フォト
2025年3月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »

2007年8月

2007年8月31日

松田マヨネーズさんにお世話になりました。

 昨晩も農業ビジネススクールの授業でした。今回は松田マヨネーズ松田社長に講師をお願いしました。
 松田社長の基本は、自分が好きなことしかやってこなかったということです。これは決していい加減なことではなく、 究極の顧客本位の考え方だと思います。ビジネスの世界では、とかく顧客本位と言いながら、 自分の収益獲得が最大の関心事になっているのが普通だと思います。 しかし松田社長は自分や自分の周辺の方々が喜ぶことだけを徹底して続けてきたそうです。そんな中でも、当然に何度も困難に直面したそうです。 しかしそれを困難とは認識せず、ワクワクしながら乗り越えてきたそうです。これがまさに経営者の生き様だと思います。
 松田マヨネーズさんは、結果として多くの消費者の心を掴むことになりました。収益はあくまでも結果のことで、 収益重視で展開されてきたわけではありません。このような生き様は、言うは易しですが、実践できる人はほとんどいないと思います。
 僕も経営者のはしくれとして、大いに反省すべきお話をうかがいました。

http://www.naturalart.co.jp

 

 

2007年8月30日

お待たせしました。マンガ第二話です。

 みなさん、大変お待たせしました。当社製作のマンガ第2話が、8月中にアップされます。大変多くの方々より「2話はまだか?」 というお問い合わせをいただいておりましたが、通常の定期出版という考え方とは異なりますので、この先も含めてご勘弁ください。 当社にとってのマンガとは、あくまでも媒体の一つというこであり、趣旨は農業の現状や当社の考えたかを、 できるだけわかりやすくお伝えしたいということです。いい加減に考えているわけではありませんが、 決して出版社になりたいというわけでもありません。いずれにしても、このマンガを通して、より多くの仲間が増えていくことを期待しています。 長い目で、よろしくお願いします。

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月29日

地球温暖化のこと

  地球温暖化は、もはや日常の大きな問題になってしまいました。我々の生活に、様々な面で大きな悪影響を及ぼしています。
 昨日のTVで山梨の葡萄農家のことが取り上げられていました。猛暑で夜温が下がらず、その結果葡萄本来の色や糖度ができません。 一般的に野菜や果物は、気温の寒暖差があるところが美味しくなります。秋の紅葉も同様で、寒暖差が大きいところが美しくなります。これは、 日中に生成された糖度が、夜の低温で植物の運動が低下し、糖度の消費にブレーキがかかるためです。今年は、夜温が下がらないため、 日中に作られた糖度が夜に消費され、葡萄の色や味が成熟しません。
 温暖化は農家だけの問題ではありません。世界中のみんなの課題です。当社は、農業生産を通して、少しでも緑を増やし、 少しでも環境改善に貢献したいと考えています。

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月27日

当社関連記念日

  お陰様で、当社には業務都合の記念日が増えてきました。

①毎月28日;にわとりの日 ②毎月29日;肉の日 ③8月31日;野菜の日 ④10月1日;醤油の日

今後これらに応じて、いろんなイベントやキャンペーンを開催していきたいと思います。アイディアやご意見などありましたら、 どんどん教えてください。

http://www.naturalart.co.jp

 

 


 

 

 

2007年8月26日

養豚事業

 いよいよ養豚事業を開始することになりました。これまで牛と鶏の事業は行ってきましたが、これに豚が追加です。僕は個人的に 「猪鹿鳥プロジェクト」と命名し、豚・牛・鶏の3点セット事業を志向していきました。畜産業はこの3種がメインであり、 これらの相場動向などには、相関関係があります。つまりこれらを組み合わせることは、ポートフォリオの考え方に基づくものであり、 リスク分散の一環です。日本では、何事も縦割りで純血を好む傾向がありますが、僕はそのようには考えておりません。 これも農業業界においては非常識ですが、当社にとっては極めて重要な戦略です。
 因みに、僕は小学生のころまでは、親戚の中ではギャンブラーで、おじさん相手に花札などでよく戦っていました。 ギャンブラーはそのころで卒業し、今は全く興味がありません。あえて言えば、今は生き方そのものがギャンブルかもしれませんが。

http://www.naturalart.co.jp

 

