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2010年10月

2010年10月31日

TPP追伸

 ここ数日、業務上での主な話題はTPPです。TVを見ても同様です。

 しかし報道内容は、至って偏った、中途半端なものに感じます。

 農業の実務も経験も、あるいは世界の農業事情も知らない、政治家やコメンテータのような人たちが、中途半端な発言をし、社会をミスリードしています。 

 世界では農業・食料問題は、日本の何倍も重要なテーマに扱われています。

 国策として、官民一体となり、大きな補助金もバックボーンとなり、強い農業作りを目指しています。そして相応の結果を生み出しています。

 アメリカも、ヨーロッパも、中国も、大国は全て同様です。

 農業は、水や道路や電気のような社会インフラのひとつです。言うまでもなく国民生活に不可欠なものです。単なる市場原理や競争原理だけで、答えがでるものではありません。なのに日本国内では、農業はいつも不思議な特別扱いです。

 TPP加盟の是非に限らず、日本は強い農業作りに、より大きなエネルギーや資金を注がなくてはいけません。

 それは農業議論に付きまとうセンチメンタリズムではなく、社会全体のための合理的な考えです。

 ここは、国家としても消費者としても、社会全体で共通の認識を持たなくてはいけません。

 もし、日本の社会全体が、食料は外国から買えば良い、国内農業の衰退は輸出型産業のメリットを考えれば止む無しという、外務大臣のような考えであれば、それ以上に僕がコメントすることはありません。社会全体の方々がそれで良いと言うならば、それこそ止む無しです。

 ただその先に、日本の国力が急低下し、国民の生活は大変厳しくなるということだけです。多くの力のある企業や個人は、どんどん日本を見捨てるでしょう。

 TPPは極めて重要な問題です。感情論ではなく、冷静な議論をし、また適格な対応策を早期に具現化していきなくてはいけません。

 良し悪しは関係ありません。目の前に黒船がやってきたのは事実です。これまでのだらしない外交のように「Too little, Too late」ではない、戦略的な対応策が求められています。

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2010年10月27日

大忘年会 詳細確定です。

 毎年恒例の大忘年会は、今年もパワーアップして、下記のように開催することとなりました。

 また、多くのリクエストも頂戴し、僭越ながら僕の講演もさせていただくことになりました。

 例年の忘年会は盛り上がりすぎて、あっという間でまだまだ話し足りないということで、今回は5時間のロングラン開催にいたします。

 皆さんのご都合に合わせて、可能なお時間にご参集いただければ幸いです。もちろん、最初から最後までのロングランご参加も大歓迎です。当然に僕はぶっとうしです。

■日時:2010年12月8日(水) 16:00~21:00
 16:00~ 講演
       「100年続く会社を目指して!
       ~ナチュラルアートグループ戦略」 代表取締役 鈴木 誠
 17:00~ 大忘年会
■会費:7,000円
■会場:MESON CERVANTES(メソン セルバンテス)TEL : 03-5210-2990
 東京都千代田区六番町2-9 セルバンテスビル7階
 ・JR市ヶ谷駅 徒歩5分
 ・地下鉄市ヶ谷駅 3番出口 徒歩5分 (都営新宿線・有楽町線)
 ・地下鉄麹町駅 5番出口 徒歩5分

 今年最後の大イベントです。お時間の許す方は、お会いできるのを楽しみにしております。

詳細、お申込みはこちら

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TPP(環太平洋パートナーシップ協定)

 昨日は大阪、今日は神戸・淡路島で、いま東京に向かっています。

 しかし、この数日、急に降って湧いたように、TPPが大騒ぎです。農業の立場で言えば、ついに黒船がやってきました。

 TPPには様々な側面がありますが、農業の立場で言えば、極めて深刻な問題です。農林水産省さんの試算では、国内農業生産高が現状の半分程度にダウンするということです。半分の農家が撤退か破たんするということです。ただでさえ、自給力が弱い日本の農業が、大幅にダウンするということです。

