本来の、あるべき日本の姿を構築するために。
いま青森です。
農畜産業界の大重鎮である、常磐養鶏石澤組合長と、今後の国内農業に関する意見交換をしておりました。
今回の地震は、大変厳しいものだが、これを日本が本来あるべき姿に組み替える機会にしなくてはいけない、というご指摘でした。
そして、今回の地震を契機に、様々な既存のシステムが、実は砂上の楼閣であるということも学んだと。
まったくの同意見です。
東北の物流が仙台に一極集中であったことも、今回の事態深刻化の一要因です。
畜産も、トウモロコシ依存度が高すぎることが、今回の惨状の一要因です。
常磐養鶏さんは、飼料米にシフトしていたので、まだ救われたほうだと。
リスク分散を図るポートフォリオ戦略が、あらためて重要なキーワードになります。
既存の当たり前の考え方が、必ずしも正解ではないことを、改めて真剣に見つめなおさなくてはいけません。
震災前に逆戻りの復興では意味がありません。
今後の社会構造は、今回の反省を踏まえ、新たな枠組みでなければいけません。
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