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2008年9月

2008年9月30日

食材をお探しのお客様へ

 当社ホームページ(http://www.naturalart.co.jp、トップページ)に「食材をお探しのお客様へ」という大きな窓を作りました。当社とまだ接点のないお客様は、お気軽にこちらにお問い合わせください。ご連絡お待ちしております。

ファイナンス能力の向上

  この二日間で、岡山・京都と周り、先ほど東京へ戻りました。出張の移動途中は、一人っきりで頭の整理ができるとても貴重な時間です。将来の中長期ビジョンを考えることが多いのですが、いまは何といっても心配なのはファイナンス環境です。世界的に深刻な金融危機に突入してしまいました。日本国内においても、株式市況は大幅に下げ、また銀行融資も大変厳しい環境にあるようです。
 お陰様でこれまでの当社は、多くのファイナンスパートナーに恵まれて、相応の展開をすることができました。しかし、将来のことを考えると、ファイナンス能力を何段階かレベルアップしなければ、持続的成長にブレーキがかかる恐れがあると懸念しております。企業にとってファイナンス活動とは、言うまでもなく極めて重要なものです。今回の金融危機はかなり根が深く、このような悪い状態が長く続く可能性がありますから、多くの企業にとって極めて深刻な問題です。本業だけでも大変忙しい中小企業が、ファイナンス活動にこれまで以上の多くのエネルギーを注がなくてはいけないのは、日本経済全体にとって更なるマイナス要因(悪循環)になるものと危惧しています。

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2008年9月28日

10月のイベント

 またもや新しい月に突入ですね。お陰様で本当に盛りだくさんで、退屈している暇がありません。この10月は、今年の締めが近づいていることもあり、これまで以上に盛りだくさんです。主な予定を下記いたしますので、関係者の方々は、どうぞご参加ください。

2日(木)18時:青森会(一番町店)
7日(火)午後:岡崎おうはん協議会(一番町)
8日(水)18時:定例交流会(一番町店)
9日(木)午前:石川出張(金沢)
10日(金)14時:鈴木塾第三回及び懇親会(青森)
11日(土)13時:農業ビジネススクール卒業課題発表会(大手町)
14日(火)15日(水):山口出張
16日(木)18時30分:某商社勉強会講師(東京)
21日(火)19時:農業ビジネススクール修了式(大手町)
23日(木)午後:横浜市職員向けセミナー講師(横浜)
24日(金)午後:岩手経済同友会講演(盛岡)
25日(土)午後:秋田県羽後市講演(羽後市)
29日(水)18時:定例試食会(一番町店)
30日(木)14時:ふるさと財団シンポジウムパネルディスカッション(新橋)
31日(金)午前:埼玉大学講演(大宮)

詳細は下記ホームページでご覧ください。
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農業ポータルサイト(情報サイト)

 農業業界の情報を、タイムリーに・広く・簡単に、皆様に提供できることを目的に、農業ポータルサイトをインターネット上にオープンいたします。まだ正確な時期については発表できませんが、年内オープンの見込みで頑張っております。
 農業業界に閉塞感が漂う原因はたくさんありますが、その大きな一つは「情報の偏在性にある」と考えています。つまり情報が無いわけではないのですが、ごく一部の特定の方や地域しか有していないということです。有益な情報を、より多くの方々が共有することができれば、農業業界は必ずや飛躍的発展を遂げます。情報が起爆剤となって、新しい農業の時代を切り拓くのです。
 そこで、当社ホームページ(http://www.naturalart.co.jp)において、その農業情報メーリングリストの受付を開始いたしました。もちろん無料のサービスです。
 ネット社会はより多くの方々にご参加いただくことにより、より大きな効果を発揮します。どうぞ、みなさんは勿論のこと、お仲間やご友人・ご家族の方々もお誘い合わせのうえ、一人でも多くの方々のご参加をお待ちしております。また不明な点などありましたら、当社ホームページのお問い合わせ窓口宛てにメールをお送りいただければ幸いです。

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2008年9月25日

心と科学の融合した経営

ナチュラルアートグループ各位

 一昨日、ナチュラルアート・グループ戦略会議を開催しました。当社は11月決算であるため、12月以降の新年度のことを見据えての戦略会議です。
 新年度のテーマは「心と科学の融合した経営」です。「心」とは経営理念や社会的意義を意味します。これは過去の経営の中で、とても大事にしてきており、定着してきました。「科学」とはデータやロジックを、より重視していこうという考えです。この点は、これから徹底的にブラッシュアップしていく必要があります。この融合を図ることができれば、我々はまた一歩成長することができるでしょう。

