農業政策提言「農場の所有と使用の分離」
今回の震災を契機に、多くの農場が厳しい局面を迎えています。
また震災以前からも、農業業界は厳しいトレンドを歩んでいます。
その大きな要因は、農場や加工場取得のための資金(=借入)負担です。
かつて銀行業界が破綻懸念状態にあったとき、国は銀行の発行する優先株式を取得し、銀行の再生支援を行いました。
同様のモデルで、国が農場を所有し、農業者は使用に専念することで、持続可能な農業を具現化できます。
勿論すべてがそのようになる必要はありません。
そのようなことを望む農業者、そのような可能性の道を開くことが重要と考えます。
農業業界に必要なのは、これまでに無い多様な選択肢を提供することです。
唯一絶対の成功の法則などありません。