将の戦いぶりをはじめとした歴史からも明らかです。 ビジネスは情報戦であるということを再認識しているところです。幅広くタイムリーに情報を収集する能力を身に付け、 かつそこから戦略を立案し、最後にアクションをして結果を生み出す、ここまでがビジネスの流れです。だとすると、 率直に言ってここまで対応をしている国内農業法人は極めて少ないと言わざるをえません。 そこにもナチュラルアートの大いなる存在意義があると考えています。

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2007年4月19日

長期出張より戻りました。

 ブログをしばらくお休みしてすいませんでした。ようやく、昨晩遅く東京に戻りました。今回もいろんなことがありましたが、 最大の懸念事項は、南九州地域での豚の病気の蔓延です。当社は養豚場は有しておりませんが、お世話になっている養豚場がたくさんあります。 みんなが本当に心配しています。
 農業には農業特有のリスクがあると良く言われます。勿論事実です。しかしそれは農業だけではなく、 他の産業も産業特有のリスクを抱えています。大事なことはそのリスクをマネジメントすることです。農業業界には、 リスクマネジメントに対する意識やテクニックがまだ不足しているように感じます。台風や病気が発生したら、 しょうがないといった投げやりな姿勢も散見されます。金融の中でも高度な手法である先物取引は、 農業業界のリスクマネジメント手法として生まれた者ものです。日本の農業者も、 病気や天候などのリスクがこれからも無くなることはありません。大事なことはそのリスクをマネジメントして、科学的経営に移行することです。 農作業主体や過去の慣習依存型の経営では今後は益々厳しくなることは歴史が証明しています。農業全般にいまの環境を見ていると、 この1~2年で急速に大きな再編成になりそうです。その中で勝ち抜く農業者は、科学的経営手法を身につけた農業者に違いありません。

 今晩は、当社直営店「六素」にて交流会です。出張が多く、いろんな方々に不義理ばかりしていて申し訳ありません。 交流会は必ず参加しておりますので、お時間のある方はこの機会にご一緒いただければ嬉しく思います。

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2007年4月13日

また西日本巡業に出ます。

 明日よりまた西日本巡業が始まります。今回は宮崎からのスタートで、その後大分→福岡→山口→東京です。 4~5日東京を離れることになります。今回も生産現場の確認から、戦略会議、東京からのお客様の現地案内、地元金融機関との交渉、 新規案件の調査、等々ものすごく盛りだくさんです。いろんな意味で地方には宝物があります。しかしこのままでは、 多くのものが埋もれてしまうかもしれないという危機的状況でもあります。僕はかつては海外に行くことも多く、 いつかは海外で暮らすのも悪くないかと考えていました。しかし今は全く異なります。この先も日本中を走り続けても、 まだまだ行きたいところがたくさんあるし、やらなくてはいけないこともたくさんあると感じています。
 また同じ場所に行っても飽きを感じません。この大きな要因はやはり食事です。豪華であったり、 値段が高かったりするものを言っているのではありません。土地土地の歴史や文化を背景にした、しかも地元の新鮮なネタの食事は、 甘いとか辛いとか好みの問題は関係なく、無条件に美味しいと感じます。食事が単なる栄養補給ではなく、食事そのものが文化だからです。 東京は世界一のグルメの街と言われていますが、その東京よりも素晴らしいものが地方にはたくさんあります。 東京はお店の数や種類の集積では世界一かもしれませんが、ひとつひとつは地方にはかないません。
 遊びに行くわけではありませんし、タフな内容も多いのですが、でもいつも充実した出張にまた出発です。

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2007年4月12日

漫画家募集

 当社では以前より、漫画を出版するという企画があります。当社には農業や食に関するトリビア的な話がたくさんあります。 また農業業界の常識&非常識など、いろんな意味で世間のみんさんにお伝えしたいと考えています。 ハードカバーの出版のお誘いも何度かいただいたのですが、それでは世間一般へのアッピールは弱いと感じました。 たまたま食の世界の大人気漫画「美味・・・・」の作者ファミリーには以前から大変お世話になっており、 当社の考えを具現化するには漫画が最適ではというアドバイスを頂戴しました。ネタやストーリーはあるのですが、肝心の漫画家がいません。 新人でもどなたでも結構ですので、当社の考えを世間に伝えてくださるような漫画家さんがいましたら、是非お申し出ください。 みなさんに知っていただきたいことが、いっぱいです。

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人材募集のご案内です。

 おはようございます。昨晩は定例の交流会で、またまた大ブレイク状態でした。ご参加いただきました多くの皆さま、 本当にありがとうございました。一昨日は農業ビジネススクールと、連日大きなイベント続きです。春を迎えて気候が良くなると、お店も繁盛し、 また農作業も忙しくなります。ということで、いよいよ本格的に人手不足になってまりました。 これまで少ない人数でやりくりしてきた会社ですが、そろそろもう少し人材補強をしなくてはいけない時期です。 下記のような方々を募集してまいりますので、一緒に夢にチャレンジできる方がいらっしゃいましたら、どうぞお問い合わせください。

