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2011年1月

2011年1月31日

農業ビジネススクール 開講まもなくです。

いよいよあと数日で、待望の農業ビジネススクール開講です。
 これまでの、準備期間、講師の先生やインフラ関係の皆さんなど、大変多くの方々にお世話になりました。
 このプロジェクトも、いつも言い続けているように、合従連衡で具現化したものです。
 皆で力を合わせれば、無限に可能性は広がるという、典型的な事例です。

 開講後も、スポット(部分)受講の受付を、常に継続しております。
 勿論通期受講も、まだまだ受付OKです。

 少しでも多くの皆さんと、学ぶことを通して、新たなる付加価値の創造ができればと、いまからワクワクしております。

http://www.naturalart.co.jp

2月の予定です。

 今日で1月も終わりです。
 いつもであれば、あっと言う間という感じなのですが、この1月はそうではありません。
 あまりにも内容が濃く、もう何カ月分も仕事をしたような感覚です。
 しかし、明日からの2月は、そんな1月よりもはるかに充実したスケジュールです。


3日:農業ビジネススクール開講及び僕の授業
7日:宮城県本吉農業改良普及センターさん講演
8~10日:東京ビッグサイトにて、スーパーマーケットトレードショー出展
8日:農業ビジネススクールで、僕の恩師奥村教授授業
9日:定例交流会
10日:岩手県久慈地方農業振興大会での講演
10日:農業ビジネススクール、いずみ農産斎藤社長授業
15日:国分さん名古屋展示会
15日:農業ビジネススクール、トップリバー嶋崎社長授業
17日:国分さん福岡展示会
17日:農業ビジネススクール、オーガニックパートナーズ武内社長授業
18日:国分さん広島展示会
19日:大戦略会議
22日:徳島にて講演2連発
22日:農業ビジネススクール、コスモファーム中村社長授業
23日:国分さん仙台展示会
24日:農業ビジネススクール、伊豆沼農産伊藤社長授業
25日:国分さん山口展示会
25日:札幌経済団体での講演

お近くの方は、奮ってご参加ください。

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地方経済の活性化策を、もっと早く、もっとドラスティックに取り組まなくては・・・

 今日も吹雪でマイナス6度の、しばれる新青森駅から新幹線で出発しました。
 東北を巡業し、東京へ戻る予定です。

 昨年12月4日、新幹線新青森駅が開通しました。
 様々な方々に対し、新幹線開通の経済効果に関して意見を求めましたが、残念ながらほとんど効果なしという回答が大勢でした。
 市内のタクシー運転手さんの間では、毎年2~3割売上が下がり続けており、そのうちにゼロになるのではという、笑えない笑い話があるそうです。

 青森に限らず、地方経済は本当に危機的な状態だと思います。
 
 過去の栄華を極めた文明が、いまや見る影もない事例を、私たちは世界中でたくさん知っています。
 日本だけが例外である根拠などありません。
 過去の栄光にすがることなく、もう一度ゼロから地方のことを考え、また行動して結果を出すためには、もはや残り時間は僅かです。

 一昨日の講演で、ある農家の方から質問がでました。
 私は数十年農業をやっているけれども、一度も儲かったことがないと。一体どしたら良いのか?と。
 とても胸の痛くなる言葉でした。 

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2011年1月30日

デーリー東北さん 大変お世話になりました。

 今年は年初から、様々なメディアの方々にお世話になりました。
 今日は東北の地方紙「デーリー東北」さんに、昨日のイベントに関して、大きな記事を載せていただきました。

 先日は高知でのイベントに参加した際に、前日にNHKさんで報道してくださったそうです。

 メディアの方々のご協力は、企業にとっては本当に大変有り難いことです。
 今後ともよろしくお願いいたします。

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「ドーハの感激」

18年前の悪夢であった「ドーハの悲劇」から一転し、ついに日本中は「ドーハの感激」に満ち溢れています。
 日本代表サッカーの皆さんは、チームプレーとフェアプレーという、世界に誇れる戦いぶりを示してくれました。
 結果のみならず、実に清々しい戦いぶりでした。
 武士道をも彷彿とさせる、忘れかけた日本人の誇りを見るような思いで、僕も深夜までTV観戦していました。

 最近の日本は、様々な面で、国際競争力も民度も、衰退の色が散見されるようになってきています。 
 しかし、今回のサッカーアジアカップを通し、日本の底力を再認識させてもらいました。
 そして、そのように日本を覚醒させてくれたのは、日本人ではなく、イタリア人監督でした。

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2011年1月29日

八戸の皆さん、大変お世話になりました。

 今日は八戸の皆さんに大変お世話になりました。
 八戸大学さんと八戸市役所さんのタイアップイベントで、講師としてお招きいただきました。
 定員80名の会場に、200名近くのご参集ということで、立ち見の方までおいでになり、本当に恐縮するとともに、感激いたしました。
 そんなことですから、いつも以上に気合が入りすぎてしまいました。
 八戸大学さんでは、今後も継続的に授業を担当させていただくことになる予定です。
 これから、益々八戸の皆さんとも御縁が深まることを、心より楽しみにしております。

 しかし、八戸は冷え込んでいました。
 久しぶりに「しばれるな~」という言葉が、頭に浮かびました。
 いま青森市に到着したら、更にしばれていました。

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入社希望のみなさんへ

入社希望のみなさんへ

お陰さまで、今年に入ってからまた、入社希望のお問合わせが急増しております。
弊社のようなまだまだの会社に、そのような意欲をお持ちいただき、心より感謝します。
インターネット時代ですから、ホームページ等を通して、大変意欲的なお申し出をたくさん頂戴しております。

弊社の選考の考え方に関して、少しコメントいたします。
学歴も経歴も年齢も性別も、全く関係ありません。
極端に言えば、農業云々ということも関係ありません。
ただただ、皆で力を合わせて、生涯この会社で勤め上げるという意欲のあることだけが条件です。
農業に限らず、事業を継続していくというのは大変なことです。
不測の自体が頻繁に発生します。
そんな時に、自分の考え方と違うとか我慢できないとか、そんな子供っぽいことを言われても、仕方ありません。
極端に言えば、明日から農家を辞めて漁師にならざるを得なくなっても、それでも皆と力を合わせて頑張り続けるという覚悟必要です。

当社の考え方が良いか悪いかなどわかりません。
しかし当社は、そういう会社です。

当社はお陰さまで、仕事はいっぱいで、慢性的人手不足です。
どんどん採用もしたいと思っています。
しかし上記のような、僕にとってはとても単純明快な条件が、転職が当たり前になった現代人には意外とハードルが高いようです。


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農業ビジネススクール 受講生のみなさんへ

農業ビジネススクール受講生のみなさんへ

本スクールは、インターネット回線を利用したイーラーニングですから、全国どこでも受講が可能です。
一方で、同時並行で東京教室での授業も開催いたします。
インターネット経由ではなく、ライブで授業を受けたいという方は、東京教室へもお越しください。
地方の方で、たまたま出張があるので、今回だけ東京教室で受講ということも歓迎です。

念のための、補足説明でした。

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2011年1月28日

現場主義で、皮膚感覚を大事に。

今日の東京の空は、綺麗な冬晴れです。
 多少寒いと言われていますが、全く問題ないでしょう。
 一方で全国は一体どうなっているのでしょうか。
 
 こんなにも、日本中に鳥インフルエンザが蔓延したことはありません。
 鹿児島・宮崎の火山爆発も半世紀ぶりだそうです。
 寒波は相変わらずで、この週末は青森・秋田をはじめ、更なる大雪が予想されているそうです。
 昨夏の猛暑も、記憶に新しいところです。
 何十年に一度と言われるような非常事態が、最近はまったく珍しくありません。