 好むと好まざるとにかかわらず、国内農業は明治維新と同様に、ドラスティックな変革を余儀なくされることになります。

 ここからが本当の正念場です。当社もトップギアにギアチェンジです。もはや、もたもたしている暇はありません。

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2010年10月23日

室生寺の仏像には、命が宿っているようです。

 いま東京へ戻る新幹線車中です。

 たった2泊3日の出張ではありましたが、中味が濃いせいか、ものすごく長く出張が続いたような感じがいたします。

 今回の出張の最後の地は、奈良県宇陀市でした。

 この宇陀市には、かの有名な写真家土門拳氏が生涯かけて惚れ込んだ、室生寺の仏像があります。
 以前からどうしても見たいと思っており、今回地元の方にわがままを言って、連れていってもらいました。
 同行してくださった方が、また事情通の方で、通常では許されない特別参観をさせていただきました。

 ちょうど一週間前に天皇皇后両陛下がお見えになった特別の場所で、特別なお話を伺いました。
 土門拳氏が惚れ込んだ仏像は、近くで拝見すると、本当に命が宿っていると感じます。

 仏作って魂入れずという言葉がありますが、同じ仏像でも、魂が入っているものと入っていないものとがあるということを、肌で感じます。

 早く自らの仕事も、魂が宿る域まで達したいと思うのですが、このような素晴らしいものに出会うと、逆にまだまだであることを思い知らされます。

 歴史や文化とは、多くのことを教えてくれます。

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2010年10月22日

有機栽培に特化した新会社の設立に関するリリースです。

 株式会社ワタミファーム元代表・武内智氏とナチュラルアートは、有機栽培に特化した生産・加工・流通及び経営コンサルティングの会社を設立しましたので、お知らせいたします。

 昨今の環境への意識向上、また、食品の安全性を揺るがす各種食品事件などの影響により、有機農産物への興味関心が非常に高まっている一方、国産青果物の中で有機農産物が占める割合は0.19%と依然として低いのが現状です。

 こうした背景の中、日本においてもオーガニックビジネスの地位の向上を目指し、株式会社オーガニックパートナーズを設立することといたしました。

■新規会社の概要
・会社名 株式会社オーガニックパートナーズ
・設立日 平成22年10月22日
・資本金 6,300,000円
・本社   東京都千代田区
・代表取締役 武内 智(元(株)ワタミファーム代表)
・事業内容 ワタミファーム経営により構築した農業経営ノウハウとナチュラルアートのアグリビジネスノウハウを活用した有機栽培に特化した総合サービスを提供。
 (1)有機農産物流通
 (2)有機農産物栽培や経営に関するコンサルティング事業
  
プレスリリースの詳細(PDF)

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2010年10月21日

生かされているという感謝の気持ちを忘れずに

 昨日も、ものすごく内容の濃い一日でした。商談多数、講演2回、遅くからの懇親会で、帰宅は24時近くでした。

 今日は、いつもの新幹線始発で、6時に東京駅を発ち、岡山に向かっています。

 因みに今日岡山、明日高知、明後日奈良、その翌日東京、その翌日宮城です。

 我ながら、身体が良く動くなと感じたりします。しかしそれも自分の力ではありません。丈夫な身体に産んでくれたご先祖様にいつも感謝しているところです。

 生かされているという感謝の気持ちを忘れずに、今日も精いっぱいの努力をしたいと思います。

Photo

(昨日の公開セミナーの様子です)

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2010年10月20日

いよいよネット販売サイトを開始します。

 いよいよネット販売サイトを開始します。

 いま準備の追い込みで、まだまだ流動的な部分も多いのですが、年内にはオープン予定です。

 出店や出品を希望される生産者や加工業者の皆様は、お気軽にお問い合わせください。

 サイトの主な特徴を記載します。

①低コストでのネット販売事業に、お気軽にご参加いただけます。
②既に多くの顧客を持つサイトさんとの連携でオープンいたします。
③このサイトでの宅急便代は、安いレートが適用になります。
④決済などのシステムは完備されています。

