岩手・宮城をまわってきました。
金曜日の夕方から今朝未明まで、岩手・宮城をまわってきました。
かなりライフラインも戻りかけてきているようですが、やはり地域格差が大きいようです。
まだ水やガスが復旧していないところも多くあります。
燃料も、政府方針や様々な報道がなされていますが、実態は遅々として進まずという印象です。
当社は幸い緊急車両指定を頂戴しているので、何とか燃料確保ができました。
一般車は、どこもかしこもガソリンスタンドから何キロものすごい行列になっていますが、それでも燃料を確保できていないようです。
何時間も並んで、よやく順番がきても給油上限2000円までという状況です。
いまリッター150円前後ですから、ものすごく苦労しても、10リッター強しか確保できないということです。
都会と異なり、自家用車がなければ生活そのもが成立しないという地方の仕組みを、政府にも強く理解してもらいたいところです。
宮城県松島にも、野菜を大量にお届けしてきました。
日本三景のひとつである松島も、今回大きな被害を受けました。
町中は、まだま瓦礫やごみでいっぱいで、水もいまだに通っていません。
観光地として復活するのは、しばらく時間を要するのではという印象でした。
しかし地元の観光業者の方々は、4月初旬から営業活動を再開するとおっしゃっていました。
このような状況にも負けない、たくましい意欲です。
今回は、この震災被害は甚大ですが、その反面、そこから学び得ることも非常に多くのものがあります。
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