農業ビジネススクール
昨晩は、農業ビジネススクール第2時間目を開催いたしました。
僕の恩師であり、本スクールの校長先生もお願いしている、慶應大学名誉教授の奥村昭博先生に授業をしていただきました。
実に素晴らしい内容で、僕も大変感激をいたしました。
受講生からも、感動したというコメントとともに、アカデミックの素晴らしさや必要性も再認識できたというリアクションでした。
奥村先生からは実に意義深いご指導が多々ありましたが、その一部をご披露いたします。
長年に亘る知識創造への投資が、企業のコアコンピタンス(強み)を作り上げる源泉であると。
そしてこれからの混沌とした戦国時代は、「小よく大を制す(柔よく剛を制す)」で、既存勢力が必ずしも強いわけではないと。むしろ弱者ほど一生懸命考えるという必然性が生まれ、それが戦略でありビジネスモデルのデザインであると。弱者ほど自由な動きができるから、強者に勝る可能性は十分にある。
やはり学ぶということは、とても重要なことです。
日頃の業務に駆けずり回り、勉強なんてしてられるかという方もいますが、それは大きな間違いです。
学ぶことこそ基礎であり、農業経営に最も欠落している部分です。
第3時間目は、明日木曜日の開催です。
米の生産及び流通で第一人者である、山形のいずみ農産(庄内コメ工房)斎藤一志社長です。
先日、管総理が斎藤社長の農場を訪問されてから、更にもの凄くお忙しくなってしまったそうです。
そんなご多忙中でも、予定通り授業を開催していただけることになりました。
まだまだ受講受付OKですので、少しでも多くの皆さんにこのチャンスを共有していただければ幸いです。
http://www.naturalart.co.jp