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2008年9月24日

関西での農業コンサルティング事業です。

 今日も早朝よりダッシュで、6時発の新幹線に飛び乗り、いま関西に向かっています。経営とは体力勝負だと、しみじみと感じているところです。
 今回は、関西のある自治体さんから、地元農業の将来に関する調査レポート作成するという、コンサルティング事業が目的です。最近は地方自治体さんの活動が、大変活発化しています。コンサルティングや講演からモノの売り買いまで含めて、自治体さんと当社との接点が急増しています。地方経済は確かに疲弊していますが、、潜在的成長性もチャンスもたくさんあります。昨今のように、情熱のある地方の方々が増えれば、地方経済復活の可能性は充分にあります。僕自身田舎モノの一人として、田舎の応援を徹底的に推進していきたいと考えています。

 ところで今晩は、当社一番町店にて、定例の試食&商談会です。このため東京にとんぼ返りをしますので、こちらにもどうぞみなさんお越しください。

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2008年9月22日

Nobless Oblige

ここのところ、事故米と、リーマンブラザースをはじめとした金融ショックのことが、メディアで盛んに報道されています。僕はこの二つの事件に、重大な共通する問題点があると認識しています。
 第一は事業本来の原点から逸脱し、マネーゲームに奔走した結果であるということです。
 第二には、複雑な流通システムがブラックボックス化し、或いはあえてブラックスボックス化させ、その中に悪を生み出す土壌を形成してしまったということ。
 第三には、当事者だけの問題ではなく、その周辺を取り巻く社会全体の問題であるとうことです。
 仮に僕の分析が正しいとすれば、答えはひとつです。抜本的な社会の構造改革を行わなくてはなりません。今日新しい自民党総裁が決まったようですが、つまらないテクニカルな政治手法ではなく、倫理観に裏打ちされたNobless Obligeを果たしてもらいたいと切に願います。単なる個人の立身出世物語ではないことを期待します。

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2008年9月21日

カニを3回も見ました。

 昨日土曜日は埼玉県神泉村(旧村名)を訪問しておりました。群馬県との県境で、山間の静かな素晴らしい所です。当社が、創業の頃からお世話になっている原点のような場所です。ここは文字通り水のとてもきれいな所で、村の中に流れる小川にはたくさんの沢ガニがいます。子どもたちは大喜びです。数日前は山口県宇部におりましたら、道端をカニが横切る姿を見ました。その前日は、高知の坂本龍馬記念館の玄関を歩いているカニを発見しました。この1週間で、各地で3回もカニを見たのですが、これは大変素晴らしいことだと感じています。僕の田舎の海にもカニがたくさんおり、子供たちを連れてカニ取りにいくのが毎夏の恒例行事です。
 環境問題は危機的な状態と言われていますが、まだまだ可能性も充分にあります。イタリアの最先端の工業デザイナーが、どんなデザインも自然の美しさにはかなわないと言ったそうです。
 
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2008年9月20日

9月18日(木)山口から東京へ

 18日(木)夜、3日間の出張を終え、東京へ戻りました。いつも戻ってきたときにはクタクタです。しかし、そのようなエネルギーを消費すべき場所やテーマがあることは、本当にありがたいことです。我々のように経営基盤の確立されていない中小企業は、世の中から求められなくなったらおしまいです。
 「世に生を得るは 事を為すにあり」という、坂本龍馬の言葉があります。我々個人も会社も、世の中に存在する限り、社会に貢献する義務があります。

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2008年9月19日

講演に関してです。

  ここのところ、たくさんの団体や個人の方々から、講演のお話を頂戴する機会がものすごく増えました。こんな駆け出しの僕の話でも、ご興味をお持ちいただけることは、本当に有難いと感じています。直接、自分の声で、少しでも多くの皆さんに考えをお伝えできることで、信頼のネットワークが拡大し、結果としてもビジネスも広がるようになりました。ただ、いかんせんスケジュールに限界があります。
 お陰様でお声をかけていただく場所も全国に広がっておりますので、ホームページにて講演スケジュールをご確認いただければ幸いです。夢を共有できる仲間が、一人でも多くなることは、本当に幸せなことです。

