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2008年4月

2008年4月29日

情報という宝物

  いま大阪です。昨日は岡山にて早朝より仕事をし、その後神戸を経由してきました。 今回も出張途中でまた多くの方々に出会い、多くのことを教えていただきました。多くのことを経験もできました。 途中でメールや携帯電話も受信しました。一日動けば情報レベルがどんどん高まっていきます。 その情報レベルに比例して当社は成長していくことができます。
 いつの世も、情報の重要性に変わりはありません。何故なら、人間が自分の頭の中だけで考えられることはほんの僅かだからです。だから、 外からどんどん燃料を注入する必要があるのです。そこで注意しなくてはいけないのは、特定業種や特定グループに偏らず、 全方位的にバランス良く情報を受け入れることです。専門家とか経験者というイリュージョンに惑わされないことです。
 当社の最大の強みは情報収集力です。これもグループ戦略をはじめとして仲間を大事にしてきた賜物と、とても感謝しているところです。

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農業マンガ「平成百姓サムライ 第6話」

 農業マンガ「平成百姓サムライ 第6話」アップいたしました。当社ホームページでご覧ください。
 しかし現代は便利な時代になりました。マンガの専門会社ではない当社が、マンガをリリースすることできるのです。門外漢でも、 必要なテクニックは専門業者に供給してもらうことができるのです。大事なことは理念や思いであり、テクニックではありません。
 いまの世の中にはあらゆる可能性があります。自分の経験や知識などに拘束されて、自分自身を小さくまとめてしまう必要などありません。 全ての人間に無限の可能性があります。

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2008年4月27日

京都巡りにて

  今日はいま岡山です。移動の途中で京都を通過したので、久しぶりに清水寺と、 坂本龍馬のお墓がある霊山寺をお参りしてきました。
 清水の舞台はずいぶん以前に訪れた時に感じたように、舞台から飛び降りる恐怖心を感じませんでした。ひょっとしたら、 人生でいろなことを経験しているうちに、心臓が強くなったのかもしれません。ビジネスにおいても、事業規模の拡大に伴い、 勝負に対する腹も据わってきたように感じています。しかしここが危険なところです。 きめ細かい対応を疎かにすることがあっては絶対にいけないと、再認識したところです。
 霊山寺では、坂本龍馬をはじめとした近代日本の基礎を築いた明治維新の志士たちのお墓参りをしました。あらためて心を鎮め、 大胆かつ緻密に挑戦を続けていかなければいけないと、心に誓ったところです。

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2008年4月23日

Enjoy ?

  昨晩、宿泊先のビジネスホテルで、マッサージをお願いしました。マッサージの方から、もの凄く疲れているようだが、 これは肉体的な疲れではなく精神的な疲れだとご指摘を受けてしまいました。僕は自分の人生を楽しんでいるつもりですが、 そんな僕もこんな感じです。生き方に対して、すごく反省したところです。
 アメリカでレストランに入ると「Enjoy!」という声をかけてもらうことが多々あります。美味しいとか美味しくないとか、 栄養があるとかないとか、高いとか安いとか、そんな各論ではなく、総合的に楽しめるかどうかが重要なことだと思います。
 我々のビジネスや人生は、決してお気楽なだけでは完結しません。厳しい局面も多々あります。しかしだからと言って、 ビジネスや人生は辛いもので当然だなどとは思いません。苦しいことがありながらも、総合的にEnjoyできていなければ、 ビジネスも人生も意味がありません。僕の基本ポリシーは「明るく、元気に」ということですが、 知らず知らずのうちに忘れてしまっていることがあります。「忙殺」という言葉がありますが、これは忙しくて心を亡くし、 人間としては死んでいるも同然の状態という意味でしょうか?もしそうだとしたら、生き返らなくてはいけません。
 今日も一日Enjoyしたいきます。どうぞ、みさんもEnjoyしてください。

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2008年4月22日

心を亡くさないように。

  いま博多に向けて、高速バスで移動中です。お陰様で、最近は以前にも増して案件山積です。本業も、 金融機関からのお誘いも、講演依頼も、取材依頼も、様々です。ややこしいことも多いのですが、 いろんな方々からお声をかけていただけることは、本当に幸せなことだと感じています。ひとりぼっちで、車窓からの美しい山並みを眺めながら、 心と頭の整理をしているところです。忙しいという漢字は、心を亡くすと書くわけですが、心を失わないように反省する、 出張ならではの充実したひとりぼっちの時間です。