イチゴ定植イベントです。

 9月中旬には3連休がありますが、ここはまた、イチゴ苗の定植イベントです。今回は5.5反(約1700坪) の作付面積になりますので、たくさんの労働力が必要となります。当社の場合は、お陰様でグループスタッフが多いので、 本来のイチゴ担当者以外も含めて関係者が集まり、レクリエーションイベントのように行われます。
 まずは、高原で涼しい大分県久住にてイチゴの苗を育ててきました。こちらがもう時期卒業です。この卒業した苗を、 グループ内の自社トラックやコンテナで、山口県宇部農場へ運びます。運ばれた苗は、高設式とよばれるイチゴのベッドに植え替えられます。 この苗から、12月以降どんどんイチゴが出荷されます。もちろん販売も自社で努力します。このように一貫した流れで、 イチゴ事業を行っています。これを来年以降は、さらに面積やメンバーを増やしていくことが、大きな目標です。同じ農場では、 夏場はメロンを栽培しています。一年中みんなが大好きなイチゴやメロンを栽培していることには、とても大きな幸せを感じます。
 地球温暖化や食糧自給率の低下など、暗い話題が多い昨今ですが、そのなようなことに本当に危機感を持っている方々は、 是非このような活動に参加してください。温暖化も自給率低下も、理屈上ではとても大変なことですが、みんなが本気で参加する意識を持てば、 十分に改善していけることを、肌を感じることができます。案ずるより産むが易しです。

http://www.naturalart.co.jp

 

メロンの出荷が今週スタートです。

P1040843

  先週後半より数日間出張で、昨晩遅く東京に戻りました。今回の出張先は、また山口からのスタートでした。山口では、
従来から養鶏場があるわけですが、そこに付随した新農場として、昨年イチゴ栽培を開始しました。イチゴは秋から春にかけての作物ですから、
夏場が空くことになります。そこで夏場はメロンの栽培にチャレンジしました。来週から出荷が始まるのですが、
お陰様でまずまずの出荷ができそうです。土壌が良かったのか、発育が良く、
綺麗なネットの張った2kgを超えるものがどんどん出来上がっています。これらの出荷先は、規格がきっちりした一般流通ではないので、
どんどん太らせて、普通では規格外モノも含めて、積極販売していきたいと思います。これも当社の基本的な姿勢の一つです。
規格ばかりに拘束されていては、本来の良い農作物作りができなくなることがあります。生産担当者のモチベーションにも悪影響です。
当社がこのような考えができるのは、一定レベルの販路があるからです。当社は自ら作り自ら販売することを、
ビジネスモデルの基本としています。そして結果として、生産担当者のやる気と夢を確保できるように努力しています。

 単価の高いものが、自分たちの農場にたくさんぶら下がっているのを見ると、とっても贅沢な感じがします。


"http://www.naturalart.co.jp">http://www.naturalart.co.jp


 

2007年8月20日

明日から西日本巡業です。

  24時間テレビを見ておりましたら、ヤンキースの松井選手が、自分を信じることが一番重要だと発言されていました。 それは努力という裏付けがあれば、必ず自分は目標を達成できると信じて疑わないことだそうです。 さすがにシンプルに素晴らしいことをおっしゃいます。優秀な人とは実にシンプルに物事を考えています。賢そうに見せたい人は、 ややこしくものごと表現したりしますが、それは本当に優秀な人ではありません。
 明日早朝よりまた数日西日本巡業に出発です。今回も課題山積です。細かい課題でも、たくさんあると合わせ技一本で、 なんだかとても大変な状況になったと錯覚してしまうことがあります。しかし、ひとつひとつを、シンプルに正確に把握すると、 何でもないことだったりします。日々のミーティングの中でも、何故そんなにややこしくしてしまうのか?何故自ら迷路に突入していくのか? そんな人をよく見かけます。頭の中をきちんと整理して、よりレベルアップした自分や会社になるように、今回も修行の旅です。