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9月17日(水) 高知から山口へ

  9月17日(水)は、高知から山口へ移動しました。まさに坂本龍馬の脱藩ルートです。脱藩というとあまり聞こえが良くないかもしれませんが、僕は改革と自由への道と理解しています。偶然とはいえ、このようなルートで移動することになるとは、満更でもない気分です。
  思い込みという言葉は、比較的ネガティブに解釈されがちですが、僕は全く逆です。思い込みをすごく大事にしています。思い込みを大事にできることが「Key for success」だと考えています。

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9月16日(火)高知です。

 9月16日(火)は、高知大学さんの主催によるフードビジネスクリエーター(FBC)育成に関するセミナーでお話をさせていただきました。セミナーは約200人規模の大勢のご参加であり、また明るい高知人の気質もあって、懇親会まで含めて大変盛り上がりました(因みにセミナーの映像が、今後文部科学省さんのホームページで公開されるそうです)。今後のFBCプログラムは、文部科学省さんからの予算がでている企画でもあり、内容もかなり充実しておりますので、心ある方は是非受講されてはと思います。 
 龍馬ファンのはしくれである僕にとって、高知での活動は格別嬉しいものがあります。龍馬の評価には様々ありますが、僕の好きなところは大同小異を実践した人だということです。これまでの農業の世界は、縦割り社会であり、また小異だけがクローズアップされていたと言えるかもしれません。しかし実際は大同小異なのですから、これからは大同団結していくことが重要と考えています。 
 これまでも高知県との取り組みはあったのですが、今後はより一層レベルアップを図っていきたいと考えおります。高知関係者の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。懇親会でも「鈴木はまるで高知の人のようだ」とコメントを頂戴したのは、嬉しい限りでした。おかげさまで、また調子に乗りすぎて二日酔いになってしまいましたが。

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数日バタバタで申し訳ありませんでした。

 今週は、高知への出張からスタートし、昨晩遅くに山口を経由して東京へ戻りました。ブログも記載できず、またお仕事でもやや対応できていないものもあり、申し訳ございません。
 今日必死で諸々対応いたしますので、もう少々お待ちいただければ幸いです。

2008年9月15日

感謝と原点回帰のお伊勢参りです。

昨日は、予定していた出張が延期になりましたので、急きょお伊勢参りに行ってきました。前回は6月15日でしたから約3か月振りということで、通常2か月サイクルの僕にしては久しぶりのお参りでした。お参りのサイクルが長くなることは、日々の業務スケジュールや気持ちに余裕がないという証明で、それ自体が大きな反省材料です。
お伊勢参りをすると、自然に感謝の気持ちが湧き上がってきます。いつも創業時の原点から振り返るのですが、いま存在していることが、何度考えても奇跡の連続の結果としか思えないのです。もちろん、精一杯の努力はしているつもりですが、自身の努力だけでは乗り越えられない大きな壁がたくさんあります。しかし結果として、そのような壁を乗り越えてきていることも事実です。毎日、生きていることが奇跡の連続で、感謝の気持ちこそがその恩返しであると認識しています。伊勢神宮は、世間の雑事の中でさ迷う僕を、純粋な世界に導いてくれるとても有り難い存在なのです。
 
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2008年9月10日

青森県人会

 今晩は、定例の一番町店交流会です。今回も大勢の皆さんにご参加いただく予定となっており、スタッフは張り切って準備中です。
 ただ交流会の人数が多すぎて、ゆっくりお話ができないという側面もでてきており、今後はテーマを決めて分科会も随時開催していきたいと考えています。
 その第一弾として、青森県人会を10月2日(木)6時より、一番町店にて開催いたします。青森県人会だからといって、青森県出身者限定ではありません。青森県を応援してくださる方々であれば、どなたでも結構です。こちらも定例交流会同様、単なる飲み会に終わらず、新しい付加価値を創造するよな機会になればと期待しています。
 ご興味のある方は。どうぞお問い合わせください。