 我々はややもすると、自分に直接的な悪影響がなければ、TV等報道では知っていても、対岸の火事のように錯覚してしまうことがあります。しかし、これは、対岸の火事ではないことは言うまでもないことです。
 ボヤーッとしていないで、皆で力を合わせて取り組む必要があります。
 皆でとは、業界や自治体だけではなく、消費者も含めた社会全体でという意味です。

 弊社グループの農場も、秋田では鶏たちが大雪に困っています。
 宮城・岡山・山口のイチゴ農場は、気温の低下で、イチゴや野菜を守るために、計画以上の暖房費を負担しています。
 勿論、その半面単価が上がるようなことも生じて、救われる部分もあります。

 いずれにしても、常に現場の正確な情報を肌で感じ、そして次なる戦略戦術を構築しなくてはいけません。
 明日から、強烈の寒波がやってくる青森に突入してきます。

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2011年1月27日

ナチュラルアート関連サイトにお越しいただき、ありがとうございます。

 ナチュラルアートの関連サイトに、連日多くの方々がお越しいただき、ありがとうございます。
 弊社ごときに、多くの方々が注目してくださっていることを、驚きながら本当に有難く思います。

 今年は特に、この1月だけでも紙媒体のメディアでもかなり取り上げていただいたせいか、サイトへのご来訪者の数が急増しております。

 今後もタイムリーに、情報開示や、意見を述べていきたいと思いますので、たまには覗いていただければ幸いです。

 因みに、明日また1件プレスリリースを行う予定です。
 週明けぐらいにはまた少し新聞記事がでるかもしれません。

 引き続き、よろしくお願いいたします。

農業ビジネススクール 1週間後の開催です。

 弊社主催の農業ビジネススクール、いよいよ1週間後の2月3日(木、節分)よりスタートです。
 お陰様で、何とか準備も整い、また多くの方々からお申込みをいただきました。
 
 学ぶという姿勢は、本当に尊いことだと思います。
 先日のオバマ大統領の演説でも、いま不景気に苦しむアメリカの復活のためには、教育投資が重要であるということが、力説されていました。
 日本の明治以降の近代の幕開けにも、吉田松陰の松下村塾や福沢諭吉の慶應義塾などが、大きな役割を果たしました。

 スクール受講生募集は、開催日ギリギリまで受け付けを継続いたします。
 また、スポット受講の方は、その授業直前まで、随時受付をいたします。
 少しでも多くの皆さんと、このような学びの時間を共有できることを、楽しみにしております。

 そして、この農業ビジネススクールが、新たな国内農業の歴史の1ページになることを確信しております。

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農業政策提言⑦ 「知的財産権の強化」

 日本の農業業界では知的財産権に対する、運用ノウハウや認識が、かなり遅れていると思います。
 種苗等の特許から、ブランド等の商標権まで。
 
 日本の種苗は、もはやほとんどが海外特許と言っても、過言ではありません。
 種苗に限らず、農業関連の多くの知的財産権が海外に握られてしまっているというのは、有事の際に大変危険なことです。
 また知的財産権ビジネスの、収益機会損失であるという言い方もできます。

 国で予算を確保してでも、国内農業関連の知的財産権整備を進めるべきです。
 そうしないと、それこそTPP等で海外との競争が激化した際には、ひとたまりもないでしょう。
 ただちに対応すれば、まだまだ相当のことはできます。
 ボヤボヤしていると、中国で軒並み日本の商標が取得されてしまっているように、様々な知的財産権が海外プレイヤーに掌握されてしまいます。
 一度握られてしまったら、もはやゲームオーバーです。

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やっぱり今年は「農業改革元年」です。

 昨年より、僕は2011年は「農業改革元年」であると、言い続けてきました。
 (僕の言う農業とは、単なる農業生産のみならず、流通他も加えた、広義の意味での農業です。)
 
 やっぱりその認識は間違っていなかったようです。
 年明けから、様々な再編成や新たな取り組みが進行しており、弊社にもたくさんのお話を頂戴しています。
 先日、公になったニュースでいえば、弊社提携先の国分さんが、東京青果さん(大田市場)とも提携をされました。
 今年のキーワードである「合従連衡」も確実に進んでいます。

 農業改革元年である根拠は
 ①農林水産省主導による、青果卸売市場の再編成
 ②TPPへまっしぐらの菅政権
 ③異常気象の更なる悪化・不安定化、とりあわけ昨年の猛暑の後遺症をまだ引きずっている
 ④掛け声だけで、真の農業参入や拡大は進まない
 ⑤世界的食料不足の深刻化により、食料国際相場の高騰
 ⑥従来から衰退傾向であった国内農業生産が、上記①~④の影響で、ついに本当の崖っぷちに追い込まれた

 因みに、巷で「農業改革元年」という言葉が、今後登場することが増えると思いますが、その元祖はおそらく僕だと思います。

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2011年1月26日

農業政策提言⑥ 「独禁法適用」

 農業業界は、これまで保護政策で、一般社会とは異なるルールに支配されている面が多々ありました。
 そのひとつとして、独禁法の適用除外という考え方があります。
 もはやこのような考え方は、時代環境の変化とともに、現代農業には馴染まなくなっています。

 ゆがんだルールは、弱者に悪影響を及ぼします。
 農業業界の弱者とは農家です。
 特定の利権を持った立場の人や団体の、優越的地位の乱用から解放してあげなくてはいけません。
 公正な取引が担保されるよう、公正取引委員会があるのであり、独禁法があります。

 二言目には、農業は特殊な産業だと言われます。
 しかし僕はそうは思いません。
 勿論、農業特有の特殊性はありますが、それはあくまでも限定的なものです。
 一般社会のルールを学んで、積極的に農業業界に取り入れるべきです。

農業政策提言⑤ 「第二農協」

 僕は従来から発言しているように、農協は農業にとって重要な組織であると認識しています。
 その農協がより成長していくためには、競争原理の導入が必要です。

 適正な競争環境下によって、産業や会社は発展します。
 過去の通信業界を見れば、それを証明してくれます。
 通信市場は、かつては電電公社の独占でした。
 この通信業界に①NTT分割民営化と②規制緩和による第二電電認可という、二つの大きな変革がありました。
 その結果、通信サービスはどんどん充実し、価格は安くなり、そして一方で通信会社は大きな収益をあげるという、好循環を生み出しています。
 因みに、いまでこそNTTグループのリーダーであるNTTドコモさんは、NTT分割民営化当時はとても評価の低い会社だったそうです。

 農協を複数社(グループ)に分割すること、あるいは全く異業種から参入を促すことによって、適正な競争が生まれ、農業という産業全体が活性化の道を見出すことにつながっていくでしょう。


 

農業政策提言④ 「輸出関連」

 以前から、日本の農業は輸出に活路を見出すべきとの意見があります。
 とりわけ最近のTPP論議で、更にそんな意見が盛り上がっています。

 僕も基本的に輸出には賛成です。しかし本当にできるのでしょうか?海外の関税が下がればOKという、そんな単純な問題なのでしょうか?
 