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月19日

農業ビジネススクールイベントでした。

  昨日は、パソナさんとご一緒して展開している「農業ビジネススクール」のイベントでした。 会場が原宿にあるパソナさんのとても素敵な社員クラブでもありましたので、当社が大事にしている明るく楽しい雰囲気を醸し出してくれる、 素晴らしいステージでした。
 前半は、全国屈指のイチゴ・パプリカ・米・養豚なでの生産者の方々にお集まりいただき、パネルディスカッションを行いました。 パネラーのみなさんは、経営的に自立されてる方々ばかりですから、ブランドや販売チャネルは自ら開発する、 また海外モノには負けないといった、とても前向きなディスカッションが展開されました。多くの受講生の皆さんにも、 農業の世界にも希望があるんだということが、十分に伝わったのではないかと思います。
 後半は、パソナさんの南部社長・山本専務にもご参加いただき、懇親会となりました。お酒が入ると、熱気はさらにヒートアップしました。 農業は、マクロ的に言えば、辛く、悲しく、儲からない産業になりつつあります。しかし努力次第で、明るく、楽しく、 儲かる農業を実践することができるということをお伝えするのが、イベントの最大のテーマでした。今回の講師陣の方々は、 そのようなまさに実践者の方々でした。およそ農業業界の集まりとは思えない(といっては怒られるかもしれませんが、実際にそうなので) ぐらい、夢や希望のある会合でした。

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月17日

全ては自分の問題です。

  このお盆シーズンは、日頃のようなアクティブな活動は少しお休みにし、一方で頭を使い、いろんな整理を進めています。 今日もある雑誌を読んでいましたら「快と不快、満足と不満、幸と不幸、それらに意味を与えているのは、その人本人である。 決して他人ではない。」と記載されていました。全くその通りだと思います。幸せになるのも不幸になるのも、 全ては自分の問題であるということです。環境や他人の問題ではありません。
 ここのところの猛暑で、まいったという人もいれば、それまで猛暑日本記録の山形では負けてられないと認識する人も多々いるようです。 日経平均株価は連日暴落しまた円高が進んでいますが、これも損をする人と得をする人の必ず両面があります。辛いことが生じれば、 もう嫌だと思う人もいれば、だからこそ頑張ろうという人もいます。
 来週からは、事実上の今年の後半戦突入という感じです。僕の考えは、絶対に負けず、また一方で徹底的に楽しむことで、 ただいまそのエネルギーを充電中です。今晩は、僕の至福の時であるサウナに行って、アルファ波をたくさん発して、 更に気合いを入れてこようと思います。

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月12日

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ

  ドイツの鉄血宰相ビスマルクの言葉に「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」という言葉があるそうです。 そんなこともあり、僕は時間を見つけて歴史モノを読み返すようにしています。以前読んだ本の内容は変わりませんが、 僕自身の考え方や環境が変わっているので、同じ本でもその時々によって学ぶものが異なります。
 この週末は、縄文時代のことを読み返していました。その本には「縄文時代の人々は、 日々食べ物を提供してくれる自然の恵みに感謝して暮らしていた」と記載されていました。一見当り前のことのように思えるかもしれませんが、 果たしてこの意味を本当に理解している現代人がどれほどいるのでしょうか?我々が生きていく上での、極めて重要な原理原則であるはずなのに。 僕は言うまでもなく、浮世離れした思想をもって、精神論の世界で生きていこうなどと考えていません。現代に生まれた人間として、 現代のルールの中で、合理的に生きていこうと考えています。ビジネスとしての観点はとても重要だと考えています。しかしながら、 人間の原理原則を忘れたビジネスゲームやマネーゲームなど、全く意味がないし、むしろ愚かなことだと考えています。縄文人と現代人は、 変わらず自然の恩恵のおかげで成立しています。これはまぎれもない事実です。しかしややもすると、 食料は工業製品のように機械的に生産されるものであって、自然の恩恵とは無関係であるかのように勘違いしている人が多いような気がします。 世の中の普通や常識が、必ずしも本質的な原理原則に則っていなことが多々あります。 社会構造が軽薄短小型に突き進んでいるように思えてなりません。
 このように物事を深く考えると、徳川家康が言った「人生は重い荷物を背負って生きるようなもの」という言葉も理解できますし、 それぐらい奥深い難しいものだからこそチャレンジのしがいもあるとも理解できます。

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月11日

企業の存続意義

  経営学書「ビジョナリーカンパニー」というで大ベストセラーの著者ジム・コリンズ氏のインタビュー記事を読んで、 当社経営理念にかなり近い内容であったので、僕の考えも補足してあらためて記載してみます。
 企業の最大の責務は存続可能な業績を上げることであって、いたずらに金儲けに走ることではない。 ましてや環境破壊を前提としたマネーゲームが企業の存続意義ではない。企業の業績向上と社会的責任は、二者択一ではなく、 企業は両方を追求しなくてはならない。また企業の真の戦いは、お金の獲得ではなく、人材の獲得にある。人々は自分の時間や人生を、 より良く過ごしたいと考えている。自らの創造的なエネルギーを使う以上、意味のある仕事をしたいと考えている。 そうした人々の期待に応えられない企業からは、人材が遠のき、競争力を持てなくなる。

http://www.naturalart.co.jp

  

