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2009年1月

2009年1月29日

時間のポートフォリオ

 前回ブログから、約1週間更新できておらず、申し訳ありませんでした。かなり激しいスケジュールになっておりました。
 23日:岩手、24・25日:青森、26日:岐阜、27日:東京、28日:山口といった状況でした。この間は講演も1回ありましたが、基本的に現場回りに奔走しておりました。既存案件・新規案件様々ですが、現場が一番重要であることは言うまでもありません。これからも現場中心で進めていきたいと思います。
 因みに、今日大先輩から、講演の回数が多いのではと教育的指導を受けました。決して先生きどりをしているのではなく、そこから様々な営業が広がっており、営業ツールとして有効な手段だと考えています。しかしながら、モノゴトには塩梅が大事です。限られた自分の時間のポートフォリオを、適正に運用していくように、諸先輩のアドバイスを生かしていきたいと思います。

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2009年1月25日

現場主義で。

一昨日から、青森にて現場周りを続けてきました。ここのところ講演など他の仕事も増えてきましたが、何といっても現場が一番重要なところです。現場での作業や打ち合わせには、いろんな夢が潜在しています。また仕事後の仲間での食事会も大変意義深いものがあります。益々夢が広がります。みんな、今年はかなり環境が厳しいが、絶対に負けるわけにはいかないと、気合い十分です。
 今日は車で青森から岩手まで移動したのですが、青森では大雪で、岩手では盛岡を過ぎたら晴天で残雪もありませんでした。わずかの移動でも、これほどの天候差があります。やはり農業は天候や環境との共生によって成立するものであり、ダーウィンが進化論で指摘してから、原理原則はほとんど変わっていないと再認識したところです。
 いま東京へ向かっての新幹線車中です。

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2009年1月23日

新潟会と兼続米

 昨晩は、当社一番町店にて新潟会を開催していただきました。やる気満々の皆さんのご参加で、大変楽しい会合でした。
 いま新潟の旬の話題と言えば、何といってもNHK大河ドラマ「天地人」です。ご参加者の中で、南魚沼でこだわりのコメ作りを続けている(有)いなほ新潟さんは、まさに兼続の生誕地ということで気合い十分で、「兼続米」という新商品を発売予定です。近日当社一番町店をはじめ、数か所で兼続米を発売しますので、乞うご期待です。因みに同社は、当社が創業のころからずっとお世話になっている大先輩で、僕が日本一高いコメといつもひやかしているとても親しい間柄です。
 また新潟会は早速第二回が開催される計画だそうです。日程が確定しましたら、またご案内いたしますので、ご出身者のみならず、新潟というキーワードに関わる方はどなたでもお気軽にご参加ください。

この3日間で1,500人の方々にお話させていただきました。

 昨日はパレスホテル(東京)にて日本経営合理化協会さん主催セミナーの中で、約700名の農業業界以外の経営者の方々に、お話をさせていただきました。講演終了後は、主催者の方々がこれまでの最高記録だとおっしゃるぐらい、100人以上の方々が名刺交換に長蛇の列をお作りいただきました。今日は盛岡にて岩手県庁さん主催セミナーの中で、約250名の農業関係者の方々にお話をさせていただくことを予定しております。 
 たった2日間で、約1,000人もの方々に、一昨日も含めるとたった3日間で約1,500人もの方々に、当社の理念や戦略を直接聞いていただけることは、本当に有難いことだと思います。当社の名前はずいぶん一人歩きをしているようで、良くも悪くも当社のことを誤解している方々がたくさん存在するようです。ですから、決して先生きどりをしているわけではありませんが、このような講演活動により、当社の赤裸々な実態をできるだけ丁寧にご説明するように努めています。そしてその結果、確実に仲間が増え、確実にビジネスが広がってきております。
 郷土の大先輩である作家の太宰治氏が「恍惚と不安、我に二つあり」という言葉を残しています。作家としての名声が高まる一方で、その責任を果たしていけるのかという不安です。僕の場合は、恍惚というほどのレベルにはありませんが、しかし多くの方々に期待していただいているということは事実です。しかし一方でその期待に応えるほどの実力を持っていないことも事実です。それは不安ではありませんが、満足できるものでもありません。だからこそ一層頑張らねばなりません。