 中国へのコメの輸出が、よく話題にでます。
 需要と供給があっても、実際には輸出は進みません。
 薫蒸設備が全然足りないからです。

 日本の農作物は安全安心で、海外モノは危険だというような風潮がありますが、本当にそうでしょうか?
 残留農薬検査などは、世界レベルに達しているのでしょうか?
 国内農作物の多くのは、海外の一般的な安全安心システムより遅れていると言わざるを得ません。
 
 そもそも世界の食料輸出国は、むしろ輸出を制限する方向です。
 日本には、将来にわたって輸出に回すほどの生産余力はあるのでしょうか?
 途上国のように、自分たちの食生活を犠牲にしても、外貨を稼ぐ手段として輸出を目指すのでしょうか?
 勿論供給過剰の品目もありますが、長期的な未来でその図式は成立しているのでしょうか?

 日本の農作物は安全安心で美味しいから、やろうと思えば輸出ができるというのは、イリュージョン(幻想)だと思います。

 国を挙げて、輸出体制整備をしなければ、巷で言われている輸出振興も、またまた画餅に終わってしまいます。
 輸出のための戦略構築、生産現場の強化、グローバルスタンダードの安全安心システム整備、輸出を始める前にやらなくてはいけないことがたくさんあります。

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2011年1月25日

国分さんとのコラボによる展示会、目白押しです。

 業務提携していただいている国分さんとのコラボで、今後展示会の予定が目白押しです。
 ナチュラルアートのスタッフや関係者が、またまた全国に出没します。
 ご近所の方は、どうぞ商談やご見学に、お越しください。
 今年は、売って売って売りまくりたいと考えています。

1月28日:札幌
2月8~10日:東京(スーパーマーケットトレードショー)
2月15日:名古屋
2月17日:福岡
2月18日:広島
2月23日:仙台
2月25日:山口
3月16日:姫路、島根、東京

また、ご一緒に出展希望の方もいらっしゃれば、弊社までお気軽にお問い合わせください。


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2011年1月24日

ミニストップさんとのコラボによる野菜・果物の小売開始です!!

 1月25日(火)から、コンビニエンスストアのミニストップさんとのコラボで、野菜・果物の青果小売をスタートいたします。

 まずは、ミニストップさんの都心18店舗(詳細は弊社ホームページ等をご覧ください)で、新鮮野菜・果物を日々15種類内外販売いたします。

 皆さん大好きなコンビニさんでも、新鮮野菜・果物が購入できような体制を整備してまいります。
 より多くの方々にご支持いただければ、この企画もどんどん内容が充実してまいります。
 ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

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1月29日(土) 八戸大学さん主催のセミナー講師です。

 1月29日(土)、青森県の八戸にて、八戸大学さん主催のセミナー講師を務めます。
 
 いつも大した話はできないのですが、そんな僕の話でも聞きたいというご要請をたくさん頂戴します。
 そんなご希望がある限り、上手下手は別にして、精いっぱい頑張り続けたいと思います。

 また、僕は講師が職業ではないので、このような機会を通して、多くの仲間と出会い、多くのビジネスが生まれ、地域が活性化していくということを目的にしています。

 お近くでご興味のある方は、どうぞ足をお運びください。
 
 詳細はこちらに「http://research.hachinohe-u.ac.jp/archives/2945


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今日も巡業中です。

 先週は金土と二日間、高知におりました。
 素晴らしい農場や加工場をたくさん拝見し、様々なミーティングも行い、講演も2回させていただき、途中で岩崎弥太郎さんの生家も拝見し、夜はたっぷりお酒を酌み交わしということで、実に意義深い出張でした。
 高知の方々は、南国性の気質なのか、極めて明るく親切で、いつも多くの仲間が集い、そんな仲間に入れていただき本当に感謝しております。
 高地には、これだけのポテンシャルがあるのですから、まだまだ景気は改善できると考えています。
 今年も高知関連で、様々なチャレンジを検討中です。

 日曜日は東京でしたが、二日間の疲労のダメージが大きくて動けず、大好きならくーあ(東京ドームのサウナです)に終日こもって、資料に目を通したり頭の整理をしておりました。
 
 今日は終日岡山です。
 今週の後半は東北です。
 
 全国行ったり来たりできる毎日、多くの皆さんに心より感謝申し上げます。

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2011年1月20日

明日明後日、二日間土佐におります。

 明日(金)明後日(土)は、土佐で、二日連続講演です。
 大好きな坂本龍馬の故郷に伺うことができて、毎回とても楽しみです。
 また講演以外にも、様々な商談や会食の予定もたっぷりです。
 
 土佐の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

4月14日(木):巣鴨治療院澤田医院長
 澤田先生は、整体のご専門で、プロゴルファーの片山晋吾さんをはじめ、一流アスリートをご担当されています。
 農業では、腰が曲がったり、様々な肉体的な問題が発生することが多々あります。
 健康管理も、農業経営には大変重要な要素です。
 健康管理のプロから、直々にご指導をいただきたいと思います。


5月24日(火)タキイ種苗佐藤特販部長
 皆さんのご存知の種苗大手さんです。
 農業では、種苗の仕入れや、新たな栽培品目選定など、種苗業界は極めて重要な地位を占めています。
 一方で種苗に対する知識や認識は、意外にあまり進んでおりません。
 こちらも、プロの目から、様々なアドバイスを頂戴したいと思います。


6月16日(木):あずま産直ネット松村社長(奥様)
 群馬県伊勢崎の大農業法人さんです。
 同社は松村ご夫妻を中心に経営されており、今回は社長を務める奥様に講師をお願いいたしました。
 松村社長は、女性農業者のリーダー格としても有名です。
 女性から見る農業の可能性に関して、お話を頂戴したいと思います。


どんどん授業が充実してきました。
皆さんとお会いできるのを、楽しみにしております。

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2011年1月19日

PB商品を強化します。 「ちゅうちゅうゼリー」

 弊社の、今年からの戦略のひとつは、PB商品の拡充です。

 弊社では、愛媛県庁さんと提携させていただいているため、愛媛の皆さんとのご縁が深くなっております。
 そんな流れで、地元で元気いっぱいの田那部青果さんとのコラボで、「ちゅうちゅうゼリー」というPB商品をリリースいたします。

 販売開始は2月9日前後の予定です。
 伊予柑を一つ一つ手搾りで、ゼリーにしたものです。
 伊予柑の風味をそのままゼリーにしているので、本当の柑橘の味を楽しみたい方や、健康志向の方向けです。
 一番町店での販売も行いますので、どうぞお買い求めください。
 僕もとても楽しみにしております。

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2011年 農業改革元年

 昨年より、2011年は「農業改革元年」であると、言い続けてきました。
 産業の改革は、再編成や合従連衡という言葉に象徴されます。

 昨日は、出光さんの農薬部門と、弊社もお世話になっている東海物産さんとが、合弁会社を立ち上げるという発表がなされ、農業生産や資材の業界では、大きな話題になっていました。

 今週末には、まだ詳細は公表できませんが、弊社も深いご縁のある流通業者さんが、大きな提携の発表をなさいます。
 
 今後も、様々なサプライズ情報の可能性を僕も入手しており、また弊社自体も新たな取り組みを進めてまいります。

 やはり、昨年に2011年農業改革元年を宣言したのは、あながち間違っていなかったようです。

 このような動きこそが、日本の産業の強さだと感じます。
 TPPも異常気象も、ひとつの事象にしか過ぎません。
 どのような環境であろうと、持続可能な経営をするためには、先手必勝が求められます。
 
 時に、先手はリスクだと言って、踏みとどまっている会社もあります。
 はたして踏みとどまることは、リスクヘッジ(回避)になるのでしょうか?