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メーリングリスト

 この度、インターネット上に、農業ポータルサイトを立ち上げることになりました。農業業界発展阻害要因の一つが、 情報の偏在性であると認識しているからです。多くの情報をみんなで共有することにより、業界の健全な発展に貢献できればという思いです。
 そのために、現在メーリングリスト登録を整備中です。今後、農業業界に関する様々な情報を発信する予定です。勿論無料ですから、 よろしければ是非ご登録ください。当社ホームページのお問い合わせ(info@naturalart.co.jp) までメールをお送りいただければ幸いです。
  サイト自体のスタート日は、まだ確定はしておりませんが、この2~3ヶ月以内にはということで準備を進めております。 広く皆さんに参加していただくことで、新しい世界が生まれることを期待しております。

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2008年9月 9日

忘年会のご案内

 「忘年会のご案内」と言いますと気が早いように思われるかもしれませんが、お陰様でたくさんのお問い合わせをいただいております。12月も定例交流会どおりということで、第二水曜日の12月10日に開催いたします。今年は300~400名ぐらいの大人数のご参加を見込んでおり、そのため会場確保がまだできておりません。
 いずれにいたしましても、12月10日(水)の開催は確定ですので、スケジュールの確保をお願いいたします。場所等詳細は別途ご案内いたします。

岡山キャンペーン

 ここのところ、岡山の方々とのご縁が大変深まっております。そんなこともあり、当社一番町店では、連日モモやブドウをはじめ、岡山名産のキャンペーンを行っています。また小売のみならず業務用の卸もいたします。岡山ご出身の飲食店経営者の方など、岡山県の青果をお取り扱いされていらっしゃる方は、是非当社にお問い合わせください。

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日経新聞1面トップ「銀行にマネー滞留」

 今日の日経新聞1面トップ記事見出しは「銀行にマネー滞留」です。民間銀行の預金残高は過去最高水準だそうです。これは企業活動や株式市場に資金が向かっていないということです。また預金に対する貸出金の比率を示す預貸率は約7割に低迷しているそうです。つまり世の中にお金が回っていないということです。
 僕は困った時ほど、モノゴトを原理原則で考えることが重要だと考えています。原理原則の基準のひとつは言葉にあると考えています。銀行は金融業と言われています。文字通りお金を融通し、世の中にお金が循環することが本来業務です。水も血液も、滞留してはよどんで腐ってしまうように、お金も同様です。銀行には、景気が悪いからといってシュリンクするのではなく、プロの金融業者としての知恵と行動を期待したいところです。
 景気後退局面とうのは、いつもそうなのですが、倒産が増え→個人消費が減り→貸出しが減り→更に倒産が増え→さらに貸出しが減る、という悪循環に陥ります。放置しては大変な事態に陥ることが明白です。だからこそ存在するのが、政治であり役所です。いま日本では、この政治も役所も機能不全です。こんな環境の中で、世界と闘わなくてはいけない日本企業の経営者は大変辛い状況です。税制問題も含めて、本当に日本の未来を考えた政策が実行されなければ、日本を見限る会社や人が増え、本当に日本は寂しい国になってしまうかもしれません。
 しかし僕は、現状の問題点も実は大した難しいこととは考えておりません。原理原則に立ち返って、政治家も役人も、そして我々庶民も、みんなが応分の努力をすれば改善できることです。大政奉還を成し得た明治維新の獅子達のことを考えれば、現代の日本の課題など知れたものです。

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2008年9月 8日

農作業のご案内です。

 9月20日(土)は、当社グループ仙台農建農場(宮城県)にて、毎年恒例のイチゴの定植イベントを行ないます。 東京から見れば遠方ですが、ご参加希望の方はどうぞお気軽にご参加ください。当日は芋煮会などのイベントも催されるます。
 また同日、こちらはイベントではありませんが、埼玉県神泉村にても農作業を行ないます。僕はこちらのほうに参加いたします。 こちらももしご希望の方がいらっしゃれば、お問い合わせください。
  まだ残暑は厳しいものがありますが、そろそろ皆さんにも農作業にご参加いただければと思います。日本の農業は、 みんなで盛り上げることが大事です。

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2008年9月 6日

推薦図書「トヨタ流最強社員の仕事術」

関係各位

PHP文庫から出版されております「トヨタ流最強社員の仕事術」という本を、是非読んでください。ビジネスの基本が明確に記載されています。素晴らしい記載の連続で全ては紹介できませんが、ひとつだけご紹介したいと思います。