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2009年1月21日

岩手は幸運の地かもしれません。

今日は終日岩手にて、農業業界の大きなイベントに講師として参加してきました。昨年より岩手とのご縁が賑やかになっており、この先も様々な予定があります。ところで、お邪魔したホテルに、座敷わらしの人形が飾られておりましたので、ふっと思い出したことを記載してみたいと思います。
 岩手には、皆さんご存じのとおり「座敷わらし」伝説があります。座敷わらしが現れると、幸運をもたらしてくれると言われています。金田一温泉など、メディアでも大変有名になりました。
 僕の父は版画家のはしくれなのですが、約30年前、今のような座敷わらしブームになる以前に、金田一温泉で座敷わらしに会ったそうです。翌朝の新聞を見たら、自分が予想もしなかった版画の受賞をしたことを知って、大変驚いたそうです。岩手は、私たちに幸運をもたらしてくれる地なのかもしれません。

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2009年1月20日

新潟会

 明後日の22日(木)7時より、当社一番町店にて、第一回新潟会が開催されます。新潟関係者の方々、どうぞお気軽に遊びにお越しください。
 因みに、今後の予定としては、群馬会と秋田会が計画されております。

2009年1月19日

22日(木)講演時間の変更です。

 1月22日(木)、東京のパレスホテルにて、日本経営合理化協会さん主催セミナーでの講演時間が変更になり、13時10分からのスタートとなりました。今回は事前申し込みのセミナーということですので、お間違えないかとは思いますが、700人規模のご参加者ということですので、漏れがあってはいけないので、念のため記載いたしました。よろしくお願い申し上げます。

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経営判断

今日も始発の東海道新幹線に乗車しています。新幹線には日々本当にお世話になっています。
 さて昨晩TVにて、日本に新幹線を導入する意思決定をした、国鉄の十河元総裁のお話が紹介されていました。十河元総裁は、新幹線が日本に貢献することに強い確信をもちながら、莫大な予算が必要であることで政府承認を得られないことに悩まれていたそうです。例えそれだけの予算が必要であっても、日本にとっての新幹線の重要性を鑑み、あえて予算を半分に修正したウソの予算案を作成し、政府承認を得て、新幹線プロジェクトはスタートしたそうです。しかしプロジェクトの進行に応じて、当初予算案では大幅に予算不足であることがすぐに明らかになり、十河元総裁はずさんな予算案の責任者として更迭されたそうです。その後、新幹線は無事開通し、今では日本の社会に大きく貢献しています。
 十河元総裁は新幹線開通時のテープカットにも呼ばれもせず、自宅TVでそのシーンを見ていたそうです。元部下が十河元総裁を慰めに自宅訪問をした時に、「自分のような嫌われ者も世の中には必要だと」言ったそうです。経営判断とはこのようなものでしょうか。

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2009年1月18日

アメリカ主導農業の見直し

 昨日は広島にて、広島県農業普及員60周年記念大会での基調講演をさせていただきました。ご参加者は、農業業界の大先輩ばかり約160名ということでしたが、僕ごときの若輩者の話を大変ご熱心にお聞きいただき、感謝しております。
 さて農業普及員という制度は、戦後の日本の農業を整備するために、GHQ主導によて進められた制度です。戦後の疲弊しきった国内食料事情を復活させるために、非常に重要な役割を示したと思います。昭和の高度経済成長とも相まって、農業者が経済的にも報われる時代が訪れました。しかし、その後日本経済の成熟化、農業生産者が置き去りになった流通業界主導の食品流通、海外農作物との競争激化などにより、日本の農業は大変厳しい状況に追い込まれているのですから、もはや変革を避けては通れません。ダーウィンの進化論にもあるように、環境は変化するものです。この変化する環境に適合にし自身も変化できる者だけが生き残ることができるのです。
 戦後の国内農業は、実はアメリカ主導型で形成されてきた典型的な産業です。農地改革による大規模農家の解体、日本を米国産小麦の販売先として相対的にコメ文化を衰退させてきたこと、牛肉やオレンジなどの輸入問題、米国産トウモロコシを基本にした畜産業界など。しかしその本家である米国内農業も、昨年中盤までは史上最高の利益を謳歌していましたが、急転直下です。世界同時不況による個人諸費の低迷や、大豆やトウモロコシ価格の急降下などが頻発し、また世界トップの肉屋さんである米国タイソンは大赤字に転落してしまいました。
 昨年の金融危機からはじまった世界同時不況も、過剰なアメリカ依存型の結果とも言えます。そのように考えると、日本の農業復活のカギは、過剰なアメリカ依存型から脱却することにヒントがあります。日本には、日本の経済・食文化・風土そして日本の未来に応じた、日本固有の農業が求められています。