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2008年4月21日

ぬるま湯鎖国主義に将来展望なし

 今日もまた、いま飛行機の中です。ほっと一息で、ブログを書いています。
 週末の日経新聞1面に「ぬるま湯鎖国主義に将来展望なし」という見出しが踊っていました。現在の国内金融市場同様に、 1980年代後半に苦しんでいた英国金融市場の事例が紹介されていました。英国は苦境の打開策として、 国を開き世界のマネーを集める金融立国を目指しました。その結果いまは海外からの投資額がGDPの4割を超したそうです。日本はたったの2. 5%だそうです。日本の証券会社が最大手が、そんな英国金融市場に運用部門を集約する準備を進めているそうです。一方で、 日本国内では外資からの投資受け入れは危険だなどという極端な議論が当たり前のように繰り広げられています。外資だから悪いのでも、 外資だから良いのでもありません。問題の本質を見極めていない非常に浅はかな議論になっています。金融に限らず、 農業や食料その他分野も含めて、我々は既に国際競争環境下にあります。新しいことにチャレンジすることをリスクと言われますが、 そのまま過去に依存することも同様にリスクです。チャレンジすることは不安で、 過去の延長にいることを安全だと勘違いしている方が大勢います。因みに当社は既に、立派な外資系金融機関さんに、 大変お世話になっております。こんなことを記載すると、 すぐに日本の農業を外人に売るつもりかなどという頓珍漢なコメントが聞こえてきそうですが。
 日本は規模としては、GDP世界第二位の超大国かもしれませんが、世界第二位のクォリティーや品格は備わっていません。 チャレンジに対してより重きを置き、仮に失敗があったとしてもそれを蔑むのではなく、 次回は成功するように更なる支援をするような社会になっていかなくてはいけません。同じ現状であっても、 モノゴトは考え方ひとつで多いなる可能性もあれば、絶望的な状況にも陥ります。どうせ同じなら、可能性のある方向に進むほうが、 社会的に何倍も意義深いものだと考えています。

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2008年4月20日

フードショック

 4日間の出張を終え、昨日は関東で2ヵ所の食品工場見学など、相変わらずの多忙状態が続いておりましたが、 ようやくブログ記載の時間を作ることができました。
  かつて1960年代後半から70年代はじめにかけて、世界経済は急成長を遂げました。そのため原油に対する需要は急増し、 一方で中東が供給削減をしたため、その後2度のオイルショックという大変な経済的混乱が生じました。
 このオイルショック同様に、今後残念ながらフードショックが生じてくるでしょう。世界の人口爆発や途上国の経済成長などを背景に、 食料に対する需要は急速に拡大しています。一方で食料輸出国は自国優先を前提に輸出制限をしています。地球温暖化や砂漠化などの環境破壊、 あるいはバイオエタノールの進展なども、食料難に拍車をかけています。
 我々は、歴史から多くのことを学ぶことができます。いまそこにある危機を、回避することは十分に可能です。 そろそろ評論家国家日本から脱出して、皆にこの不可避な大問題に真正面から取り組んでもらいたいと考えています。 食料問題がとても重要だと言っている方々にたくさんお会いしましたが、それを行動に移している方々のいかに少ないことか。 当社は蟻の一穴に過ぎないかもしれませんが、そこにチャレンジを続ることが使命です。

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2008年4月16日

アルバイトさん大募集です。

 今日も山口におります。山口は大雨です。
 さて当社では、今後アルバイトさんを拡大したいと考えております。お陰様で一番町店改装以降、店舗がかなり賑やかになってきました。 また人繰りの問題で、夜のイートインを予約のみに限定しておりますが、今後は継続営業を復活したいと考えております。更に、 営業が忙しくなると、経理事務など管理業務もどんどん忙しくなってしまいます。そんなこんなで、アルバイトさんを大募集したいと思います。 アルバイトさんのご希望に応じて、正社員に転換することも合わせて検討を進めております。実際に当社にはそのような社員が数名おります。
 ここのところ正社員希望のお問い合わせが急増しているのですが、お互いに知らない同士で、 一足飛びに正社員というのはなかなか難しい面もあります。できるだけ段階を踏んで、信頼関係を構築することができればと考えています。

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2008年4月15日

今日も二つのメディアに取り上げていただきました。

今日も早朝から飛行機の中です。
今日も二つのメディアに取り上げていただいておりますので、ご参考に記載いたします。

①雑誌「週刊SPA(P147)」にて、当社一番町店のお客様であり元長野県知事の田中康夫さんが、 当店のことをご紹介してくださっています。
②新聞「日刊工業新聞」さんに、当社が千葉県柏で展開する農場のことを記載していただいております。