①一番町店;販売員、調理、調理補助(アルバイトも可)
②六素;ホールスタッフ、調理、調理補助(アルバイトも可)
③本社管理部門;経理、総務他事務
④本社営業スタッフ;食材販売、農業ファイナンス、農業経営コンサルティング
⑤農場スタッフ;農作業
⑥IT技術者;社内WEB・システム管理、ネットプロモーション
⑦その他

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2007年4月10日

今日の農業ビジネススクール「いずみ農産斎藤社長」です。

 おはようございます。今晩も、農業ビジネススクールの日です。今晩の講師は、山形県庄内地方の、いずみ農産斎藤社長です。 斎藤社長はご自身も米や豚の生産者であるだけではなく、米を中心とした農作物の流通会社もお持ちで、 農業経営者として大変素晴らしい実績を上げている方です。僕が尊敬する方のお一人で、 実は創業の頃から当社株主にもなっていただいているという御縁でもあります。とかく農業は儲からないとか、将来性が無いとか言われますが、 立派に経営されている方もいらっしゃいます。そのような夢と具体的戦略を、ケーススタディを通して学んでいただくことを目的としています。 この農業ビジネススクールはスポット参加もOKです。今後も魅力的な講師陣が続きますので、スポットでも聴講を希望される方は、 どうぞパソナさんいお問い合わせください。
  今日は、朝のTVで山羊座(僕は1月生まれです)が絶好調ということでした。とても気分よく仕事をスタートしました。 でも実は普段は全く占いに興味はありません。都合の良いことだけ認識する我儘さも、ある意味では重要なことでしょうか。

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2007年4月 9日

上杉謙信

 今日は仕事中にパソコンが不具合を起こしたため、止む無くコーヒーブレークをしました。 NHKでたまたま上杉謙信の特集が流れていました。上杉謙信の素晴らしさは言うまでもないことですが、 あらためて人生を教えられたような深い感動を覚えました。
 TVでは謙信の素晴らしさは3点あると紹介されていました。まず第一は、戦国時代にありながら、いかに殺生をせずに反映するかと考え、 商業で経済を活性化させたこと。第二は殺生を避けたからと言って戦が弱いわけではなく、史上最強と言っても良い戦略家であったということ。 第三は私欲を求めず、義理を重視したということだそうです。特に僕にはこの第三番目の生き方に強く共鳴します。だからといって、 もちろん単なるお人好しという意味ではありません。ことを成すにはこの「義」が不可欠だということです
 強敵武田信玄にも、敵ながら困っている姿に塩を贈ったために生まれた「敵に塩を贈る」という格言。 不義理を尽した信長に対して義理を尽くした謙信中心の信長包囲が出来上がり、まさに信長をがけっぷちまで追い詰めたこと。 いずれもテクニックではなく、心を中心に物事が展開されました。最終的には、病に倒れ信長を討つことはなかったわけですが、 その教えは現代にも生きているということで、十分に謙信の生きざまは意義深いものでした。
 ビスマルクの「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉を思い出しました。やはりただ走り回るだけでは、経営になりません。 じっくり腰を据えてものごとを考えることも、忘れてはなりません。

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2007年4月 7日

農業業界は本格的に再編成の波がきています。

 農業業界は、いよいよ本格的な再編成の波がきています。当社には連日、農業再生案件が持ち込まれます。とりわけ最近は、 鶏を中心とした畜産業界が非常に多いようです。エサの高騰や競争環境の悪化など、要因はいろいろありますが、 いずれにしても過去の延長では継続困難という状態になっています。毎日と言っても過言ではないほど、同様の案件が持ち込まれます。しかし、 これを機会に前向きに生まれ変わると考えれば、決して悪い話ではありません。一時のショック療法など、大した問題ではありません。 暗く考えたって仕方がありません。
 日本経済は1985年のプラザ合意によって、急速な円高を迎え、当時は輸出型産業が全てつぶれると言われました。しかし結果は全く逆で、 企業の経営努力により、輸出型産業はますます強い、日本のリーディングインダストリーとなりました。農業業界も決して楽観はできませんが、 万策尽きているわけではありません。厳しいハードルでしょうが、十分に乗り越えていけます。事実成功している農業経営者は全国に多数います。 昨日打ち合わせをした農業業界のリーダーの方も、いよいよビッグチャンスだとおっしゃっていました。ただしそのためには、 相当の努力が必要です。企業の成否は誰の責任でもありません。天候が悪かろうと政治が悪かろうと、 何があろうとも自助努力で乗り越えていくしかありません。いまのような環境にいると、ますますやる気がでてきます。