2009年1月17日

経済雑誌より

 移動中に経済雑誌を読んでいました。そこに二つ、良いことが記載されていたので、皆さんにもご紹介いたします。

①経営学の世界的権威であるPFドラッカー博士のコメントです。
 「不況になると、量的な成長はできなくなる。しかし質的な向上はできるはずである。」

②日本の常識と世界の常識のズレ
 明治乳業さんと明治製菓さんの経営統合をめぐって、乳牛会社と製菓会社とでは業界が違うと日本の常識は思い込みだ。同じ食品メーカーなのに、乳牛と製菓は異業種扱いである。しかし世界ではそのような日本的考えのほうが非常識である。その代表的な事例が、大変な好業績をあげているネスレ(本社:スイス、インスタントコーヒーで有名、様々な食品会社の集合体)である。

全国巡業中です。

 今日はこれから広島へ飛びます。その後ほぼ1日おきで、広島→東京→岡山→東京→岩手→東京→岩手→青森→秋田→東京→岐阜・・・といった感じで、地方と東京の行ったり来たりです。また当社役員も、今日は青森や大阪に飛んでいます。不景気ながらも、このように仕事のチャンスをいただけることは、本当に有難いことだと認識しています。週末だから休みたいとか疲れたとかは、言ってられません(本当はかなり疲れていますが)。厳しい環境の中での成功や成長のためには、地道な努力以外に答えはありません。秘策などありません。ここしばらく世の中は大変混沌とした状況で、そんな中で当社に寄せられる期待も拡大していますが、自らの理想と現実のギャップという力不足を、日々痛感しているところです。まだまだ全然努力が足りないようです。

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2009年1月15日

雇用の受け皿としての農業

 昨日は、今年の第一回定例交流会を開催いたしました。いつもどおりの大変賑やかな状況でしたが、今回の特徴としては、ご参加者の中に当社への就職希望者がたくさんお見えだったことです。やはり時節柄なのでしょうか。
 当社はグループで300名強の方々に働いていただいており、できれば今後も雇用の受け皿としても頑張っていきたいと考えています。しかし、まだまだ力不足で、雇用をどんどん拡大できるようなレベルにはありません。少しずつ一歩一歩拡大していくところが精一杯です。
 当社云々は別にしても、本来農業は雇用の受け皿として大いに期待できる分野です。人の集まる産業は発展していきます。しかし昨今の農業業界には、興味本位の人は集まっても、本気で参入する人はほとんど誤差の範囲程度しか集まってきません。当社の存在価値や成長のバロメーターとして、いかに多くの雇用を生み出すかということも重要な指標です。

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2009年1月11日

努力に勝る天才なし

 今日も早朝より新幹線車中で、八戸(青森)に向かっております。一昨日は同じような感じで岡山へ行ってきました。新年早々から、真っ暗なうちからの移動が多くなっているのも、激動の年の象徴かもしれません。
 今年はまだ11日目だというのに、予想外の出来事が頻発しています。必ずしも直接的に当社に関係するものだけではありませんが、それにしてもいろんなことが生じています。杞憂ではいけませんが、いつ何が起きても対処していけるような強い心構えが不可欠です。そのためにも、努力に勝る天才なしの精神で、ひたむきな努力を継続していきたいと思います。多少の過ちを犯すことがあるかもしれませんが、自分なりに精いっぱい努力をしていきたいと思います。
 100年に一度の危機とよく言われていますが、だとすれば向こう100年間でいまが最悪の経済状態ということになります。つまり、この最悪の状態を乗り切れば、向こう100年間持続可能な経営基盤になると言っても良いでしょう。当社が目指す100年続く会社になるためには、真に経営基盤を強化する大きなポイントの年です。