メディアの皆さんには、本当にお世話になっております。

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2008年4月13日

自己啓発

 僕は日頃から、自らすすんで勉強するようにと、社内外を問わず言い続けています。 僕は学生時代は勉強が大した好きではありませんでしたが、いまは勉強が大好きです。何故なら、自主的な努力は、 必ずなんらかの型で報われるからです。出張の移動時間や週末は、比較的時間に余裕を持てるので、本を読むなどの自己啓発に励んでいます。
 1日にたった30分勉強すれば1ヶ月で15時間、1年で180時間の勉強量になります。これを10年・20年と考えたら、 ものすごい時間になります。このような努力をしている人と、そうでない人の結果は、言うまでもありません。ほんのわずかの努力で、 大きく人生を豊かにする可能性が広がるのです。どうぞ、みんなで一緒に勉強をしましょう。因みに次回のナチュラルアートビジネススクールも、 そんなに遠くないうちに開催しようと考えています。

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執行役員制導入

 当社も執行役員制を導入することに致しました。この運用においても、世間の形式論とは異なる、当社独自の実質的(本質的) な考え方に基づいております。この執行役員のメンバー構成を見ていただくことで、当社方針の一端をご理解いただけるのではと思います。 農業会社だからと言って、農業関係者だけでの経営は非常に難しいでしょう。農業に経営スキルを定着させることが重要です。法律・ ファイナンス・会計・食品検査など様々な専門家のチーム編成が不可欠です。メンバーはホームページに公開しておりますので、 詳細はそちらをご覧ください。
  当社は農業・食品業界という業種特有の視点と、業種に関わらない経営特有の視点と、 縦軸と横軸のバランスを常に心がけています。 

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2008年4月10日

また九州巡業です。

  明日早朝より、鹿児島を皮切りに、数日九州巡業です。今回も様々な要請があっての緊急出動であり、 決して平和なお話ではありませんが、このような乱世が長く続くとも考えておりません。
 今日も僕の尊敬する業界の有識者の方と意見交換をしていたのですが、農業業界は現在混沌としておりますが、 3年後には安定した時代が必ずやってくるという考え方で一致しました。ただし僕の言っているはのは、過去の延長の農業ではなく、 新しい産業としての農業ですから、過去にしがみついた農業業界が3年後にどうなっているかはわかりません。生産・加工・流通・ 金融等の新しいバリューチェーンが構築されなければ、新しい産業は成立しないでしょう。 農業業界自体がイノベーションを起こすことができるのか、あるいは他者が持ち込むイノベーションを受け入れることができるのか、 いずれにしても過去を切り捨てることができるかどうかが、今後の試金石になると考えています。

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交流会満員御礼

 昨晩も大変多くの方々に、交流会にご参加いただきまして、心より御礼申し上げます。 もっと多くの方々と深くお話しをしたかったのですが、時間の制約もありましたので、この場でその補足をさせていただきます。

「当社とお取り引きをご検討中の皆様へ」
ご遠慮なく、どんどん具体的なご提案をお願いします。
具体的なご提案をいただかないと、自然消滅してしまうかもしれません。

「情報収集、お友達づくり、お楽しみ会としてご参加の皆様へ」
これからも、お気軽にご参加ください。

「当社へ就職希望の皆様へ」
当社はとても忙しく、ある意味大変な会社です。本当に強い信念を持ってというお考えであれば、僕宛てでも窓口担当者宛てでも、 メールにてご連絡ください。

次回は5月14日(水)を予定しております。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

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2008年4月 9日

不安を煽るわけではありませんが。

 ある大手スーパーの経営者が、いまの食料価格高騰は投機マネーによるもので、 近い将来落ち着いてくるというコメントをされていました。短期的なことしか考えていないのか、世の中を安心させようということなのか、 納入業者にプレッシャーをかけようとしているか、あるいは本当にそのように思っているのか、 意図はわかりませんが僕の考えとは大きく異なります。
 長期的に見た時に、日本国内は勿論のこと、世界的な食料事情は極めてシリアスなステージに突入しています。 投機マネーのいたずらも多々ありますが、問題の本質はそんなことではありません。平和ボケ日本が、平成に突入してから、 いかに世界的な実力や地位を下げてきたことかを反省すべきです。国民生活の根幹をなす食料安保問題をただちに真剣に議論せずして、 我々に未来がないことは明白です。
 僕はその経営者に喧嘩を売っているわけではありません。しかし世間に影響力のある方のコメントとしてはいかがなものかと、 強い危惧を覚えたところです。