この新企画も、いつもどおり、皆で力を合わせて盛り上げていきたいと思います。

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2010年10月19日

弾丸ツアー継続中です。

  欧州出張から戻りまして約2週間、休む間もなく国内弾劾ツアーを展開中です。

 明日水曜日は、僕が講師で公開セミナーを開催します。今回は無料でインターネットのテスト配信も行いますので、ご興味のある方はどうぞご覧ください。

 木曜日は岡山、金曜日は高知、土曜日は宮城と出張も続きます。

 11月末の決算に向けて、全社一丸必死で頑張っております。

 いままだ公表できませんが、とてもエキサイティングな案件が、複数並行して走っております。

 一部の方々には不義理をして大変申し訳ありませんが、いましばらくご理解お願い申し上げます。

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2010年10月18日

セミナー 試験放送のご案内

10月20日(水)18時30分より、僕が講師を務めます、ナチュラルアートビジネススクールのセミナーを、ライブにて試験放送致します。

配信URL :http://www.ustream.tv/channel/ナチュラルアート-ビジネススクール
参加費  :試験放送のため、今回は無料です
詳細内容 :こちら

今回はあくまでも試験放送ですので、ご質問をお受けするなど、細かく皆様のニーズにお応えすることはできませんので、その点のみご了承お願いいたします。

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2010年10月12日

明日13日(水)は定例交流会です。

 明日13日(水)は一番町店における定例交流会です。

 今回は、海外のお客様も含めて、また賑やかな展開が予想されております。
 お時間の許す方は、どうぞご参加ください。

 ※交流会の詳細、お申込みはこちら

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2010年10月 6日

10月のイベントです。

10月もイベント盛りだくさんです。

もう既に約1週間が過ぎておりますが、今後の予定もギッシリです。
常に全力投球で対応してまいります。

13日(水) 東京:定例交流会(18時~)。
14日(木) 奈良:奈良市で農水省さん関連セミナー。
20日(水) 埼玉:埼玉大学大学院さんで授業。
20日(水) 東京:定例公開セミナー(18時30分~)。
        今回は僕が講師です。
22日(金) 高知:香美市さん主催講演会。
25日(月) 奈良:宇陀市農済さん主催講演会。
26日(火) 大阪:住友信託銀行さん主催講演会。
27日(水) 兵庫:パソナさん主催講演会(午前と午後の2回)。
29日(金) 東京:国分さん主催流通セミナー。

お近くの方は、どうぞご参加ください。

※各詳細、ご参加は下記よりご確認ください。
 ・定例交流会
 ・定例公開セミナー
 ・講演会情報

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世界的に、農業経営には共通点も多いのですが・・・

 このブログは飛行機で書いています。
 海外農業と日本の農業には、大きな共通点があることも確認できました。

①いずれの国でも、農業者の数は急速に減少しています。
②流通業者が「too strong」で、価格等条件交渉が非常に厳しくなっていることです。
③安全安心に取り組もうと各国必死ですが、100%ノンケミカルの有機JASのような栽培は、オーガニック先進国の欧州でもせいぜい1%程度だそうです。

上記の①②に関しての答えは、農業法人化・経営統合を通して、経営力を強化し、産業の構造改革が進んでいるそうです。もはや小規模農家では農業経営の維持は困難であると、どこへ行ってもはっきりと言われます。
但し、日本固有の農地や文化を守るための農業を、否定するものではありません。多様な選択肢があってしかるべきです。ただし、産業としての農業という側面で言うならば、海外に見習うべきことは多いでしょう。

上記③に関しては、食料危機を目前にし、生産力を落とさずに化学と上手にお付き合いするという考え方が主流です。ひとつは、使用した農薬をきちんと管理や記録をするということです。もうひとつはIPMと言われる概念で、天然由来の天敵などを活用することで、ケミカル依存度を落とそうという考え方です。

 基本的な農業の経営環境は、世界中で共通して厳しい状態です。但し、それに対する具体的な取り組みは日本がずいぶん遅れているようです。
 明治維新も、海外に多くのことを学びながらの実現でした。国内農業は、もっと世界の動向を学ぶ必要があります。 

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スペインにも行ってきました。

 スペインにも行ってきました。
 こちらは、まだ気温が30度を超えたりして、地中海でロングバケーションを楽しんでいる方々も大勢います。リゾート地を通過する度に、とても羨ましく感じます。
 レモン・オリーブ・アーティチョーク・レタスなど、様々な農場も見ました。気候に恵まれて農業が盛んなこの地では、早くから英国やドイツへの輸出にも取組み、結果としてビジネスセンスが大いに鍛えられたそうです。
 
 このところ、中国・フランス・スペインと、様々な海外での農場見学をし、また農業関係者のお話を伺いました。そんな中で、明らかに日本固有の問題点が見えてきました。

①過剰な糖度好き:日本人は糖度の高い果物や野菜が大好きです。糖度が高ければ評価が高くなります。しかし、欧州では必ずしもそうではありません。リンゴは特に酸っぱいものが好まれ、日本の甘いものは好まれません。
日本人にとって、糖度が高いと確かに美味しいと感じるのですが、その陰で過剰なコスト(負担)が発生し、その負担を農家がしているとしたら、それでもいまの糖度は絶対要件でしょうか?