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2007年4月 6日

動産担保

 ここのところ「動産担保」絡みでのご相談が急増しています。農業者そのものは勿論、 金融機関や動産担保評価機関などからの提携の打診です。
 動産担保とは、これまでの不動産担保とは異なり、従来対象とならなかったものが担保の対象になります。 担保不足に悩む中小企業の発展には非常に重要な方法論だと思います。当社関連で言えば、牛・豚・鶏などを担保にすることがメインです。 まずはこれらの評価です。机上計算の評価ではなく、実際の処分価格としていくらで評価できるかが重要です。また、評価の次には、 実際に換金できることが重要です。当社は全国に多数の積極的な農業者ネットワークを有していますから、 そのようなニーズに対応することが可能です。このような仕事を手掛けていくことは、農業業界と金融業界双方の発展につながるもので、 社会的意義は大きいと考えています。これも当社がいつも言っている、過去の延長の農業ではなく、当社なりの新しい農業会社としての機能です。 そのようなご相談のある方は、ご遠慮なくお問い合わせください。

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自然の摂理

 昨日は、野菜の先生達と会食をしました。その先生からうかがったお話です。
 蜂が飛び交うことによって植物は受粉します。その結果花が咲き、実がなります。植物には蜂が欠かせない存在です。蜂をおびき寄せるために、 花は蜜を持ちます。しかし種類によっては蜜をほとんど持たない花もあります。このような花は黄色になります。蜂が蜜だけではなく、 黄色が好きだからです。実に自然な流れです。自然界にはこのようなサイクルがあり、お互いが補完しあって成立しています。 人間界も全く同じなはずです。人間だけが突出した存在ではなく、あくまでも自然のサイクルの一つに過ぎません。 よって当然に人間だけが独立して生きていけるはずはなく、全て周囲のお陰様で存在しているのです。 ビジネスも同様で自分の独りよがりでなど成立しません。そのように考えると、ある意味気が楽になります。 決して投げやりで言っているのではりません。しかしできもしないことに力むよりは、みんなで助け合うことがいかに重要かと考えています。 当社の財産は、多くの先輩や友達に恵まれていることです。

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2007年4月 5日

ヒューマン インキュベーション インスティテュート

 パソナさんの行う、社会的意義深い事業のご案内をさせていただきます。
竹中平蔵さんを議長とする「ヒューマン インキュベーション インスティテュート」という組織が立ち上がりました。 これは地域活性化や雇用創出につながるアイディアをもった起業家を支援しようというものです。言うまでもなく、事業の成否は人材です。 農業の成否も人材です。
 このような趣旨に合致するアイディアを募集しています。ご興味のある方は、下記URLにアクセスして、是非エントリーしてみてください。

http://www.pasona.co.jp/news/2007/p070216_02.html

農業ビジネススクール開講式です。

 おはようございます。さて今晩は、いよいよ農業ビジネススクールの開校式です。パソナさんの大手町本社においてです。
 当社は「農業業界には農業経営者が不足している」というメッセージを発しつづけてきました。このビジネススクールは、 農業経営者輩出のための具体的なアクションプランです。このビジネススクールから生まれる農業経営者が、 日本農業の地位の向上を促すものであり、我々の仲間が拡大していくことを、大いに楽しみにしています。今日は有名なパソナ南部社長をはじめ、 関係者が集います。スクールの生徒さんは勿論ですが、それ以外の方々でも、ご興味のある方は是非覗いてみてください。勿論僕もおります。
 今日の日中は、お役人の方々と国内農業の方向性に関するディスカッションです。当社の活動が画餅に終わらないよう、 魂のこもったリアルビジネスとなることを念頭に、ディスカッションをしてみたいと思います。

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2007年4月 1日

柏の「六素」もよろしくお願いします。

 いよいよ春が訪れ、当社近隣はお花見客でいっぱいです。東京のお花見名所として、皇居周辺は例年大賑わいです。
 季節の変わり目で、当社直営店「六素」(ろっそ、柏の葉キャンパス駅)も春メニューに切り替えです。 ランチではこだわりのカレー粉に牛乳をブレンドした美味しさと健康を加味した、カレーがスタートです。また、 3月に肉牛事業者との本格提携をしたことを背景に、すき焼き丼やハム類などの、肉料理の充実も図りました。当然、 夜の酒席もしっかりカバーできる内容になっております。
 この六素というお店のネーミングは、六大基礎食品を六大栄養素と読み替え、その最初と最後の文字をとって名づけました。当社の思いは、 食事は美味しく健康であることは当然であり、その前提はバランスが良いということだと考えています。単純に、バランスが良ければ美味しく、 身体にも良いと考えています。例えば、健康のためだからベジタリアンが良いとか、特定の栄養素のあるものに偏よるとか、 肉は食べていけないとか、そのようには考えておりません。(勿論そのような方々を悪いと言っているのではありませんので、誤解のないように。 僕は自己満足が重要だと考えていますので。)僕は食事も人生も楽しくなければ意味がないと考えています。健康のためにと、 窮屈な食生活をすることは、僕の主義には合いません。
 そんなことを具現化するためのお店が「六素」です。手前味噌ですが、悪くないお店です。お近くにお越しの際は、是非お立ち寄りください。 坊主頭の店長大木が、心をこめて対応させていただきます。

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