今晩は、試食&商談会です。
今晩は、当社の定例試食会兼商談会(毎月第4水曜日)です。夕方6時より一番町店にて開催です。 商品の仕入れをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
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今晩は、当社の定例試食会兼商談会(毎月第4水曜日)です。夕方6時より一番町店にて開催です。 商品の仕入れをご検討中の方は、お気軽にお問い合わせください。
昨日は、畜産業界の大先輩の皆さんが、偶然にも当社に御集りいただきました。豚・牛・
鳥に関する横断的なビジネスミーティングから夜の会食まで、大いに盛り上がったところです。畜産業界は飼料の高騰をはじめ、
大変厳しい環境にありますが、しかし絶体絶命ではありません。産業構造の転換期や乱世とは、いつもそのようなものです。
これからの畜産業界にも十分にいろんな可能性があります。 僕の考える解決策のひとつは、
特定品目や流通チャネルの縦割りから脱却し、ポートフォリオーやバリューチェーンのバランスをとることだと考えています。僕はこれを猪(豚)
・鹿(牛)・蝶(鳥)大作戦と命名しています。
人類が存在する限り、食の仕事が不要になったり無くなったりすることはありません。この戦国時代をどのように乗り越えていくのか、
各武将の知恵比べといったところでしょうか。
今日は少しだけ心に余裕がありましたので、休憩時間に皇居1週のジョギングをしてきました。
お天気が良く皇居の新緑は輝いていました。つつじも咲き、その周りにはクロアゲハ蝶がたくさん飛んでいました。東京のど真ん中で、
なおかつ仕事中に、このような時間が持てることは、とりわけ満足度の高い時間でした。ジョギング後のオフィスワークも、
かなり集中できました。ブログもこれで本日5本目です。僕がブログを記載できない時は、時間的にも精神的にも余裕がない時です。
週末に充実した戦略会議を行うことができ、気持ちや戦略がかなり整理されたことが大きな要因だと思います。
今更ながらで恐縮ですが、やはり場当たり的であったり追われたりの仕事ではなく、計画性があれば心に余裕を持てると再認識したところです。
そんなことから、いま全社的に仕事中に自由時間を設け、運動でも勉強でもコーヒーブレークでも、
各自が自由になる時間を設けるように提案しています。みんな仕事に一生懸命過ぎて、誰も聞いてはくれませんが。
僕の言葉に重みがないことも再認識したところですが。
"http://www.naturalart.co.jp">http://www.naturalart.co.jp
いつも御支援有難うございます。さて現在当社では、営業のご紹介をお願いする、大キャンペーンを展開中です。
くれぐれも誤解のなようにですが、営業が落ち込んでいるからではありません。ここにきて、営業が伸びてきているので、
このフォローの風を受けて、一気に拡大をしようという作戦です。お陰様で、当社の品揃えがかなり強化されてきました。
一方で中国問題などを背景に、国産農作物に関するニーズが高まってきました。食品の商売というのは、今日明日には急には決まりませんが、
このタイミングに一生懸命動くことで、今年後半の売り上げには大きく貢献するのではと期待しているところです。相手方は、量販店さん
(スーパーさん)、外食さん(チェーンから個店まで)、食品加工事業者さん、その他全てを対象に考えております。どうぞ、
そんな候補先がありましたら、可能性は低くても結構ですので、是非ご紹介ください。よろしくお願い申し上げます。
本日当社臨時株主総会を開催いたしました。お陰様で、ほぼ満場一致ということで、全議案を可決いたしました。 当社はまだまだ未成熟な会社ですが、多くの好意的な株主の皆さんに応援していただき、何とかここまでやってこれました。これからも、 このような株主の皆さんのご期待にお応えするべく、息の長い会社になりたいと考えております。この場を借りまして、 あらためて心より御礼申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
「卵は物価の優等生」と以前から言われていますが、本質的にはいったいどういう意味なのでしょうか?誰が言っているのでしょうか?
今日のある新聞に、日米の卵の価格の比較が特集されていました。日本もアメリカも、同様に飼料価格(生産コスト)は高騰しています。
しかしアメリカでは、この1年半で卵価が2.5倍に高騰し、養鶏業者はむしり好景気だそうです。
残念ながら日本はそのような環境にはありません。あまりにも産業構造が異なります。仕組みとして、日本の生産者は、
米国の生産者のようには発言権がありません。より日本の生産者が発言権を持ち、より社会全体として安定感のある仕組み作りをしなければ、
結果として社会全体の不利益になります。問題点は、日本の生産者にも流通業者にも、あるいは消費者にも政治にも、
いろんなところに存在しますが、いずれにしても構造的な問題です。
日本のように衛生面がしっかりしていた生卵を食べられる国など海外にはほとんどありません。日本の卵は世界的に見てもハイレベルですが、
卵価は低水準です。何故でしょうか?