②過剰な規格重視:日本では、品質よりも見た目を重視する傾向がとても強く、規格品の基準が異常に高くなっています。海外では、大きさや色など、見た目の基準がより幅広ですから、より多くのものを出荷することができます。いま日本で規格外扱いされているものが規格品扱いされたら、生産者の収入はずいぶん改善するでしょう。逆に言えば、単位当たりの生産コストは下がるでしょう。味が一緒でも見た目が悪いものを規格外扱いするのは、経済的損失は勿論のこと、天に唾することではないでしょうか?
また見た目の規格を追いすぎて、実は食味を落としていることも多々あります。りんごの葉を取り去って、真っ赤なリンゴを作り出し、実は味が落ちているなんてことがあります。手間(コスト)をかけて、見た目を良くし、その裏側で味を悪くし、それでもそれなりの値段で販売することは、誰が得をするのでしょうか?

③過剰な摘果(間引き):日本ではごく一部の作物を高品質にするために、摘果を一生懸命に行います。海外では、りんごの木など、日本では考えらえないぐらい実がいっぱいです。アスパラ畑は、アスパラが密集しています。勿論量が増えれば、平均的な品質は下がりますが、量が増えた分に応じて単価は安くすることができます。生産者も消費者もいったいどちらが良いのでしょうか?現状のようにマニアックに上辺の規格を追及する必要があるのでしょうか?

④検査・認証体制の整備:グローバルGAPというベイシックなルールは勿論のこと、品目や出荷ごとの第三者検査体制が進んでいます。日本の実態は非常にお寒い状況です。

⑤海外は、仕組みとして安い労働力の確保ができています。日本は農業が儲からないので、結果として農家収入が安くなっていますが。

 これらを総合的に考えると、やはり国内農業は構造改革が必要です。上記のような状況では、生産コストは必要以上に高くなります。そしてそのコスト負担は生産者に押し付けらます。生産者は益々経営が厳しくなり、どんどん数が減っていきます。これは結果として消費者にもマイナスです。典型的な悪循環です。
生産者のみならず、流通業者から消費者まで含めて、皆で共通の理解をし、皆で取り組まなければ、この構造改革を実現することはできません。

 弊社では今後、現状の規格外品を継続的に当たり前に売ることにチャレンジしていきたいと考えています。計り売り(Kg当たりいくら)や箱売りなど、日本では新たなしかし海外では珍しくない売り方を導入していきたいと思います。販売スタイルが変われば、それに応じて生産現場も変わることができます。
 現状ではハードルは高いでしょうが、生産者から消費者まで、バリューチェーンの当事者が共通の理解をできれば、決して不可能ではありません。

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2010年10月 3日

フランスのマルシェを通して

 パリでマルシェやスーパーを見学してきました。
 良くも悪くも、日本のマルシェやスーパーとは大きく異なります。すべて真似をする必要はありませんが、学ぶべきことはたくさんありました。

 当たり前のことですが、フランスのマルシェは、歴史と文化を背景に、完全に市民生活の中に溶け込んでいます。スポット的なイベントではありません。やはり継続は力です。(日本でも高知城下の日曜市や輪島の朝市など、長きにわって継続している素晴らしい市もあります。)
 品目は、野菜・果物に限らず、肉も魚も、チーズもワインも、あるいはキッシュやテリーヌやその他多くの加工品も、様々なものが出店されています。質も量も種類も、十分にまかなわれるので、三ツ星レストランのシェフたちも買いに来るそうです。