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農業政策提言③ 「サトウキビ拡大」

 いま世界的に、小麦・トウモロコシ・大豆等の穀物価格が急騰しています。
 長期的に見れば、このトレンドは半永久的に続いていくでしょう。
 需給ギャップが、益々悪化するからです。

 そんな中、砂糖の国際価格も、同様に急騰を続けています。
 そもそも砂糖は、生産コスト面などから、なかなか難しい作物です。
 世界的にも日本的にも、莫大の補助金を背景に維持している作物です。
 一方で、絶対に無くなってはいけない作物で、社会的ニーズはこれからも相対的に高まっていきます。
 
 今後の、人口爆発・異常気象・途上国の生活水準向上などの影響で、砂糖も長期的にはぜんぜん足りません。
 これは一民間企業や農業法人だけで、支えられる問題ではありません。
 
 日本はサトウキビ生産の、世界的北限と言われています。
 しかし、沖縄中心に、サトウキビ畑は激減しています。
 サトウキビ活性化は、農業問題のみならず、沖縄の景気回復策としても有効です。

 かつてアメリカでは、ブッシュ政権が、バイオエタノール戦略で、トウモロコシの生産・加工業界に、莫大な補助金を支給してマーケットを構築しました。
 日本でも、官民一体となって、サトウキビ畑農地集約→大規模化・機械化→効率化→加工設備投資・加工技術開発・新商品開発等を進め、サトウキビを中心にした新たなマーケット構築があっても良いのではないでしょうか。

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2011年1月18日

農業ビジネススクール授業スケジュール追加です。

6月28日(火):ワイルドプランツ吉村社長
  
 長崎県佐世保で、花卉の品種改良・栽培・アレンジメントなどを行う、花卉業界のリーダーのおひとりです。
 農業業界の中で、花卉栽培も大きなウェイトを占めます。
 一方で、欧米に比べて日本は花の文化が遅れており、景気の影響を受けやすいところもあります。
 我々には、食事も大事ですが、花を楽しむ心の余裕も必要です。
 花卉業界を通して、日本の民度も高めていきたいと考えております。

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農業政策提言② 「農業法人への出資制限撤廃」

 農地法の中には、農業法人へ異業種からの出資は25%以下という規定があります。
 農業が、異業種に支配されることをディフェンスしたものです。

 しかし、これからは支配を恐れるのではなく、むしろ開放すべきです。
 異業種の農業参入促進と言いながら、このような出資制限はまさに矛盾です。

 異業種企業も、農業に責任のある経営参画をするためには、過半数以上の出資比率を持てるようにしなくては、コーポレートガバナンスやコンプライアンス上からも問題が生じます。
 また株式の流動性を担保しないかがり、昨今期待されている農業法人の上場などあり得ません。

 もはや国内農業は、農家を守る政策ではなく、農業という産業を活性化するための開かれた政策にパラダイムシフトすることが必要です。

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農業政策提言 「農業不良債権買取機構」

 昨今TPP対策を契機に、様々な新たな農業政策が盛んに議論されています。
 言うまでもないことですが、政策は日本の農業基盤強化をすべきものであり、バラまきや一時凌ぎのようなものでは意味がありません。

 先程まで、僕がとても尊敬している、かつてのRCC整理回収機構社長の弁護士さんと、打ち合わせをしておりました。
 農業業界には、まだまだ不良債権が溜まっている状況です。
 強い農業づくりのためには、この不良債権処理という過去の清算を行うことが不可欠ということで、認識は一致しました。

 政府がたった(敢えてたったと記載します)100億円程度の予算を組めば、日本農業の健全化は一気に進むものと確信しております。
 これはナチュラルアートのビジネスのお話ではなく、国に期待することです。
 僅か100億円でも適切に運用されれば、TPPに負けない農業づくりは、一気に加速するでしょう。
 事実上の農地の集約も進むでしょう。

 是非、政府にはご検討いただきたいとところです。

http://www.naturalrt.co.jp


 

農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

4月26日(火):ベルグアース山口社長
 ベルグアースさんは、育苗(苗を育てて販売)事業者としては、日本でNO1です。
 素晴らしい技術と素晴らしい設備を有し、農業の近代化に大きく貢献されている会社です。
 最近の農業は昔の農業と異なり、複雑化に伴う分業化が進んでいます。
 そのリーダーのお話から、どうぞ多くのことを学んでください。

5月31日(火):仙台農建佐藤社長
 ご存知の通り、弊社グループ会社です。
 宮城県に本社を構え、農業建設設計施工や資材販売、及び農業生産技術提供などを行っています。
 特に、施設園芸(ハウス栽培)にて、イチゴやトマトを栽培することを得意にしております。
 こちらも実践型のお話ですので、日々の業務に即効性があるのではと思います。

以上、よろしくお願いいたします。

2011年1月17日

農業ビジネススクール プロモーション映像

農業ビジネススクールのプロモーション映像、下記の様に出来上がりました。
(ささやかなものですが)

こちらから

視聴の際には、事前にAdobe SVG Viewer(アドビ社の無料ソフト) のインストールが必要です。
http://www.adobe.com/jp/svg/viewer/install/index.html

ご興味のある方は、ご覧いただければ幸いです。

http://www.naturalart.co.jp


2011年1月16日

成長するという覚悟

 TVで日本代表サッカーに関する特集番組がありました。
 その中では、世界から見ても日本選手個々の資質は素晴らしいながらも、まだまだ国際経験が足りないということが繰り返し指摘されていました。

 昨年スペインの農業視察を行った時、スペイン農業の発展要因は、以前から輸出を主体にして国際競争にさらされていたことだと伺いました。

 日本の農業は、典型的な国際経験も知識も足りない業界です。
 もっともっと業界全体が、武者修行をしなくてはいけません。
 弊社も、お陰さまで少し注目度も上がり、たまにお褒めの言葉を頂戴することもありますが、海外の企業と比較すると全く足元にも及びません。

 弊社はこれからも、自身の実力をはるかに超えるよなステージでのチャレンジを継続していきます。
 時には、それで大きな傷を負うことになろうとも。
 日本代表サッカー監督のザッケロー二氏は、「最大のリスクは、リスクを冒すことを怖れることだ」と指摘しています。

 またザッケロー二氏によると、日本のサッカーに最も重要なことは「成長するという覚悟」だと指摘しています。
 成長とは、努力の結果偶然にもたらされるものではなく、覚悟が必要なものであると。
 そしてそのプロセスには当然に困難が続くが、「全員が覚悟して前進すれば、困難は乗り越えられる」と。

http://www.naturalart.co.jp

農業ビジネススクール 追加情報です。

 農業ビジネススクールに関して、多くの同様のご質問がありますので、改めて補足説明いたします。

 東京でスクールも開催しますが並行してインターネットでの通信教育ですので、遠方の方も受講OKです。
 また受講日に、急用等で受講できない場合は、データベースを使っての後日受講も可能です。
 半年コース全ての受講も、特定の授業のみの受講も、いずれも可能です。
 半年コース受講(卒業生)には、卒業資格を認定いたしますので、営業等にもご活用ください。
 

