普通の経済活動を
今日も、福島の農業法人代表者と打ち合わせをしました。
本当に福島農業は困っています。
いつになったら普通の状態になるのか?
一体農業生産を継続しても良いのか悪いのか?
収穫している青果物のほとんどは、基準値オーバーでもなんでもないのに、何故売れないのか?
応援キャンペーンなどと報道されているが、実際には量はわずか、価格は激安で、農家のためにはなっていなという現実を世間は知っているのか?
流通業者も消費者もその他も含めて社会全体が、福島農業と普通に取引をすることが大事です。
特別扱いでも、特別かわいそうに思うのでもなく。
普通の商品なのですから、普通の価格で、普通の量の取引をすることが、社会全体にとって最も重要です。
このままでは大震災によるボディーブローで、どんどん経済が悪化していきます。
福島だけのことでも、東北だけのことでもありません。
昨日日本のGDPが大きく落ち込んでいるという発表がありましたが、その解説をした大臣の発言を聞いてあきれました。
日本は、いま本当に非常事態の渦中にあるという危機意識を全く感じませんでした。
国の保護を待っていても、期待なんかできません。
自ら、ただちに、具体的なアクションに移ることが重要です。
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