いまこそ「経済(経世済民)」です。史上最大のお花見にしてはどうでしょうか。
いまこそ、「経済」を重視しなければいけません。
緊急時の支援は重要ですが、支援だけでは未来は見えてきません。
未来を切り拓くのは「経済」です。
「経済」という言葉は、福沢諭吉先生が、エコノミーを「経世済民」と訳し、そこから生まれた言葉です。
「経世済民」とは、世の中を治めて、民を救うという意味です。
本来の「経済」は、そういう意味です。
平和な時代は、経済という言葉の本質から逸脱し、マネーゲームや競争原理ばかりが横行していました。
しかし、この震災を契機として、本来のあるべき経済システムを構築することが不可欠です。
経済は、明るい未来への必須条件です。
桜の季節がやってきました。
ゴールデンウィークまで、東北の桜は見頃です。
仮に1,000万人の方々が、東北の花見にお出かけしていただければ、莫大な経済効果であり、復興の起爆剤になるでしょう。
交通費や食費などで、一人平均1万円の消費をすると、単純計算で1,000億円の経済効果です。
史上最大の震災に負けないよう、史上最大のお花見で盛り上げてはいかがでしょうか?
自粛や義援金の寄付ではなく、これからは経済重視です。
経済は生き物ですから、良い循環は、めぐりめぐって地域や全国に波及します。
震災まで、そもそも日本の景気は今一歩でした。
この震災を起爆剤に、たくさんの特需を創出し、東北経済が復活をし、日本経済全体を牽引していくぐらいのビジョンが必要です。
その中で、極めて重要な条件は、「ただちに」対応すべきということです。
ただちに、アクティブな経済活動にギアチェンジをしないと、阪神大震災でも学んだように、海外や様々な事情に置き換えらえ、手遅れになってしまいます。
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