 授業スケジュールもまたまた追加です。

5月12日(木):梅津憲治元大塚化学専務取締役
 一貫して農薬業界のリーダーであり、元日本農薬学界会長でもあります。
 昨今、一般的に農薬に対する社会の誤解が多々あるようです。
 しかし、現実に、世界的に、農薬は食料安保に重要な役割を果たしています。
 このように農薬の真の意味を皆で考えてみたいと思います。


6月2日:今里滋同志社大学院教授
 毎年、僕も同志社大学院での授業に参加させていただいております。
 アカデミックのみならず、現場の農業や社会活動に大変ご理解と愛情の深い先生です。
 自らも農場で栽培を行い、また京都の町家も再構築するなど、日頃の楽しい実践話をうかがうことができると思います。

以上、よろしくお願いいたします。

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2011年1月15日

一昨日は東奥日報さんにお世話になりました。

  一昨日は、青森の地方紙「東奥日報」さんに、また記事を載せていただきました。
 弊社はこれまでも、メディアに載せていただくことは多いほうだと思いますが、今年はこれまでのペースをはるかに超える急ピッチです。
 メディアの皆さんには、好意的にご対応いただき、大変感謝しております。
 
 メディアでの露出度は、事業の活性度合いのバロメーターとも言えると思います。
 やはり、昨年から言い続けているように、2011年は「農業改革元年」で、弊社の周辺もかなりざわついてまいりまし。
 風雲急を告げるという感じでしょうか。

 今日は、これから人材派遣のパソナさんで、6時間のロングラン講演です。

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2011年1月14日

農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

4月7日(木):やおきん角谷社長

 やおきんさんと言えば、押しも押されぬ、日本でNO1の駄菓子屋さんです。
 うまい棒で、皆さんご存知かと思います。
 食品加工及び流通の大先輩として、日頃より弊社では大変お世話になっております。
 通常では、角谷社長のご講演も、まずめったにお聞きすることはできません。
 気合十分の方ですので、ご興味のあるかたは、どうぞ受講なさってください。

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慶應義塾大学奥村昭博名誉教授

 慶應義塾大学奥村昭博名誉教授は、僕が慶應ビジネススクール時代の恩師です。
 経営戦略論の大家で、いつも僕のことを「弟子」と称して、かわいがってくださっています。
 本当に僕の人生には、大きな影響を与えてくださった方です。

 今般弊社が立ち上げる、農業ビジネススクールの校長先生もお願いしております。 
 個別の授業としても①2月8日(火)と②6月14日(木)の二コマご担当いただきます。
 通常は、なかなか奥村先生の授業を受けることはできません。
 
 スポット受講もOKですので、ご希望の方がいらっしゃれば、どうぞお問い合わせください。

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2011年1月13日

高度経済成長の要因とは?

 今日も早朝から熊谷へ車で出動し、横浜へ周り、先ほど東京へ戻りました。
 
 昨晩は、定例交流会でした。
 いつもどおり、青森・茨城・静岡・京都・他全国の方々にご参集いただき、結局夜中まで飲み続けてしまいました。

 一昨日は、僕の尊敬する長野県小布施町市村町長にわざわざ御来社いただいたため、これまた夜中までの宴会でした。

 早朝から夜中まで、連日多くの方々にご一緒していただき、本当に有難く感謝しております。

 連日のお疲れモードで早朝運転をしておりましたところ、ラジオでこんなことが流れていました。
 最近特に人気が高い経営学者のドラッカーが「昭和40年代日本の高度経済成長時代、日本人には、目にもの言わせてやるという気迫がこもっていた」と、指摘されたそうです。
 高度経済成長の要因には、様々な分析がありますが、やはりもっとも重要なことは、この気迫だったのだと思います。
 敗戦で多くの財産を失い、そして自身や誇りまでも失いかけて日本人が、それほどの復活劇を遂げたとは何と素晴らしいことでしょう。

 一気に眠気が吹っ飛び、今日もいきなり心はトップギアーに入りました。

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2011年1月12日

農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

またまた授業スケジュールの追加です。
いずれも、業界ではとっても有名な方々です。

3月29日(火)木之内農園木之内会長
 ブラジルでの大型農場経営参画を経て、熊本の阿蘇にて独立。
 農業業界で様々な実績は豊富。
 近年では山口県に農業法人花の海という、日本最大級のハウス栽培を開始。
 時代の農業業界を担うリーダーのおひとりです。


3月31日(木):葱茂安藤専務
 東京千住に長年息づく、葱商という葱専門問屋。
 千住ネギというブランドで、甘みたっぷりかつジューシーな高品質ネギです。
 最近は、葱商の代表格としてTV出演も多くなっているので、お顔は皆さんに知れ渡っているかもしれません。


どうぞ皆さん、奮って受講してください。

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大戦略会議

 弊社では、2月19日(土)に、「大戦略会議」を開催いたします。
 ごく信頼のできる仲間が集まり、徹底的に具体的戦略を詰め、徹底的に業績拡大を目指すという趣旨です。
 当初50名程度を予定しておりましたが、予想以上にどんどん参加希望者が増えています。
 さながら、いざ鎌倉という雰囲気がでてきました。
 現段階で、80名内外、この先もう少し増えるかもという感じです。
 これも今年のキーワードである「合従連衡」の表れのひとつです。 

 もし、ご参加希望の方がいらっしゃれば、お問い合わせください。
 
 参加条件はたったひとつ。
 お互いを尊重しあい、真の信頼関係を前提にしているということだけです。

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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

3月15日(火)あきたこまち生産組合涌井代表
 日本のコメ行政とかつては闘い、いまは協調しながら、一貫して日本のコメ作りをリードしてき方です。
 秋田県大潟村の涌井さんといえば、業界の方はみなさんご存じでしょう。
 最近は、コメの生産のみならず、コメ粉商品の加工など、常にチャレンジを続ける大先輩です。


4月19日(火)大地を守る会吉田部長
 有名なこだわり商品宅配会社さんです。
 弊社でも、日頃から大変お世話になっております。
 生産活動のみならず、販売戦略をいかに構築していくべきかという、農業経営の基本中の基本をご講義いただく予定です。


益々授業内容は充実してまいりました。
引き続き、よろしくお願いいたします。

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スーパーマーケットトレードショー

 2月8日(火)~10日(木)までの3日間、東京お台場のビッグサイトにて、スーパーマーケットトレードショーが開催されます。

 国分さんのバックアップのもと、弊社も大きなブースを担当させていただくことになりました。
 ご来場希望者は、事前登録が必要ですので、お問い合わせください。

 また一緒にブースを盛り上げようというアイディアなどのある方は、お気軽にご提案ください。

 とても大きなイベントで、ビジネスチャンスたっぷりです。
 弊社も張り切ってまいりますので、どうぞ皆さんもご一緒にお願いします。

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2011年1月11日

イチゴのマーケットから一考察

 今年は、年初から強い寒波の猛威で、産地や流通は混乱状態です。
 しかし平均点(総論)では厳しい状況でも、個別には産地ごとに状況は異なります。
 ここをカバーするのが、弊社のポートフォリヲ戦略&バリューチェーン戦略です。