当社も採卵事業を行っており、同じように日本国内では苦しんでいる養鶏会社の1社です。しかし、世界に目を向ければ、
いろんな改善点があることも間違いありません。しかし、それは当社単独の問題というよりは、産業として、
あるいは社会として改善していかなくてはいけない問題です。卵に限らず、日本の農畜産業界全体が、世界的視野に立ち、
新しい時代を切り開かなくては、本当に日本に農業生産者はいなくなってしまいます。このままでは、食料自給率改善などありえません。
自給率がこれ以上低下すれば、日常の食品価格は益々高騰していきます。当社は、はなはだ微力ではありますが、精一杯頑張るのみです。
この土日は、全国のグループメンバーが30名程度東京に集まり、グループ戦略会議を開催しておりました。会議のテーマである 「横の連携&共有」というキーワードを中心に、活発な議論がなされました。また当社基本戦略である「ポートフォリオ」・「バリューチェーン」 及び「規模の拡大」といったキーワードも、かなり有機的に機能してきました。大変手前味噌ではありますが、 当社のグループメンバーは気持の良い人間ばかりであり、助け合いの精神と好奇心に満ち溢れていますから、いろんな可能性が存在します。 あとは、この可能性をひとつひとつ丁寧に仕上げていくことだけです。当社内にも社会環境にも、ややこしい課題は山積ですが、 どこまで具現化できるかがとても楽しみです。創業当時は、ごくわずかしか存在しなかった仲間が、いまはとてもたくさん存在することが、 僕に大きな勇気を与えてくれます。
ただいま、山口宇部空港です。昨日より、養鶏事業やイチゴ事業のミーティング、
あるいは地元取引金融機関さんへの状況報告などを終え、これから東京へ戻ります。それぞれ事業には課題もたくさんありますが、
一方で夢もたくさんあります。農業業界や食品業界の環境が大変厳しい昨今ではありますが、
それでも希望と社会的意義に満ち溢れている素晴らしい仕事だと自負しています。現場の皆さんは、経済条件や理屈を超えて、
一生懸命頑張ってくださっています。二宮尊徳的日本人特有の、無条件の勤勉さを、地方に行くといまでも肌で感じることができます。
条件が良いから頑張るというのでは当たり前です。目先の条件が悪くても苦しくても、将来の意義を見出して頑張ることが重要だと思います。
都会と地方の経済格差が拡大しているようですが、日本が忘れかけてきた本当の社会的価値が何であるかということを、地方は教えてくれます。
昨日は北國新聞さんで、僕が石川県農業活性化委員会の委員の仲間入りをさせていただいたことが公表されていました。
その他地方でも、各地で経済活動や講演も多数予定されています。青森出身の田舎モンの一人として、
地方の地位の向上にチャレンジを続けていく日々です。
今日は台風を考慮して飛行機をキャンセルし、新幹線で西に向かってきました。新幹線に4時間も乗るので、 ゆっくりブログでも記載しようと思っておりましたが、気がついたらあと20分で目的地到着です。一睡もせず、 集中して仕事ができたので非常に充実感はありますが、それにしても時間の経つのが早いことには毎回驚きます。 時は金なりという言葉がありますが、金を生み出すことと時間を生み出すことは、同義語なのでしょう。 つまり全ての人に同様に与えられている時間を、いかに有効活用できるかが、ビジネスの成功の基本だと思います。 しかし自分自身の時間のやりくりには限界があります。一方で他力を活用して実質的な自分の時間を増やすことは無限です。そうであれば、 当然に無限の可能性を活用することで、自身の無限の成長にチャレンジすべきということでしょう。
蟹の専門業者さんにお話をうかがいました。我々が食べる大きさのタラバガニの年齢は30才だそうです。蟹は養殖もできないそうです。
恥ずかしながら、42歳にもなって初めて知りました。このような情報を得ると、これまで蟹は高いと思っていましたが、
むしろ安いのではという気になってきました。このようにモノゴトの背景を知ることによって、見方は変わっていきます。農作物も、
出来上がりの商品だけではなく、生産のプロセスから始まるバリューチェーンを、消費者や流通業者により理解してもらう努力が必要だと、
改めて感じたことろです。
今晩は一番町店の定例交流会です。各界の専門家がお集まりになりますから、こんなトリビアのような話題もたくさんあります。
いろんな意味で勉強になるイベントですから、奮ってご参加ください。
今日も朝5時起で東京の自宅を出発し、もうすぐ岡山到着です。この数日、連日早朝スタートのため、
仕事の効率が大幅にアップしています。これまで夕方までかかって処理をしていたような仕事が、お昼頃には終了しているような感覚です。
まだまだ工夫次第で、時間を捻出することは可能だということです。早起きは三文の得とはまさにその通りだと思います。
早起きをすると夜も早めに眠くなるので、これまでのように飲んだくれる回数も減るという副産物も生まれます。