食糧自給率40%割れ

 今日の新聞に「食糧自給率40%割れ」という見出しが躍っています。2006年カロリーベースでの食糧自給率は39% と悪化しました。先進諸国と比較すると、フランス128%、米国122%、ドイツ84%、イギリス70%と、 日本がいかに危機的状態にあるかが明確です。
 2006年は天候不順による生産量減少が自給率悪化の主たる要因とのことですが、それではこの天候不順とは一過性のものでしょうか? 残念ながら、天候不順は今後もますます深刻になっていくでしょう。また農業就労人口の減少や高齢化も見逃せません。 担い手を確保できない産業に明るい未来などあるはずがありません。2015年までに自給率を45%まで回復させることが政府の目標ですが、 現状では絵に描いた餅です。農水省は大規模農家の育成を施策として打ち出しており、総論は僕も賛成ですが、ところで各論は?
 もはやこれ以上待っているわけにはいきません。自給率が悪化しているとはいえ、日本国内では年間約10兆円もの農作物が生産されます。 当社は評論家でもなければ、政治家でもありません。実務家として、この10兆円という巨大なマーケットに、 企業の経営戦略を持ってチャレンジし、農場を拡大し、そして多くの消費者の皆さんに喜んでいただきたいとい考えています。 当社の仕事というのは、あらためて社会的責任が重大であると認識しながら、今朝の新聞を読んでいました。

 http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月10日

朝青龍問題を見て思うこと

 最近、朝青龍のことが大話題になっています。一連の報道を見て思うのですが、そもそもはさほどの問題ではなかったことが、 極めて深刻な問題になってしまったなという印象です。もちろん横綱が巡業を休むということは大きな問題かもしれませんが、 早期対応で十分にリカバリーできたはずです。しかしその後の対応のまずさで、深刻な問題に発展してしまいました。
 経営においても同様のことが頻発します。ひとつひとつは大した問題ではないのに、対処を間違えた結果、 とてつもなくややこしいことに発展してしまいます。恥ずかしながら、当社の中にも散見されます。仲間同士がもめていたりします。 原因を聞いて見ると些細なことなのに、収拾がつかなくなって僕が登場せざるを得ない局面がでてきます。
 人間のタイプは大きく二つに分かれると思います。問題をスマートに乗り越えるタイプと、問題をさらにややこしくするタイプです。 乗り越えることのできるタイプは、必ずしも能力が高いという意味ではありません。でも気持の良い人間であり、 また思いやりがある人が多いように感じます。問題をさらにややこしくするタイプに共通しているのは、 自分は悪くなく責任は他にあるという原則を持っていることです。私たちは自分の心がけひとつで、どちらのタイプになることも可能です。 無人島で一人で生きていくことなどできないのですから、どうせ社会で生きていくなら、前者のタイプのほうが、 良い人生を送れるのではないでしょうか?

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月 8日

ラーメン屋さん募集

 以前「漫画家募集」というブログを記載したところ、多くのお問い合わせをいただき、実際にプロジェクトがスタートしました。 二匹目のどじょうを目指して「ラーメン屋さん募集」を記載していました。
 これは、僕の趣味的なお話ですので、その点はご容赦ください。青森県黒石市に究極の「津軽ラーメン」を作る親方がいます。マンガ 「美味しんぼ」企画TV番組で紹介された方です。僕はその方といろいろご縁があり、東京出店計画のご相談をいただいています。 津軽ラーメンとは煮干し焼干しで出汁をとった、とても素朴なあっさり醤油味です。麺は手もみのちりちり麺です。僕は大好きなのですが、 残念ながら後継者不足で、このままでは衰退してしまいます。技術の伝承や県外への普及が全く進んでいません。どなたかこのような技術を学び、 また東京にお店を出したいという方はいらっしゃいませんか?

http://www.naturalart.co.jp

 