 弊社の中では、この時期は宮城・栃木・岡山・山口などでのイチゴ栽培・販売がメインのひとつです。
 今シーズンのイチゴは、昨年夏の猛暑の影響で、苗が炭そ病という病気にやられ、定植時期も大幅に遅れ、出荷量や時期が、当初計画通りにはなりません。
 寒さのために、暖房コストも上昇中です。
 業界全体がそんな状況ですから、巷でのイチゴの小売価格は、高値で推移しています。
 一方で、単価高は消費者の皆さんには怒られそうですが、生産サイドから見れば救世主でもあります。
 
 このように、環境に応じて厳しい事態が発生しますが、一様に全滅しているわけではありません。
 川上から川下まで、バリューチェーンを通して、全体の損得ができるだけ平準化されるような流通の仕組みは不可能ではありません。

 イチゴに限らず、本来この時期安定出荷になる九州産のトマトやキュウリなども、寒波の影響で産地はハウスの倒壊など、流通では高速道路閉鎖など、様々な不測の事態が発生しています。

 特定の役割を担うだれかではなく、バリューチェーン全体での最適化モデルを構築し、また全国の仲間が連携するポートフォリオ戦略が必要です。

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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

農業ビジネススクール、授業スケジュール追加のご案内です。

2月24日(木):伊豆沼農産伊藤秀雄社長
 宮城県にて、養豚・加工及び稲作を営まれております。
 特に養豚では「伊達の赤豚」という新ブランド開発と、それに伴うハム&ソーセージ等の加工事業で大きな実績を残し、日本農業大賞という大変名誉ある受賞もされています。
 農商工連携や六次産業化という言葉が最近もてはやされていますが、その代表格の方です。


4月12日(火):オーガニックパートナーズ石井宏治取締役
 農業生産現場における社員教育を中心に活動されています。
 これまでの農業生産は、一匹狼的なスタイルが主でしたが、これからは組織の運営が重要になります。
 組織とは、単なる人の寄せ集めではなく、そこには様々な運営秩序やノウハウが必要になります。
 石井さんは有名なトップリバーさんでの社員研修も担当しております。

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今年最初の定例交流会です。

 明日12日(水)は、今年第一回目の定例交流会です。
 いつもどおり、弊社一番町店にて、18時より開催です。
 今回も、全国からの参加者の方々がお見えになるようになってきました。
 どうぞ、奮ってご参加ください。

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2011年1月10日

「新建まちづくり新聞」さん

 今年は年明け早々、メディアの方々に取り上げていただく機会が増えております。
 関係各位には、御礼申し上げます。
 
 今日は、不動産関連の業界誌「新建まちづくり新聞」さんに大きく取り上げていただきましたので、ご紹介いたします。

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2011年1月 9日

推薦図書「ソーシャル・ビジネス革命」(早川書房)

 2006年、ノーベル平和賞を受賞した、ムハマド・ユヌス氏の「ソーシャル・ビジネス革命」という素晴らしい本に、巡り合うことができました。

 利潤追求一辺倒の経済システムによって生まれた現代の矛盾。
 一方でNPOをチャリティーの構造的未成熟。
 そんな中、新たなソーシャルビジネスという枠組みを通して、皆で力を合わせて、より良い社会を実現しようという動きです。
 利己心から利他心へのパラダイムシフトです。

 ソーシャルビジネスとは、利他の心を源泉とし、収益を獲得することで持続可能性を達成し、そして配当ではなく社会の改善を目標とするものです。

 農業という仕事も、収益至上主義だけでは語り尽くせません。
 一方で、NPO的感覚でも、持続はできません。

 このソーシャルビジネスという概念やビジネスモデルを、我々も良く学ぶ必要があります。
 そして勝ち負けではなく、皆で生き残っていける、持続可能な社会を構築していく必要があります。

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異常気象やTPP等環境変化に負けない、本質的農業戦略構築が急務です。

 北半球では、日本をはじめ、各国で寒波が猛威をふるっています。
 オーストラリアなどの南半球では、過去50年で最悪の大洪水だそうです。
 いずれもラニーニャ現象が、大きな原因と言われています。
 
 トウモロコシ・小麦・砂糖・米・その他、世界的に食料安定供給体制は崩壊にむかっています。
 当然に、それに応じて世界的食料価格は高騰を続けています。
 日本は、日頃は悪者扱いされている円高の影響があり、輸入食料価格の高騰は、まだ軽微と言っても良いかもしれません。しかし、これは為替のマジックで、本質的に日本だけが食料危機に無関係であるはずはありません。
 
 我々は、日本国内をはじめとして、農業生産基盤の強化に注力しなければいけないことは、議論の余地などありません。
 昨今TPPが盛んに話題になっていますが、TPP以前に、日本の農業の本質的な戦略を明確にしなければいけません。
 TPPのようなシンボリックな話題が発生すると、すぐにそちらにばかり気を奪われて、本質的な議論から、どんどんかけ離れていってしまいます。
 戦略なき付け焼刃的対処療法は、目先はともかく、長期的には益々事態を悪化させます。

 日本は国家の財政状態も最悪です。
 それでもまだバラマキ的戸別所得保障を続けるのでしょうか?
 戦略的戸別所得保障には、僕は賛成です。
 しかし戦略なきバラマキ的戸別所得保障は大反対です。
 農業のマクロ政策は、その担当者である政治家や役人に、しっかり頑張ってもらわなければなりません。
 農業政策と政治家の選挙対策とは、全く関係の無いものです。

 一方で当社は政治家でもなければ役人でもありません。
 我々は、民間企業として、ある意味とても自由な立場にあり、それが最大の強みです。
 その強みを生かして、自由な仲間と連携し、ミクロ政策をしっかり遂行し、自分たちの考える結果を追求するのみです。

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2011年1月 7日

㈱日本農業再生パートナーズ

 昨年、農業再生案件への支援を目的に、㈱日本農業再生パートナーズを立ち上げました。
 お陰様で、第一号案件として、青森のリンゴ農家への支援を実行いたしました。
 今年は、また第二号案件に着手する考えです。
 再生案件は、相当のエネルギーを要するので、たくさんの案件をどんどんと進めることは困難ですが、地道に一件一件対応していきたいと存じます。

 そのような関連でのご相談などがありましたら、どうぞお問い合わせください。

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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

4月21日(木):ワープインターナショナル佐々木社長
 フード・飲食プロデューサーとして著名な方です。
 かつて一世を風靡した「料理の鉄人」シリーズで、道場六三郎さんはじめ鉄人の皆さんのプロデューサーとしても有名です。
 農作物の付加価値向上や加工戦略に関して、ご指導いただきたいと思います。


4月28日(木):茨城大学小林教授
 茨城大学農学部教授で、水資源をはじめとした環境分野がご専門の先生です。
 昨年「水の力 土の力」という本を、共著したいただいた先生でもあります。
 これからの農業は、環境に対する認識や知識を高めておくことも、必須条件です。


更に講師陣が充実してまいりました。
引き続き、よろしくお願いいたします。


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2011年1月 6日

2011年 ナチュラルアート的 船中八策 

 お伊勢参りの道中、車や船の中で考えた、ナチュラルアート的船中(車中)八策です。
 

①合従連衡:信頼できる仲間の輪がイノベーションを生み出す。農業改革元年。

②売上拡大:国分さんとの連携を軸に。ロジックも技術も、売れてはじめて社会的価値となる。

③農場拡大・再生:個人零細農業業界再編成。

④農業ビジネススクール:人材育成なくして、企業も産業も発展なし。

⑤残留農薬検査:世界レベルの安全安心基準確立、及びそれに伴う新ブランディング戦略。

⑥農業資材事業拡大:農業建設関連・農薬・肥料・包装資材等、生産コスト軽減(生産者採算改善)に貢献。

⑦海外進出:海外農場開発及び輸出。日本的井の中の蛙農業からの脱却。

⑧資本力強化:資本力なくして、企業も産業も発展なし。


ご賛同いただける方々は、みんなで力を合わせて頑張りましょう。

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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