今日は新幹線での移動なのですが、パソコンを携帯しておりますので、早朝よりオフィスにいることと変わりなく業務を進めることができます。
落ち着いて資料にも目を通すこともできます。景色が変わるので、気分転換もできます。
自分が成長するためには、朝の時間を大切にすることですね。
この3日間岡山を中心に数か所への出張を終え、昨晩東京に戻りました。このような活動を通して、
日々新しいご縁が生まれてくることを、大変嬉しく感謝しております。最近はTVの天気予報を見ているだけでも、
いろんな方々やいろんな場所が頭に浮かびます。日本全国が非常に身近な存在になってきました。
多くの仲間がいて、またその土地の環境や文化などを理解できれば、農業に限らず世界はどんどん広がっていきます。
ビジネスの世界であっても、商売上のテクニックではなく、人の道理に則ることが大事だとつくづく感じます。
ここのところ事業規模や注目度が拡大するにつれて、世間からはテクニカルな要求が拡大しています。
しかし最も重要な本質を踏み外さないように、雑事に惑わされないように、精神修養もしていかなければなりません。
テクニックはおカネで買えますが、おカネでは買えないものを自ら築き上げることが、経営や人生の本質なのかもしれません。
いま新幹線の移動中に、雑誌を読んでおりました。筑波大学の教授で、
遺伝子工学では世界的権威の村上和雄先生という方がいらっしゃいます。大変立派な科学者の方なのですが、その雑誌の中で
「Something Great」という表現で、世の中には目に見えなけれども何か偉大な存在があって、
それは科学的にはほとんど解明できないということをおっしゃっていました。
当社の社名であるナチュラルアートとは、正に同じ気持ちで、僕が命名したものです。植物も動物も環境も、全て自然が生み出す芸術品であり、
人間の能力や理解をはるかに超えた存在であると認識しています。そのような気持ちで、何かはわからないけれども、何かに対する敬意を込めて、
ナチュラルアートという社名にいたしました。このような科学の第一人者の方と、同じような感覚を持てたことを嬉しく思います。
いつもお世話になっている先輩から頂戴した本に、二宮尊徳(金次郎)の特集記事がありました。
大変素晴らしいことが記載されていましたので、僕の意見も添えて、紹介させていただきます。
二宮尊徳は、幼少期に両親を亡くし、親戚の世話になりながら19歳で独立し、自らの勤勉さで人生を切り開いてゆきました。
その実績を評価された尊徳は、小田原藩の財政立て直し役に抜てきされ、見ごとに事を成し遂げました。その後栃木県芳賀郡からも要請を受け、
貧困と飢餓で苦しんでいた農村の立て直しを行いました。この地は、いまは二宮という町名で、
日本最大の出荷量を誇るとちおとめというイチゴの大産地です。尊徳は、多くの困難や抵抗勢力にも負けず、生涯に620町村の再建をし、
多くの農民を救ったそうです。
尊徳は再建に取り組む際には、テクニック論ではなく、人の道を諭すことを最も重んじたそうです。いまで言えばさながら、
企業再生請負人のような方ですが、これは決して上辺のテクニック論ではなく、人の道を大事にするという基本理念を貫いた結果とのことです。
まさに、我々が多くのことを学ばなくてはいけない生き方です。尊徳の言葉に「およそ世の中は、知恵があっても学があっても、
至誠と実行がなければ、事は成らぬものと知るべきだ」というものがありますが、まさに象徴的な言葉です。また
「人道は一日怠ればたちまちすたれる。だから人道はつとめることを尊び、自然にまかせるのを尊ばない」という勤勉さを表した言葉もあります。
最後に「人々がこうして道を尽くし、家々がこの道を行ってゆけば、国家が復興しない道理はない」という言葉があります。誠実に頑張れば、
未来は必ず開けるということでしょうか。何と素晴らしい、何とシンプルな考え方ではないでしょうか。
大変お待たせいたしました。一番町店飲食コーナー夜の部が、5月12日(月)より再開いたします。ここしばらく、
お陰様でランチが盛況であった反面、人手不足で夜まで対応が困難な状態が続いておりました。この度やる気満々のスタッフも増えましたので、
何とかご期待に添うよう改めて頑張っていきたいと思います。当社厳選食材のお料理は勿論のこと、焼酎や日本酒なども含めて、
ちょっとした自慢のできる内容になっているかと思います。お食事でもご宴会でも、どうぞ皆さんお気軽に遊びにお越しください。
営業時間:毎週月~金、17時30分~21時30分(ラストオーダー21時)
明日からGW休み明けで、また会社は賑やかになりそうです。僕の次のお休みは、8月第一週のねぶた祭りです。
そこまで約3ヶ月間、また元気に頑張っていきたいと思います。
今年のGWは、前半は出張を中心に攻めの展開をし、後半は腰を据えて頭と身体を鍛えることに専念しました。