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2008年4月 8日

コメの国際価格が急騰しています。

 世界最大の米輸出国であるタイでは、米価がこの3ヵ月で2倍に急騰しているそうです。 ベトナムやインドなどの主要輸出国が国内消費優先のため輸出規制を行ったことが主たる原因のようです。これは対岸の火事ではありません。 日本のコメは大丈夫とか、海外のことだから関係ないとか、そんなレベルの話ではありません。世界中の食料問題が、どんどん顕在化して、 大きな社会問題や政治問題になっています。このような世界の状況を見極め、 日本も本質的に自給率を高める方策をとることは議論の余地がありません。
 洞爺湖サミットで、日本の食料自給率50%宣言がなされるそうです。その根拠は農業生産高を回復するのではなく、 国民一人当たりの消費カロリー基準を引き下げるということのようです。これは本質的なことなのでしょうか? これで国民の食料安保は確保されるのでしょうか?

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またまた交流会で、本当に日々が過ぎるのを早く感じます。

  明日9日(水)夜は一番町店での定例交流会です。月に一度なのですが、ものすごく頻繁に開催しているよな感じがします。 またまた交流会がやってきたという感じです。次回交流会を終えると、今度の金曜日以降は10日間ぐらいほとんど出張です(途中、 東京に戻ることもありますが)。そんなスケジュールですから、交流会で少しでも多くの方々とお会いできるのが、 益々貴重な機会になってきました。どうぞみなさん、遊びにお越しください。

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2008年4月 7日

4月8日(火)TV東京さんの「モーニングサテライト」でご紹介いただきます。

 明日4月8日(火)朝のTV東京「モーニングサテライト」さんで当社をご紹介いただくことになっております。 6時30分頃から3分程度ですが、お時間のある方はご覧ください。

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2008年4月 6日

一番町店リニュアルオープンです。

  明日4月7日(月)、当社直営店の一番町店がリニュアルオープンになります。 これまでよりもイートイン席数を大幅に増やし、また小売コーナーもより充実した内容に致しました。今週9日(水) は同店にて定例交流会もあります。どうぞみなさん、よりパワーアップしたナチュラルアートに、おついでの時にでもお立ち寄りください。

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マイケル・ポーター教授の戦略的CSR

 企業の競争戦略論で世界的第一人者と言えば、ハーバード大学院のマイケル・ポーター教授ということは周知の事実です。 ポーター教授の最新のレポートを読んでおりまして、とても勇気付けられましたので、紹介させていただきたいと思います。
 これまでのCSR(社会的責任)とは、事業の儲けを、事業とは無関係の慈善的活動に寄付するといった感じのものに捉えられてきました。 しかしこれからは、企業はCSR活動を事業戦略と一体化することで、新たな競争上の優位を手にすることができるということです。 しかもそれは長く持続することができるというのです。これを教授は戦略的CSRと名付け、日本企業も欧米の先進的企業のように、 戦略的CSRに早期に取り組むべきだと警告しています。
 そのレポートの中で、スイスのネスレの事例が紹介されていますので、引用させていただきます。「ネスレは、 原材料を農家に依存している企業ですから、その社会的な事業戦略は農業の持続可能性を高め、農村地域を保存し、 発展させることにフォーカスすべきでしょう。ネスレは小規模農家が環境に対する意識を高め、より健康な家畜を育てることを支援し、 安定した農村地域を築くことに貢献しています。その結果ネスレと農家の双方が得をするWin-Winの関係をもたらします。 ネスレは競争力が高まる一方で、農家と農村地域は豊かになります。こうした投資の収益性を測定するためには、5年や10年、 あるいは20年といった年月がかかります。」
 企業は自社がどのような会社なのか一貫したイメージを築き上げなければなりません。そう考えて実行に移す日本企業は少なく、 日本企業が戦略的CSRに取り組めば競争力は高まるに違いないということを指摘しています。
  甚だ僭越ではありますが、真に僕が言い続けてきたことです。現在の日本企業の多くは、 残念ながらこのような経営構造の進化に逆行しています。競争が厳しくなると、弱いものいじめの法則に走り、結果として共食い現象を生じさせ、 最終的にお互いに競争力を低下させてしまっているのです。いつの間にか本来のな経営理念と長期的視点を放棄してしまった結果です。
 いまの日本では、このような考え方を綺麗事だなどと、愚かな解釈をする会社が大勢です。これは綺麗事などではありません。 それを身をもって証明するのが、当社の役割です。
 