「トヨタ流は、何時間働いたとか、どれだけの汗をかいたかを評価しない。どれだけ知恵を出したか、どれだけ付加価値を生んだかを評価する」

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2008年9月 2日

長期的視点を再認識する必要があります。

  昨日より青森に来ており、いまは宮城へ向かう車中です。このように日々各地で仕事をたくさん頂戴できることは、
大変有り難いことだと感じております。

 ところで、前安倍首相に続いて、今回の福田首相の電撃辞任と、非常に大きな疑問を感じます。
困難の連続など最初からわかっていることであり、それが嫌なら最初から首相になるべきではなく、
一度は首相をという単なる名誉欲に基づいた行動としか見えません。100年続く会社を目指している当社の理念からは、全く理解できません。
いまの世の中は何事も移り変わりが激しく、また企業経営も短期思考が極めて強く、四半期決算で支配されているようなところもあります。
しかし短期間で出来上がる改革などありません。短期間でリストラをして業績V字回復などというフレーズを良く耳にしますが、
それはイリュージョンにしか過ぎません。そんなことは過去の事例を見れば明からです。短期的にもてはやされた会社の多くが、
結果としては消え去ってしまうのは何故でしょうか。長期的視点がいかに重要であるかを考えれば、その範となるべき首相の行動としては、
今回の辞任劇はあまりにも寂し過ぎます。

  戦後の最もややこしい時期に長期政権を司った吉田茂元首相は、マッカーサーという圧倒的に優位な立場にある存在に対して、
敢然と立ち向かっていったことをいまの政治家はどのように解釈しているのでしょうか?民主党党首が聞く耳をもってくれないからなどと、
2代も続けて首相退陣の言い訳になるとは、実にレベルの低いお話しと言わざるを得ません。

  吉田元首相のエピソードを一つご紹介いたします。戦後の当時、
食料確保に必死であった日本政府は占領軍に食料の水増し請求をしたが、それが見抜かれたそうです。「日本の統計はなんといい加減だ」
と怒ったマッカーサーに対し「日本の統計がもし正しければ、あんな無謀な戦争はやっていなかったし、
もしやっていたら勝っていたかもしれない」と反論し怯まなかったそうです。会話の内容や手法の是非はともかく、
それぐらい強い志で国民を守ろうとする、腹の据わったリーダーが日本には必要です。


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長期的視点を再認識する必要があります。

  昨日より青森に来ており、いまは宮城へ向かう車中です。このように日々各地で仕事をたくさん頂戴できることは、 大変有り難いことだと感じております。
 ところで、前安倍首相に続いて、今回の福田首相の電撃辞任と、非常に大きな疑問を感じます。 困難の連続など最初からわかっていることであり、それが嫌なら最初から首相になるべきではなく、 一度は首相をという単なる名誉欲に基づいた行動としか見えません。100年続く会社を目指している当社の理念からは、全く理解できません。 いまの世の中は何事も移り変わりが激しく、また企業経営も短期思考が極めて強く、四半期決算で支配されているようなところもあります。 しかし短期間で出来上がる改革などありません。短期間でリストラをして業績V時回復などというフレーズを良く耳にしますが、 それはイリュージョンにしか過ぎません。そんなことは過去の事例を見れば明からです。短期的にもてはやされた会社の多くが、 結果としては消え去ってしまうのは何故でしょうか。長期的視点がいかに重要であるかを考えれば、その範となるべき首相の行動としては、 今回の辞任劇はあまりにも寂し過ぎます。
  戦後の最もややこしい時期に長期政権を司った吉田茂元首相は、マッカーサーという圧倒的に優位な立場にある存在に対して、 敢然と立ち向かっていったことをいまの政治家はどのように解釈しているのでしょうか?民主党党首が聞く耳をもってくれないからなどと、 2代も続けて首相退陣の言い訳になるとは、実にレベルの低いお話しと言わざるを得ません。
  吉田元首相のエピソードを一つご紹介いたします。戦後の当時、 食料確保に必死であった日本政府は占領軍に食料の水増し請求をしたが、それが見抜かれたそうです。「日本の統計はなんといい加減だ」 と怒ったマッカーサーに対し「日本の統計がもし正しければ、あんな無謀な戦争はやっていなかったし、 もしやっていたら勝っていたかもしれない」と反論し怯まなかったそうです。会話の内容や手法の是非はともかく、 それぐらい強い志で国民を守ろうとする、腹の据わったリーダーが日本には必要です。

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