ほぼ計画通りの満足のいくGWの過ごし方でした。先ほども、皇居一周5kmのジョギングをしてきたのですが、
晴天の中とても爽やかな気分でした。僕のジョギングは空想にふけりながら、ものすごくゆっくりで、いろんな人にどんどん抜かれていきます。
しかししばらくすると、僕に抜き返させる人がでてきます。途中で息切れしたり休んだりしている人です。「ウサギとカメ」の物語のように。
100年続く会社を目指している当社は、言うまでもなく長距離競争です。短期的な成果ではなく、
継続的に長期的に成果をあげていくことを目指しています。当社の展開スピードが早いとか、僕が急いでいるとか言われることがありますが、
決して急いでなどいません。ただ一生懸命頑張っているだけであり、スピードを競ってなどいません。一方で、時代の大きな激しいうねりが、
当社や業界の周辺を渦巻いていることは間違いありません。
体調が良いと気持ちも前向きになります。また明日から、課題山積の嵐の中に突入してまいります。あらためまして、皆さん、
よろしくお願い申し上げます。
この度、石川県庁さんからお声掛けをいただき、石川県の農業を活性化させる委員会の委員に入れていただくことになりました。 委員のメンバーは、これまでの農業業界の重鎮から、僕のような毛色の変わったところまで、非常にバランスの良い構成になっていると思います。 僕はこのような機会をとても嬉しく思います。何処でとか、誰がとか、大きいとか小さいとか、そのようなことに全く関係なく、 今回のような真剣な取り組みは素晴らしいことです。微力ながら最善を尽くしていくことをお約束したいと思います。
食品価格の値上げが、止まることを知りません。残念ながら、これは以前から僕が言い続けてきたことです。構造的な問題であり、
すなわち皆の問題なのです。
「消費者の問題」:値上げに大騒ぎしていますが、食品価格上昇分が、1年間当たり実額でいくらの負担増になるのでしょうか?一方で、
ゴールデンウィークは大きな資金負担をして民族大移動しています。また携帯電話は使い放題という社会です。そのような費用負担と比較すれば、
我々に絶対的に必要な食品価格の上昇分負担など軽微な問題です。消費者は、基本的に値上がりを好まないのは当然のことでしょう。
しかしモノゴトの本質を理解しないで、ただ単に安いほうが良いなどという理屈が、成立するはずはありません。いまのような環境では、
農業生産者も加工業者もどんどん衰退し、結果として益々消費者の食料安保が崩壊していくのです。
「流通の問題」:流通企業の力があまりにも強すぎて、エブリディロープライス(ELP)を旗印に、仕入価格の抑制が徹底されました。
その結果、農業生産者や加工業者の手取りは必要以上に抑制され、ついには再生産価格を維持することもできず、
多くの農業生産者や加工業者は破綻に追い込まれました。流通業者には、農業生産者などの納入業者はビジネスパートナーであり、
下請けの小作人ではないということを、再認識していただきたいと思います。
「行政・政治の問題」:国内農業振興への後手後手の政策、国際感覚の欠如と、挙げたらキリがありません。
「マスコミの問題」:消費者の不安心理を助長するような報道が実に多いように感じます。食料問題は、食料産業だけの問題ではなく、
日本人の生活そのものの重要課題であり、また世界的な問題です。また一過性の問題ではありません。マスコミには、
視聴者をミスリードしないように、正確な報道を期待します。当社にも取材依頼が多いのですが、僕の話を理解することよりも、
中途半端な知識で事前にストーリーを作り上げてくることが多いのには閉口します。
このように、食料問題とは誰か特定のヒトや産業だけの問題ではありません。ただ単に安ければ良いとか、大変だと大騒ぎするのではなく、
みんなで問題の本質を共有し、理解し、協力し、譲歩し合うような構造に転換しなくてはいけません。間違いなく言えることは、
日本人全員が食料の消費者であるということです。消費者にとって望ましくない状況にまっしぐらの日本の食料問題を、
関係当事者全員で見直すことが必要です。そのような解決策に少しでも貢献すべく、当社は頑張っています。日本全体とはいえませんが、
それでも急速にどんどん多くの方々が当社理念や活動にご賛同してくださるようになってきました。驚くほどの勢いです。
まだまだ日本も捨てたものではありません。
日本における農業と政治の関係を見直す時期がきたことを、痛切に感じる今日この頃です。これまでは、
集票マシーンである農業と政治家はもたれあいでした。
しかし海外では、まさに国策として、農業と政治が一体に動いています。ここのところ、農作物の輸出規制を行う国が急増しています。
世界的食料不足のさなか、外貨を稼ぐことよりも自国民の食料安保を確保することが優先課題だからです。
その結果として食料輸入国の日本の食料価格は急騰しています。今後もこの傾向は続くでしょう。これでも、まだ危機感を持たないのでしょうか?
