外資マネー
今日は羽田空港でミーティングを行なっていました。羽田空港は最近豪州の投資ファンドが筆頭株主になったということで、
大変な議論がなされています。外資の投資を自由化するか制限するかという議論です。
自由化派は世界マネーの日本誘致策として重要と主張しています。制限派は、安全面や有事の時の対応を理由に反対しています。
空港の専門家ではない僕には、空港施設の特殊性を考えると、本件の是非についてコメントはできません。
しかし国内農業への外資マネー導入に関してはコメントしたいと思います。当社は、まさに外資マネーからの支援打診を頂戴しています。
日本農業の再編成と健全な発展に貢献するのが金融機関の使命であるというお話しです。僕は大変重要なご提案だと認識しています。
他産業に比して閉鎖的な国内農業の改革には、まさに黒船の力も時には必要と考えています。こんなことを記載すると、
すぐに国内農業を外人に売る気かといった、極端な反論が聞こえてきそうですが、勿論そんな視野の狭いことではありません。目的は、
あくまでも国内農業の健全な発展です。