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恒例のお伊勢参りでした。

 昨日は、僕の恒例行事であるお伊勢参りをしてきました。前回が2月3日の節分でしたから、2ヶ月ぶりのお参りです。 今回は桜が満開で、いつもにも益してとても美しいお伊勢さんでした。 僕のお伊勢参りは、日頃の御礼参りと、基本の確認という、 二つの意味があります。
 最近の当社の仕事は、もはや自分達だけの問題ではないと感じています。何かはわかりませんが、大きな風に背中をおされ、 また無意識に何かに導かれているように感じます。その御礼として、お伊勢さんにご挨拶にいくことを心掛けています。
 また日々の雑事の中で、自分を見失わないように、再確認をする機会としても重要です。日常では、 ややもすると目先のことに振り回されたりしますが、常に長期的視点を忘れず、浮利を追わず、本質より軸がぶれないように再確認しています。 神様が相手では、心の中は見え見えですから、ごまかすことなどできません。実際には神宮内をゆっくりと無言で散歩するだけなのですが、 ここで心や頭の整理をすることができます。
 また気力充実で、俗世間に帰ってまいりました。
 
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2008年4月 3日

日本の構造問題続編

 今日も早朝より飛行機で移動中です。さてある新聞に、日本のもやしが無くなってしまうという大きな記事がでていました。 日本のもやしの種(豆)は100%海外ものです。しかもその90%が中国産緑豆だそうです。中国冷凍餃子問題以降、 食品検査が厳しくなった結果、日本にもやしの種がほとんど入ってこないということです。 検査に引っかかるような危険なものであれば輸入禁止で良いと思うのですが、問題の本質はそのようなことではありません。重要なことは、 そもそも過度にコスト意識だけが先行して、目先の利益を追求した結果、根幹の部分を100%海外に依存してしまい、 とても脆弱な産業構造にしてしまったことを深く反省すべきだということです。このようなことはもやしに限らず、 いろんな品目にも共通して言えることです。食料自給率への危惧はもはや言うまでもありませんが、その低い自給率の裏側に、 更に危険なことは過度に種苗を海外に依存していることです。
  恐らく世間の皆さんが認識しているよりも何倍も、日本の食料安保は危機的な状態にあると言わざるを得ません。 小手先のテクニック論ではなく、真の構造改革以外に生き残る道はありません。

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2008年4月 2日

過ぎたるは及ばざるが如し

 日本経済は、いつの間にかバランス感覚を失ってしまったようです。輸出型産業が日本経済を牽引してきたことは事実ですが、 その結果現在のような急激な円高で大騒ぎになってしまいます。 海外のエコノミストは日本が内需拡大を疎かにしてきたツケであると冷ややかです。
 食料分野においても、自給率の低さ=海外依存度の高さが、今回の食料価格高騰につながっています。 農林水産省に食料安保課が新設されたそうですが、画餅に終わらぬよう、本当に結果として自給率が高まる舵取りを期待したいところです。
 過ぎたるは及ばざるが如しで、何事も適度が重要です。強かったり儲かったりするからと言って、 そこにばかり注力するとあとでしっぺ返しがきます。最近の企業経営では、儲かる分野に対する選択と集中が錦の御旗になっていますが、 僕はこれは誤りだと思います。まして中長期の視点を無視した、目先の議論などには惑わされてはいけません。 もっともらしいことを言う評論家や金融機関に惑わされないのも、経営者の大きな役割です。

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2008年4月 1日

第二クォーターのはじまりですね。

  今日から4月突入で、世間は新年度であり春といったところでしょう。H20年第一クォーターの当社は、 もがき苦しみながらも、計画以上の実績で着地ができたと思います。細かい課題はものすごくたくさんありますが、 大きな流れは確実に進展してきました。何か不思議な力に背中を押されているような感じさえしています。今日から始まる第二クォーターも、 やる気満々のテーマが目白押しで、ドキドキワクワクです。ただそんな感覚で動き過ぎたため、最近は「しゃべり過ぎ病」で、 喉が痛くてたまりません。健康産業の一翼を担って頑張っているつもりなのに、自分がこのような状態ではお話になりませんね。 日々いろんな反省の連続です。

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