また輸出規制のみならず、米国のようにバイオエタノールという戦略を打ち出し、そこに巨額の補助金を支給し、
結果として農業者も国も大きな利益を獲得するような動きもあります。バイオエタノールの是非は別にして、国策として農業は重要であり、
そこには補助金も大きな役割を果たしています。日本では補助金の運用があまりにも稚拙で、補助金そのものが悪者扱いされています。
しかし適切な運用がなされれば、補助金とはとても有効な武器です。諸外国では、こんなことは常識です。
僕も、政治家とお会いする機会が多々あります。そんな時、政治家の多くは農業政策を重視していると言われます。しかし、
少し話をしてみるとあまりの勉強不足に失望します。またそんな政治家を、選挙の代償に悪用しようとしている人もたくさんいます。
個人の利害の問題ではなく、本当の日本の将来を見据えた産業構築であり、それを適切に司る政治になることを切に願っています。
ここのところ、講演のお話を、ずいぶん頂戴するようになりました。それぞれの会には、ご出席者の制限などもありますが、
念のためご紹介させていただきます。
①5月22日:パソナ農業ビジネススクール(大手町)
②5月23日:シンクタンクの皆さんの勉強会(一番町店)
③6月3日:パソナ農業ビジネススクール(大手町)
④6月5日:パソナ農業ビジネススクール(大手町)
⑤6月6日:青森県庁さん(青森)
⑥6月10日:パソナ農業ビジネススクール(大手町)
⑦6月21日:高知県経済団体さん(高知)
⑧9月4日(木):静岡農業ビジネススクール(三島)
毎年恒例となりました、イチゴの育苗イベントを、今年も開催いたします。昨年同様、
大分県久住高原にありますキヨタナチュラルファーム内で、6月22日(日)に行います。昨年も50名内外の方々に御集りいただき、
大人も子供も一体になった素晴らしいイベントでした。また牧場内ですので、牛の見学会も行います。
遠路ではありますが、可能な方は奮ってご参加ください。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
ここのところ、皆さんから、健康管理をしっかりするようにと、頻繁にご指摘をいただくようになりました。よほど、
僕の行動が目に余るのだと思います。ご心配いただき、心より御礼申し上げます。確かに、疲れていたり病気になったりしていては、
集中力も創造力も落ちてきます。
そこで、ここで下記のような宣言をさせていただきます。手抜きだと言わずに、ご容赦ください。
①労働時間の短縮②適宜運動をする③節酒④規則正しい食事⑤長距離運転禁止
その代り、余裕のできた時間はより創造力を高めるようなことに活用したいと思います。ご理解よろしくお願い申し上げます。
ついに今年も3分の1が終了してしまいました。今日から5月で、世間ではゴールデンウィークですね。
僕にとってのゴールデンウィークは、普段飛び回っている生活とは逆で、東京に腰を据えて、戦略を立案したり勉強したりできる絶好の機会です。
しっかり頭を鍛えて、また体調も整えたいところです。
今月のイベントとしては、14日(水):一番町店定例交流会、22日(木):農業ビジネススクール授業、23日(金)セミナー講師、
28日(水)定例試食会、また石川・岡山・山口・福岡・他の出張を予定しております。まだまだ駆け出しの当社にしては仕事が盛りだくさんで、
本当に日々感謝しております。またここにきて、当社の身内になってくださる方々が増えており、本当に心強い限りです。
課題山積状態には変わりありませんが、これだけのチャンスをいただいているのですから、悩んだり立ち止まったりしている暇はありません。
実は、昨晩の会合があまりにも楽しくて二日酔い状態なのですが、そんなことにも負けてはいられません。