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2011年2月11日

つくば分析センターさんと業務提携致しました。

 株式会社ナチュラルアートと株式会社つくば分析センター(社長・海老沼英夫、本社・茨城県つくば市)は微生物多様性・活性値測定に伴う新プロジェクトをスタートするため、業務提携をすることとなりました。

 今回の提携ではナチュラルアートと株式会社つくば分析センターが共同で、日本全国の農場へ微生物多様性・活性値測定を普及させることを通じて、自然に過度の負担を加えずに持続・再生可能な生産活動を行う、環境保全型農業を推し進めるものです。

 測定は、株式会社つくば分析センターの業務提携先である有限会社ディージーシー総合研究所が行います。土壌微生物多様性・活性値とは、微生物群集の有機物分解能力の多様性と高さを数値化したものです。独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センターの横山和成博士や岐阜県、新潟県、石川県、長野県などの農業研究機関の研究を基に開発されました。測定が難しかった土壌の生物性を、科学的に測定する画期的な方法です。

 国や県の研究機関が全国の大規模野菜産地で発生している連作障害と土の生物的豊かさを調べたところ、連作障害が発生しにくい土では土壌微生物多様性・活性値が高いことが分かりました。一方で過剰な人工物質による土壌汚染や連作障害により、現在、多くの土壌の微生物多様性が損なわれています。つまり化学肥料に頼りきったり、農薬を乱用している土では高い土壌微生物の多様性・活性値はのぞめません。土壌微生物多様性・活性値は持続可能な農業のための指標であり、それにより環境負荷を減らし、農業、自然、経済活動の共存共栄を図ります。

 本プロジェクトでは土壌の生物環境の再生を図り、「元気な土」で「健康な植物」を育てることで、より安全安心な農産物を消費者に提供することを目的としています。

http://www.naturalart.co.jp

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