田んぼアート

  青森県には田舎館村(いなかだてむら)とう、実に青森らしいネーミングの村があります。ここはお米どころで、 全国でも相応の評価になっています。そのようなお米のPRを兼ねて、村役場が数年前より「田んぼアート」なるものをはじめました。田んぼに、 一般的な苗の他、古代米など、色の異なる苗を植え、それで大きなお絵かきをしています。おそらく2~3反(1000坪弱) ぐらいの面積でしょうか。今回の絵は葛飾北斎的な山と海の絵でした。過去には、青森の世界的版画家棟方志功の作品など、 毎年様々な工夫がなされています。天守閣のような村役場の最上階に展望台があり、そこからの眺めは絶景です。このような工夫が、 村に活気を与えます。それまでは決して観光地といった場所ではなかったのですが、今では大勢の方々が足を運んでいます。町おこし関連で、 当社にもご相談がたくさん舞い込んできます。一般的にはみなさんアイディア欠乏症のようです。しかし実際は、 アイディアは無限にあるはずです。何事にも限界など絶対に無いと信じています。有るとすればあきらめの気持ちです。月並みですが、 あきらめないで努力することが重要です。そんな好事例を見せていただきました。

http://www.naturalart.co.jp

 

八甲田牛

  僕の故郷青森に短角で赤牛の「八甲田牛」というブランド牛があります。残念ながらここのところ生産者が減少し、 出荷頭数もごくわずかになってしまいました。しかしここにきて急に八甲田牛が見直されつつあります。 これまでのサシたっぷりの和牛信仰からヘルシー志向を背景にした赤身の人気アップ、飼料自給率が90%と一般の肥育牛とは異なる肥育方法、 放牧・自然交配というイメージなどの要因が挙げられます。当社としても、微力ながらこの頭数拡大に貢献できればと考えています。
 そんな関係で放牧場を何度か見学に行きました。ある時、たまたま子牛が1頭、柵を越えて道路にさ迷っていました。 その横では柵の中に心配そうな母牛がいました。僕たちが近付いて子牛を中に戻そうとしたら、さらに心配そうに鳴き声を上げていました。 ようやく柵の中に子牛を戻すと、子牛はただちに母牛のところに駆け戻り、オッパイを飲んでいました。僕は根が単純なので、 このシーンを見ただけで、放牧はとても素晴らしいと感じました。決して採算を無視しているわけではありませんが、 逆に採算だけを追いかけても事業は成功しないと考えています。少しでも自分達が納得できる仕事に、 今後もチャレンジを続けたいと考えています。

http://www.naturalart.co.jp

 

東北巡業より戻りました。

  先週後半より東北巡業で、昨晩遅くに東京へ戻りました。数日ブログをお休みしてすいませんでした。今回の巡業の中でも、 皆さんにお伝えしたい貴重な経験が満載ですので、今後随時追加記載をいたします。
 差し当たり今晩は、定例の一番町店交流会です。いろんなお話がしたくてうずうずしておりますので、お時間のある方はお付き合いください。

http://www.naturalart.co.jp

 

2007年8月 1日

農文協さんの「現代農業」

  農業出版社の農文協さんが出されている業界誌「現代農業」最新号(2007年9月)に、 パソナさんと当社とでご一緒させていただいている「農業ビジネススクール」の特集記事を、 かなりたくさんのページでご紹介いただいております。どうぞご覧ください。

http://www.naturalart.co.jp

 

 

8月の予定です。

  ついに8月に突入しました。数か月前までは今年は歴史的猛暑になると言われていたのに、 最近は冷夏だという声も聞かれるようになり、天候はもはや過去の延長では判断できなくなってきました。 残念がら天候不順が普通だと考えざるを得ません。しかし何事も覚悟をしておくことが重要で、覚悟さえあれば何とか乗り越えられます。
 さて当社は8月も暑さの中で頑張ります。8日(水)は定例の一番町店交流会開催です。いつもの皆様も、はじめての皆様も、 お待ちしております。ただ六素交流会は、ちょうどお盆に差し掛かるため、今月はお休みとさせていただきます。8月2日~7日は、 僕の故郷青森でのねぶた祭りです。東北にもたくさんの仕事がありますので、仕事を兼ねてお祭りにも参加してきます。 当社社員も研修を兼ねて同行します。これからでも、ねぶたをご覧になりたい方はどうぞお越しください。しっかりアテンドいたします。
 8月は世間はお休みモードですので、この時期に頑張るとより一層の大きな価値があると認識しています。8月は、仕事をしながら遊びながら、 楽しく頑張る月です。これもナチュラルアート的メリハリです。

http://www.naturalart.co.jp

 

« 2007年7月 | トップページ | 2007年9月 »