2月22日(火):コスモファーム中村敏樹社長

 中村社長は一環として農業生産及び流通の現場を歩み、高糖度トマトや地中海野菜の栽培など、特徴的な実績豊富な方です。
 最近では、人気の資格「野菜ソムリエ」の先生の中でも代表格で、人気が高い方です。
 お話もとてもお上手ですから、どうぞお楽しみに。

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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

3月24日(木):弘果弘前中央青果大中社長室長
 リンゴを中心とした、青果物流通の専門家。
 青森県は、国内でのリンゴ最大産地であり、その中でもリーディングカンパニー。
 今後の青果物流通の有り様に関して、ご教授いただきたいと存じます。


5月17日(火):八戸大学大谷総合研究所所長
 かつてITベンチャーを立ち上げ、Yahooとの資本提携までこぎつけた、ITベンチャー成功者のおひとりです。
 現在は地元青森県八戸で、大学教授というお立場を通し、地域経済活性化に貢献されておられます。
 ゼロから事業を立ち上げ、成功をおさめられたノウハウを、地域経済活性化や農業活性化に応用していただいております。

いずれも実践派の方々です。
こちらも、普段ではなかなか伺えないお話が多いのではと、僕自身も楽しみにしております。

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2011年1月 5日

交流会のご案内

 今年も定例交流会、これまでどおり継続していくよう頑張ります。
 毎月第二水曜日18時からの開催です。

 今年第1回目は、1月12日(水)です。
 さすがに1月は、いつもよりやや空いていると思います。
 その分、ゆっくりとお話ができるかとも思います。

 お時間の許す方は、どうぞ遊びにお越しください。


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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

3月22日(火):小松種鶏場小松社長
 小松種鶏場さんは、弊社が創業間もないころから提携していただいている、鶏ご専門の会社です。
 鶏の育種改良から、ひよこや卵の供給、更には飼料販売など、幅広く手掛けておられます。
 農業というと青果のイメージが強いのですが、地鶏の肥育や、畜糞を活用した循環型農業など、畜産も重要な選択肢のひとつです。
 養鶏業界を中心とした畜産業界の動向に関して、学んでいただければと思います。


6月23日(木):埼玉復興新井代表
 埼玉県において、農場で障がい者雇用の実践をしておられる、代表的な会社です。
 障がい者雇用は、社会的に極めて重要なことですが、一般的にはなかなか定着しておりません。
 そんな中、立派な結果を残しておられる、その理念やノウハウを、皆で学びたいと思います。


どうぞ、受講のご検討ください。

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農業マンガ「平成百姓サムライ 第16話」大変お待たせしました。明日6日(木)アップ致します。

 大変お待たせしました。
 農業マンガ「平成百姓サムライ 第16話」 、明日6日(木)アップいたします。

 決して手を抜いているのではありませんが、どうしても仕事の合間合間で作業しているため、ここのところ本業が目いっぱいで対応できませんでした。

 第17話は、3月中にはアップいたします。

 読者の皆さん、応援ありがとうございます。

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農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

6月2日(木):加久田公認会計士
 大手監査法人の代表社員を務め、現在独立。
 ナチュラルアートの監査役もお引き受けいただいております。
 農業業界とベンチャーのことをご理解いただいている、数少ない公認会計士の先生です。
 

6月21日(火):塩屋俊映画監督
 人間ドラマを得意とした映画監督。
 今般、農業映画「たびびとの詩」がクランクアップしたばかりで、今年中盤以降公開予定です。
 主演は、陣内孝則さんと田中麗奈さんです。
 この映画は、寅さんや釣りバカ日誌のように、農業をテーマにシリーズ化が予定されています。
 授業では、農業業界の外部の方からみた、農業業界へのご示唆や、映画の裏話を頂戴したいと存じます。

いずれもとても特徴的な授業が予想され、僕も個人的にとても楽しみです。

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1月5日 日刊工業新聞さん

 本日付日刊工業新聞さんに、また大きく記事を取り上げていただきました。
 正直なところ、これは取材に応じたものではなかったので、やや驚いてはおりますが。

 記事の内容である、残留農薬検査を強化し、新たな青果物流通のブランディングにチャレンジするというのは、事実です。
 ただ、いま現在準備中ということで、スタートまで恐らく数カ月を要するので、やや記事が早すぎたかなという気もいたしますが。
 一方で弊社ごときの動きを、世間の皆さんがご注目してくださることに関しては、純粋に有難いことと存じます。

 いずれに致しましても、欧米に比して、日本の青果物流通の有り様には、様々な課題があると認識しております。
 その課題のひとつが、残留農薬検査です。
 昨年はスペインを訪問し、IPM(残留農薬等)認証団体との意見交換も行い、そのあたりを痛感してきました。
 国内農業業界が、今後健全な発展を遂げるためには、避けては通れない大きなテーマです。

 TPP対策としても、このような世界レベルの認証レベルを確立していないと、そもそも同じ土俵にのることができないという可能性もあります。
 戦う前に負けてしまうことになるかもしれません。

 今年の弊社の目玉事業のひとつを、図らずも本日公表することになりました。

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農業講演(セミナー) 今年も頑張ります。

 農業講演(セミナー)は今年も頑張ります。
 全国の、多くの、様々なお立場の方々と、お仲間になれる最高のチャンスです。

 この1~2月だけでも、現在9回を予定しております。
 今年も例年通り、年間50~60回の見込みです。


①1月15日(土):パソナ農業スクール授業
②1月21日(金):高知県南国市地域雇用創出推進協議会
③1月22日(土):高知県香南市地域雇用創出推進協議会
④1月29日(土):八戸大学
⑤2月3日(木):弊社主催農業ビジネススクール授業
⑥2月7日(月):宮城県本吉農業改良普及センター
⑦2月10日(木):岩手県久慈地方農業農村活性化推進協議会
⑧2月22日(火):徳島肥料連合会
⑨2月25日(金):財団法人さっぽろ産業振興財団

各地の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

農業ビジネススクール 授業スケジュール 追加確定です。

2月10日(木):庄内コメ工房斎藤社長
 山形県庄内地方で大規模なコメの生産及び流通を行い、また養豚なども手掛けています。
 TPPに負けない農業経営者の代表格で、骨太のお話が聞けるかと思います。
 先日菅総理が現地視察をされているので、TVでご覧になった方も多いかもしれません。

3月1日(火):大治(だいはる)本多専務
 大田市場で長年仲卸を務める大治さんの代表取締役専務です。
 長年青果物流通のプロとして現場を指揮し、またユニークな流通形態の開発など、青果物流通業界の次代を担う方です。

3月3日(木):宏康農業ベニー社長
 香港のご出身で、現在は中国江西省で農場及び加工場を経営する方です。
 ナチュラルアートとは提携に関係にあり、今後共同でアジアでの展開を拡大する予定です。
 中国の農業が、今どのような状態になっているのか、生の声をお聞きください。