 農家の顔写真や、有機野菜云々といった栽培方法をアピールした売り方は、ほとんどありません。ごくごく当たり前のこととして、国産野菜が売られているという感じで、日本のような都道府県産表示でさえもなされていません。個別の品目よりも、マルシェそのものに対する信頼感が厚いように感じます。マルシェはパリ市内だけでも多数存在し、お互いに切磋琢磨して、一定レベルを保っているように感じます。
 包装資材に包まれている野菜は、ほとんど見当たりません。葉物のリーフレタスやロメインレタスのようなものでさえ、一枚一枚ばら積みです。過剰包装の日本は、環境問題も含めて、考え直す必要があります。
 価格は日本よりやや高い感じです。りんごが1kg約500円といったところです。イチゴが、250gぐらいで350円ぐらいです。品質は、日本の基準で考えるならば、日本のほうが優れているでしょう。しかしそれはあくまでも日本の基準でのお話です。日本のように、なんでもかんでも糖度が高いと評価され、形や見てくれが同じでなければいけないという考え方ではないようです。

 パリではマルシェもスーパーも決して安くはありません。しかし年間8,000万人という日本の10倍の観光客を迎え入れることを背景に、お金が循環している感じがします。シャンゼリゼもルーブル美術館も、人でごったがえしていました。

 日本は、不景気で、観光客もあんまり訪れず、デフレは相変わらずで値段がどんどん下がり、市民のモチベーションは上がりません。このフランスから、様々なことを学ばなくてはいけません。

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2010年10月 2日

フランス農業事情

 昨日は、フランスのリンゴ農場や選果場、あるいは農協などをまわりました。
 
 フランスの農家も決して楽ではないそうです。
 消費者団体の大声呼応するような流れで、サルコジ大統領が農薬使用を半分以下に抑えるように、制度変更をしたそうです。
 日本では、あたかも欧州農業は、かなりのレベルでノンケミカルの有機農業が進んでいるように誤解されれいる部分もありますが、実際にはせいぜい全体の1~2%程度だそうです。ケミカルを悪者にするのではなく、むしろきちんと管理しようという考え方が主流だそうです。ただ、過度のケミカル依存ではいけないことは当たり前のことですが。

 フランス周辺諸国との競争も激化しており、農業生産高はドイツに抜かれてっしまったそうです。

 フランス農業は「Promissing indusutry?(希望の産業か?)」と聞いたところ、「very difficult quesution」という回答が即座にでてきました。ただし、間違いなく「food crisis」がやってくるともコメントがありました。欧州にはアフリカからの移民なども多く、食料問題を切実な問題と認識しているそうです。日本はアフリカとも欧州とも、まだまだ関係が薄く、そんなところにも世界の流れから遅れている原因があるようです。

 これからマルシェの見学に行きますので、また続きは、後ほど記載いたします。

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2010年10月 1日

いま、フランスのルマンにおります。

 いまフランスのルマンに来ております。

 パリからTGV(新幹線)で西へ約2時間の、とても静かで綺麗な、素晴らしい地方都市です。携帯電話で大声で話している人はいません。車の運転も紳士的で、クラクションは聞こえません。ゆっくりと時間が流れている感じがします。だからといって、さびれた雰囲気はなく、若者もたくさんいます。食事はとにかく美味しく、また価格は日本から見ればびっくりするようなレベルです。お昼からワインも当たり前です。幸せな人生とはどんなものかを、考えさせられます。

 昨日から現地の農業関係者とディスカッションを進めています。 
 技術面も文化面も、学ぶべきことが盛り沢山です。逆に言えば、こちらで学んだことは、大きなチャンスにつながる可能性大です。
 
 日本の農業の現状を説明すると、現地の方からは「incredible !」のオンパレードです。やはり我々が当たり前に思っていることに、かなりの違和感があるようです。我々は知らず知らずのうちに、「井の中の蛙、大海を知らず」になっているのでしょう。

 日本の農業者の平均年齢が65歳を超えていることをお話ししたら「still working ?」とサプライズのコメントでした。年齢層が高いことを、僕は必ずしも悪いこととは思いませんが、余生をゆったりとすごすフランスの方々には、やはり違和感が強いのかもしれません。

 まだ数日フランスとスペインでの視察及び打ち合わせが続きます。
 少しでも多くの、皆さんにお役に立てるお土産を、持ち帰りたいと考えています。

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