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2009年1月 7日

将来ビジョンの明確化

 年明け早々から、何度か病院に行ってきました。息子が高熱で苦しんでいたからです。病院に行くと息子から「何をするの?」「いつ終わるの?」と、不安から生じる質問が続き、結果として病院はとても怖い存在になってしまっているようでした。
 いまの世界経済も同様で、先行きがどうなるかわからない、不透明感から生じる不安心理が蔓延しています。そのような状況の中で、掛け声だけで元気に前向きにと言われても、なかなかそのように考えたり行動することは難しいかもしれません。このような先行き不安な時期こそ、ビジョンや情報を明確に公開することが重要です。残念ながら僕も将来を断定する能力は持っていません。しかし一生懸命努力をして仮説を構築し、それを情報公開し、行動をもって検証していくことを忘れなければ、決してそんなに心配だらけの世の中ではないと考えています。いまこそ、将来ビジョンを明確にすることが不可欠です。その意味で、今年もこのブログによるアナウンスメントを続けてまいりますので、関係各位はご確認をよろしくお願い致します。

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議論ではなく、行動を。

 ここのところ農業に関する議論が一層盛り上がっています。農業本質の問題もさることながら、雇用の受け皿という視点での議論も増えているようです。しかし、これまで続いてきた議論を見ていて、僕はとても違和感を覚えます。いったい誰がそれを具現化するのでしょうか?官民あげて、農業評論家は世の中にものすごく増えましたが、ほとんどの人に行動が伴いません。行動が伴わない人がいくら大騒ぎしても、世の中は変わりません。
 もし社会全体が本当に農業問題を重視しているのであれば、行動することが大前提です。当社は大した能力はありませんが、その分、一生懸命行動することを重視して頑張っています。いま農業業界に必要なのは、頭でっかちな評論家ではなく、ひたむきに地道に行動する人です。

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2009年1月 6日

今月の定例交流会は1月14日(水)です。

 お正月気分も抜けて、皆さん臨戦モードに切り替わったのではないかと思います。そんな中、定例交流会は1月もいつもどおり第二水曜日の6時開催です。今月は1月14日ですから、お時間のある方はどうぞ、奮ってご参加ください。

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推薦図書「奇跡のリンゴ」

 既にベストセラーになっている本ですから、ご存知の方も多いかとは思いますが「奇跡のリンゴ」(幻冬舎)をご紹介したいと思います。
 絶対不可能と言われている、無農薬無肥料でのリンゴ栽培に成功した、青森のリンゴ農家である木村秋則さんの挑戦の記録です。すさまじい困難の連続に負けずに最後までやり抜いた、木村さんの生き様の壮絶さに、深く感銘を受けました。僕は常日頃、事業は我慢比べであると言っております。止めたと言わない限り、事業に失敗はないと考えています。継続こそが力の源であり、またこの継続するということこそが、最も難しい課題です。この本を読んでいると、昨今の経済環境が厳しいなどという泣き言を言ってはいられなくなります。今年のスタートに、是非皆さんにもお読みいただきたい一冊です。

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2009年1月 4日

2009年の五箇条

2009年、ナチュラルアートの五箇条を記載いたします。

①「本質回帰」:経済の本質は、経世済民(世をおさめて民を救うこと)。マネーゲームや損得の争いではない。常に社会に付加価値を提供し、社会に貢献することを目指す。

②「長期的視点」:一時的な浮利を追わず、長きに亘って社会に求められる行動を心がける。

③「改革改善」:モノゴトに完璧やゴールはない。常に改革改善を実行し、成長を止めない。

④「大同団結」:小異を捨て、無益な競争は排除し、皆で力を合わせる。

⑤「塩梅」:過ぎたるは及ばざるが如し。常に加減の良い適度な状況を心がける。

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2009年1月 1日

新年、明けましておめでとうございます。

 新年明けましておめでとうございます。今年も元旦の初日から早朝移動で、いま伊勢神宮に向かっております。素晴らしい初日の出の輝きを浴びながら、先ほど伊良湖岬に到着したところです。
 今年は創業以来最も強い決意で臨んでいるといっても過言ではありません。相応に進展してきた既存事業を強固な基盤にすることがまずは最大の課題です。その更なる付加価値アップ戦略として、青果流通企業のグループ化や農業ポータルサイトのオープンを、年明け早々に予定しております。また、山口での新しい養鶏場開発、当社の主張をまとめた出版、昨年に引き続き講演活動、その他ファイナンス活動なども含めて本当に盛りだくさんです。今年は、ナチュラルアートが真に社会に必要な会社になれるかどうかの、重要なポイントになります。
 どうぞ、本年もよろしくお願い申し上げます。

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