八甲田牛
僕の故郷青森に短角で赤牛の「八甲田牛」というブランド牛があります。残念ながらここのところ生産者が減少し、
出荷頭数もごくわずかになってしまいました。しかしここにきて急に八甲田牛が見直されつつあります。
これまでのサシたっぷりの和牛信仰からヘルシー志向を背景にした赤身の人気アップ、飼料自給率が90%と一般の肥育牛とは異なる肥育方法、
放牧・自然交配というイメージなどの要因が挙げられます。当社としても、微力ながらこの頭数拡大に貢献できればと考えています。
そんな関係で放牧場を何度か見学に行きました。ある時、たまたま子牛が1頭、柵を越えて道路にさ迷っていました。
その横では柵の中に心配そうな母牛がいました。僕たちが近付いて子牛を中に戻そうとしたら、さらに心配そうに鳴き声を上げていました。
ようやく柵の中に子牛を戻すと、子牛はただちに母牛のところに駆け戻り、オッパイを飲んでいました。僕は根が単純なので、
このシーンを見ただけで、放牧はとても素晴らしいと感じました。決して採算を無視しているわけではありませんが、
逆に採算だけを追いかけても事業は成功しないと考えています。少しでも自分達が納得できる仕事に、
今後もチャレンジを続けたいと考えています。
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