4月5日(火):四縁立花代表
 伊藤忠商事出身。
 一貫して食品流通を手掛け、独立後は大手コンビニベンダーさんをはじめ、様々な企業のMD指導を行っています。

5月19日(木):アグリれいほく高橋社長
 高知県において、建設業から農業への新規参入。
 ゆずの生産を行い、発展的に加工にも進出し、ゆずドレッシングなどヒット商品をリリース。
 建設業から農業への参入事例は多いが、数少ない骨太の農業経営者です。

5月26日(木):竹下弁護士
 ルネス総合法律事務所。
 これまでもナチュラルアートが関与する複数の農業案件をご担当いただいており、農業業界に精通された数少ない弁護士。
 農業経営においても、法律知識は重要で、場合よっては再生手続きも必要となるという観点で、お話しいただきます。

6月9日(木):ミルポート牛島社長
 食品衛生検査会社社長です。
 食の安全安心は、益々重要度を増しています。
 しかし一方で現実には、まだまだ欧米に比しても取り組みが遅れていると言わざるを得ません。
 このあたりの基本姿勢をきちんと学ぶことが、農業や青果物流通には必須条件です。

以上、授業スケジュールが確定いたしました。
また随時確定後ご案内いたします。

既にたくさんのお申し込みを頂戴しておりますので、ご興味のある方はお問い合わせください。

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2011年1月 4日

環境条件

今年も、様々な環境条件が、我々の業務に大きな影響を及ぼします。
非常に厳しいものが多くなるでしょうが、その反面プラスになることもあります。
バランス良く物事を把握し、ビジネスチャンスにするように、努めていかなくてはなりません。

①異常気象
強い寒波、猛暑、ゲリラ雨、干ばつ、台風など、今年も何が起きても不思議ではありません。
そして直前まで、その現実はわかりません。
しかし、様々なことを想定して、事前に準備をしていくことは可能です。

②円高
いまのアメリカの動向を見ていると、しばらく円高基調の可能性大です。
確かに厳しい面も多いのですが、一方で様々な農業資材や飼料トウモロコシは輸入品が多く、生産コスト軽減に貢献する部分もあります。

③穀物相場
世界的な食料危機の進行で、益々需給はひっ迫し、相場も上昇基調でしょう。
投機マネーのいたずらも、これに拍車をかけるでしょう。
日本なりの穀物政策を見直す良い機会です。

これからは正確な情報を逐次を得て、適切な対応を心がけなければいけません。
過去の延長だけで、物事を判断してはいけません。

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2011年1月 3日

農業ビジネススクール 授業スケジュール追加です。

 農業ビジネススクール、また3コマ授業のスケジュールが確定しましたので、ご案内いたします。

3月8日(火)
 高知大学受田副学長です。
 受田先生は、機能性食品のご専門家でもあり、また地域活性化など、様々な分野で御活躍されてらっしゃる著名な先生です。
 高知大学さんのフードビジネスクリエイター(FBC)という特別プログラムで、僕もいつもご一緒させていただいております。
 龍馬ファン仲間でもあります。


3月10日(木)
 青森のリンゴ生産者で有名な片山代表です。
 片山代表は、栽培技術は勿論のこと、グローバルGAPという世界認証を取得し、またリンゴをはじめとした輸出の第一人者です。
 今後の日本の農業は、片山代表のように世界に目を向けた取り組みが不可欠です。


6月30日(木)
 今期の最終授業は、私鈴木が担当いたします。
 このスクールのまとめと、更なるこのスクールの発展的展開の可能性に関して、ご説明いたします。

このように、随時スケジュールが確定しだい、ホームページにも情報をアップいたしますので、適宜チェックしていただければ幸いです。

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三度目の奇跡

 今年元旦の日経新聞1面トップ記事は「三度目の奇跡」というタイトルでした。
 過去にこのような危機的内容が、元日1面トップに登場することは、僕の記憶の中にはありません。

 記事によると、明治維新と第二次世界大戦の後、世界でもまれな急成長という奇跡を二度も経験した日本に、三度目の奇跡はやってこないと。
 維新時は西欧列強を、第二次大戦後はアメリカの、背中を追いかけることで急成長を遂げた日本。
 しかし、現代は過去二度の奇跡と異なって、モデルも目標もないと。
 
 13~14世紀に、地中海世界に君臨したベネチアが衰亡したたのは、冒険を避け、過去の蓄積で生活を享受しようという消極的な態度が蔓延したからだという、歴史的事実も紹介されていました。

 確かに、いまの日本経済は危機的状況にあると感じます。
 それ以上に最も危険なことは、その危機的状態に対する意識・認識が非常に低い、平和ボケ状態になっていることではないでしょうか。
 そこで日経新聞さんは、それに対する強い警鐘を鳴らす意味で、このような特集記事を掲載されたのでしょう。  
 厳しい事実は、なかなか認めたくはないものですが、今年はそれらを直視することが不可避でしょう。
 

メディア記事のご紹介です。

 新年早々、立派なメディアに取り上げていただきましたので、ご紹介させていただきます。

①日本生産性本部さん
  同団体は、大きな経済団体さんですが、新春号の特別編集新聞を発行されています。
  そちらに、大変僭越ながら、2011年の抱負に関するコメントを、大きく取り上げていただきました。

②日本農業新聞さん
  1月3日号に、弊社農業ビジネススクールの記事を、これまた大きく取り上げていただきました。

いずれもとても有難いことと存じます。
早々に嬉しい出来事でした。

今年もお伊勢参りからのスタートです。

 先ほど、新年恒例行事のお伊勢参りを終えて、東京に戻りました。
 通常業務は今日から開始です。

 移動途中の元日早朝、渥美半島で遠州灘に浮かぶ、燃えたぎる初日の出を目の当たりにしました。
 真っ赤な闘魂が注入される思いで、早速に心がトップギアに入った感じでした。

 伊勢神宮では、とても厳かでかつ清々しい素晴らしい気を浴びて、特別参拝を行ってきました。
 正宮内でのお参りをさせていただく瞬間に、何故か垂れ幕がいつも大きく開かて、奥が現れます。
 偶然の風のいたずらかもしれません。
 しかしこのようなことが何度も続いています。
 神様のお導きと、勝手に解釈しております。

 また伊勢神宮の近くに、大きな日の丸が掲揚されています。
 天武天皇以来、日(陽)の本(元)ということで、日本と名付けらたこの国にふさわしい、とても美しい国旗です。

 そして帰り道では、富士山が冬の澄んだ空のもと、神々しく輝いていました。

 皇居から車で出発をし、お伊勢参りをして戻ってくるこの往復は、何度経験しても感動の連続です。
 因みに、これまでお伊勢参りは、凡そ50回経験をしております。
 それでも、また帰ってくるなり次はいついけるのか、待ち遠しい気持ちになっています。

 このようなとても有難い「感謝」の気持ちを大事にし、今年も頑張っていく所存です。

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2011年1月 1日

新年、明けましておめでとうございます。

新年、明けましておめでとうございます。
昨年は、大変お世話になりました。
心より厚く御礼申し上げます。

いよいよ農業改革元年が幕開けしました。
今年は、好むと好まざるとに関わらず、大きな構造改革が進む年となるでしょう。
そのような中、皆様との連携をより緊密にし、新たなる価値の創造に向けて、徹底的にチャレンジを継続する所存でございます。

何卒本年もよろしくお願い申し上げます。

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